紹介記事
良ゲーの香り漂う「オービットサーガ」が実際に面白かったのでご紹介。せっかくなので効率の良い進め方も考えてみる
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本作におけるプレイヤーの役割はサマナー(召喚士)である。主なお仕事は,「ガーディアン」と呼ばれるユニットを手に入れて育て,召喚して戦わせたり,拠点のマップに配置して守らせたりすること(拠点といっても,本作は村ゲーでもクラクラ系でもない)。詳しくは後述するが,ガーディアンの入手と育成,召喚を駆使するバトル,そして拠点の防衛,この3点を合わせて楽しめるタイトルである。
そんな本作に期待しつつ実際にプレイしてみたところ,端的言って筆者は「面白いゲームだなこれ」と感じた。もっといえば,面白くなるまでの期間が,ほかのゲームに比べて圧倒的に早かった。
……とはいえ,とくにガーディアンの育成や編成についてはカードゲームでいうところのデッキ構築と同じように自由度が高く,指針なしで進めなければならない点に苦手意識を覚える人もいるはず。実際,ストーリーモードなどは比較的スイスイと進められるが,対戦を始めた瞬間に「これって非効率なことをしてるんじゃないか」などと疑心暗鬼になったりもする。場合によっては,そのタイミングが“やめどき”になってしまっている人も少なくないだろう。
というわけで今回は,「チュートリアルがちょうど終わったところ」「序盤でつまづいて放り出した」ぐらいの人に向けて,ガーディアンの育成や編成のコツを,適宜TIPSを交えてお伝えしよう。
ちょうど(?)4Gamerでは,各ガーディアンをその能力やレアリティなどで絞り込める,「ガーディアンデータベース」を用意している。今回は,当該データベースの使い方も合わせて覚えて帰ってほしい。
背景設定とゲームシステムをざっとおさらい
ストーリー/対戦の各モードで進攻/防衛を楽しむゲーム
本作の舞台は,偉大なる「セイント・サンド」(という人)が創造した言われるファンタジーテイストの異世界。主人公たるプレイヤーは,とある理由でこの異世界に飛ばされ,ひょんなことから星島(スターアイランド)の守護を任されることとなった。プレイヤーは星島と契約したサマナーとなり,仲間として戦ってくれるガーディアン達と共に,宇宙を侵蝕する「カオス」と戦う。そして星島を守りつつ,サマナー自身も元の世界に戻る方法を探すのだ。
大雑把にいえば,オービットサーガは「サマナーによる星島の攻め合い」だ。プレイヤーは星島を管理するが,それは(CPUキャラクターも含めて)ほかのプレイヤーも同じ。以下で,本作で行うプレイヤーのお仕事をざっと紹介していこう。
なお,本作には進攻戦/防衛戦という2種類の戦闘要素があるが,とくに区別しない場合は両方を“バトル”と呼ぶことにする。
<メイン画面の見方>※主な数値部分のみ
(1)Rank……サマナーが経験値を獲得することで上がっていくレベルのようなもの
(2)BP……対戦時,ほかのプレイヤーの星島を攻める時に消費するポイント
(3)AP……ストーリーモードやイベントでバトルを行うためのポイント
※APとBPは8分につき1ポイント,さらにプレイヤーのRankが上がるたびに全回復
(4)勲章……主にほかのプレイヤーとの対戦で獲得できるポイント。ショップやガチャの使用で消費する
(5)星砂……本作の最も基本的なゲーム内通貨。あらゆる局面で消費する
(6)星鉱石……ガチャやAPの回復,ショップでの使用により消費する。有料通貨でもあり購入も可能
<ゲームの流れ>
■ガーディアンを入手する
■ガーディアンでチームを組む
■進攻する
■防衛する
■ガーディアンとサマナーを強化する
どんなガーディアンを集め,育てるべきか。
まずはガーディアンの能力の見方を覚えよう
さて前置きが長くなってしまったが,ここからが本題。
本作には現時点ですでにガーディアンが190体以上が用意されている。かなり多めだ。
プレイヤーは,これらをうまく組み合わせて進攻したり防衛したりすることになる。もちろんその能力はさまざまなので,まずはキチンとガーディアンの能力を把握できるようにおきたい。レベルや経験値といった直感的に分かるところ以外の部分の見方を覚えておこう。
<ガーディアンの見方>
(1)限界突破……レベル上限の開放回数(最大で4回)
(2)コスト……防衛戦時,当該ガーディアンをオービットに配置するために必要なポイント
(3)召喚ポイント……進攻戦時,当該ガーディアンを召喚するために必要なポイント
(4)バトル能力……基本的なステータス。HP:体力 DEF:防御力 ATK:攻撃力 CRT:クリティカル攻撃発生率
(5)ユニット特性……当該ガーディアンの持つ能力を表すもの
(6)チーム効果……当該ガーディアンをチームに組み入れた時に,常時受けられる効果
(7)戦闘スキル……進攻戦時,サマナーが発動できる技
(8)属性……ガーディアンの持つ属性。これは【地】属性。【地】を含め,【火】【水】【光】【闇】と,計5つの属性がある
(9)防衛時のサブユニット……防衛戦時,当該ガーディアンを配置したとき,追加で配置されるお共のガーディアン
重要かつ説明が必要そうなところだけピックアップしよう。
まずは(8)の属性。
ガーディアンの属性は【火】【水】【地】【光】【闇】の5種類で,【火】【水】【地】は三すくみ,【闇】と【光】は相互に弱点属性(お互いに与ダメージ,被ダメージ共に増加)となっている。
次に(7)のユニット特性。
これは平たくいえば,ユニットがどういう特徴を持っているかを大雑把に表したものとなっている。
“大雑把”としたのは,ユニット特性は,戦闘におけるなんらかの能力と1対1で対応しているわけではないためだ。たとえば「ヒーラー」というユニット特性は,「当該ガーディアンが回復するための手段を持っている」ということだけを表している。実際には,同じヒーラーでも,瞬時にガーディアンやサマナーを回復できるものもいれば,一定時間,少しずつHPを回復するというタイプもいるのだ。
次に(8)チーム効果。
チーム効果は,「そのガーディアンをチームメンバーとしている間,常に発動する」効果。その種類はさまざま……のように見えて,実はチームのガーディアンあるいはサマナーのATKやDEFといったバトル能力を上げるものがほとんどである。
なおストーリーモードではほかのプレイヤーのガーディアンを1体連れて行くことができるが,チーム効果を発揮できるのはフレンドのガーディアンだけだ。
最後に(9)戦闘スキル。
これはプレイヤーが進攻戦時に任意で発動できるガーディアンの技だ。
これも種類はさまざまで,近距離/遠距離で敵にダメージを与えるもの,HPを回復するもの,敵を“怯えさせる”もの,時間を停止するもの(!)などが存在する。
ただし,召喚されている最中のガーディアンのスキルは使えない。召喚ポイントがなく当該ガーディアンを召喚できない時に使う,あるいは,そもそも召喚することを想定せず,スキルを使うためにそのガーディアンを連れていく,といった運用方法になるだろう。このあたりは,チーム編成の方針次第だ。
チーム構成の定石っぽいものを考える
序〜中盤は同属性による“染め”がお手軽
次に,ガーディアンの属性やユニット特性,チーム効果を考慮して,実際にどのように組み合わせればいいのかを考えてみよう。
……とはいえ,はっきりいってチーム作りは自由度が高く,プレイヤーのアイデア次第でさまざまなパターンの組み合わせが考えられる。敵の情報を仕入れたうえで,適宜アンチのパターンを考えるタイミングもあるだろう。
筆者のRankがまだ中盤ということもあり「これだ!」と言い切れない部分があるということをお断りしたうえで,以下では基本的な考え方と,キーとなりそうなチーム特性,それを持つガーディアンを紹介したいと思う。
(1)チーム効果をベースに,メンバーの候補を絞る
ガーディアンの種類はかなり豊富なので,いきなりこの中から最適な組み合わせを見つけるのは大変。まずは検討材料として,最も大きなくくりとなるチーム効果を利用したい。
ガーディアンデータベースで適当にいくつかのガーディアンを見ると分かるが,チーム効果は大きく「チーム(ガーディアン達)の能力を底上げする」「サマナーの能力を底上げする」の2種類に分けられる。おそらく多く人が1体はチームに含めるであろう★5のガーディアンを例にとると,以下のような感じだ。
チームの能力を底上げするタイプ |
サマナーの能力を底上げするタイプ |
ざっと遊んでみたところでは,最終的にはサマナーの能力を底上げして「サマナーの圧倒的な攻撃力で突き進む」ほうが強くなる印象だ。
ただし,そのためにはチームメンバーをレアリティの高い(よりサマナーを強くしてくれる)ガーディアンでキチンと固める必要がある。そのため序〜中盤においてはチームの能力を底上げするパターンを採用して,確実にカーディアン収集と育成に努めたほうが良さそうだ。
(2)同じ属性で染める
チームの能力を底上げするタイプのチーム効果は,一部例外はあるものの,同族性のガーディアンに対して効果を及ぼすものが多い。そのためチームメンバーは同じ属性で編成してやる,つまり“染め”てやると効率がいい。なにより多くのガーディアンの中からさらに候補を絞れるので,考えるのもラクだ。
(3)弱点属性をカバーする
【光】【闇】属性はそもそもガーディアンの数が相対的に少ないため,序〜中盤では【火】【水】【土】という3つの属性を使う事になるはず。そしてこの3つの属性は三すくみとなっているため,同属性でチームを組んだ場合は当然,弱点属性が生まれてしまう。
そんな場合は,ユニット特性「属性変化」を持つガーディアンを組み入れよう。こうしておけば,たとえばチームを【水】で染めた状態で弱点属性である【地】のガーディアンと相対した場合,属性変化に関連するスキルを発動してチームの属性を【火】(あるいは【地】)に変えるといったことが可能となる。こうすることで,有利,あるいは互角な条件で戦うことが可能となるわけだ。
(4)回復役を連れていこう
進攻戦の敗北条件の一つは,サマナーのHPが0になること。敗北してもアイテム「天使の羽」を使えば進攻戦に復帰できるほか,HPの回復はアイテム「ポーション」でも行えるが,これらはいずれも貴重なアイテムとなっている。繰り返すが,ポーションすらも本作においてはやや貴重な部類のアイテムなのだ。
というわけで,チームには可能な限り回復役を入れておきたい。具体的にはユニット特性「ヒーラー」のガーディアンである。ユニット特性のところでも説明したように,ヒーラーにもサマナーや味方のガーディアンのHPを瞬時に回復してくれるものと,一定時間,徐々に回復してくれるものの2種類がいることを念頭におこう。
(5)常にガーディアンが前面で戦えるような構成にしよう
(1)で決めた構成ではサマナー自身のHPやDEFを強化できないため,戦闘は可能な限りガーディアンに任せることになる。召喚や,戦闘スキルの使用によるクールダウンですべてのガーディアンが使用不能になり「戦場にサマナーだけ」というタイミングを作らないようにすることが重要だ。
ではどうするかだが,(3)(4)を考慮しつつ,なおかつ「常に2体のガーディアンが戦場にいる状態を作る」という点を押さえれば安定する,というのが筆者の印象だ。
少し抽象的に書くと,5体のガーディアンを□□△△○という記号で表すとして,□□と△△の2体ずつを交互に召喚する,そして○はスキル専門として使う,という感じだろうか。
というわけで,上記の5点を押さえて作った筆者のチームは,現在以下のような形となっている。これが正解など言うつもりは毛頭ないが,このようなチーム構成をベースにアレンジしていくと,安定してプレイできるはずである。
ちなみに,回復させたら右に出る者がいない「地霊ガイア」※が中心となっているのは,たまたま最初に入手したレアリティ★5のガーディアンだから(メインアイランドに据えると異常なまでに粘り強い)。□□△△○で解説すると,□□が「地霊ガイア」と「ガネーシャ」,△△が「旅人カブリアント」と「樹霊マヤウェル」※,○が「青の魔女見習い」だ。
※スクリーンショットではそれぞれ進化後の名前に変わっているが,ここは分かりやすく進化前の名称を使用している。ガーディアンデータベースで使われている名称も,すべて進化前のもの
地霊ガイアとガネーシャを召喚している間は,旅人カブリアントの攻撃スキルや樹霊マヤウェルの回復スキルを,後者二人を召喚中はガネーシャの支援スキルや地霊ガイアの回復スキルを使う形となる。すべて【地】のガーディアンなので,弱点属性である【火】の敵に囲まれたら青の魔女見習いが持つ戦闘スキル「ウォーターボディ」(すべての味方を水属性に変化する)を使うというわけだ。
なお(1)で書いたとおり,サマナーの能力を底上げするパターンでチームを作る場合は,レアリティの高いガーディアンがほしいところである。装備画面でサマナーのステータスの変動を見つつ,チームを組み立てるといいだろう。
サマナーとしての心得として覚えておいてほしい
進攻戦/防衛戦,そのほかプレイに関するTIPS
最後に,これだけは押さえておきたい行動などを簡単にまとめておこうと思う。プレイの参考にしてもらえれば幸いだ。
<進攻戦の心得>
・ガーディアンを先行させよう
少し触れたが,サマナーのDEFが低い(ようなチーム構成にする)なら,サマナーを戦闘に参加させることは極力控えるのが定石。敵に近付いて戦闘スキルを使うタイミングでなければ,戦っている自分のガーディアンの姿を画面外に出してしまうほど移動してもいいぐらいだ。ややチキンな感じだが,プレイヤーはそもそもサマナーなわけだし,問題はない。
・自動移動に頼りきるのではなく,要所ではサマナーを操作しよう
進攻戦中は画面右下にあるアイコンで移動が可能。しかしこのボタンは最深部までの最短距離を行こうとするので,並べられたトラップにかかったり,待ち構える敵の群に突っ込んだりしてしまう。適宜手動で操作してやろう。
・宝箱をガンガン開けていこう
上のポイントにも関連するが,本作は進攻戦のマップに宝箱が置かれている。宝箱は自動移動で進む方向ではなく,クリアとは関係のない袋小路の方向に置かているので,これを見逃さないようにしよう。
・広い場所で戦おう
サマナーはできるだけ戦っているガーディアンと距離を置きつつ,なおかつ広い場所で戦ったほうが良いというのは前述のとおり。とくに対戦時のボス戦は,戦場がやたらと狭い。そして狭いところに追い込まれてしまうと,“吹き飛ばし”のような攻撃を持つ敵にハメられてしまうことがある。当然,吹き飛ばされている間は召喚も,戦闘スキルを使うことができない。そのままあえなく敗北……,ということに十分なりうるのだ。
対戦のボス戦(敵プレイヤーのメインアイランド)はここ。サマナーの進攻開始地点付近で戦うと,この狭い部分に詰められる可能性があるので(右に続く) |
奥側へ移動して戦うようにしよう。奥側は奥側で罠が張り巡らされているはずなので,もちろんそれにも注意すること |
・対戦では相手をちゃんと選ぼう
防衛側には,メインアイランドに配置したガーディアンに防衛ボーナスがあるなど,いろいろと有利な点がある。それを考えると,はっきりいって「自分より弱い敵」と戦ったほうがいい。とくにこちら側の攻撃力が低いうちは,メインアイランドに回復の化身といえる地霊ガイアが据えられているようなら避けたほうが無難。制限時間内に倒し切るのはかなり骨だ。
・どんどん対戦しよう
自分より相手が下だと思ったら迷うことなく進攻したい。
そもそも進攻戦は,勝つと経験値,星砂,勲章,プレイヤー間の対戦ランキングを決めるランキングポイントなどが得られるし,負けてもランキングポイントが減るだけだ。
<防衛戦の心得>
・一度に複数のガーディアンを敵に当てよう
戦力の逐次投入ほど愚かなものはない! ということで,オービットにガーディアンを配置する場合は,攻めてくるサマナーとガーディアンに対して,複数の味方ガーディアンが一度に立ちふさがるようにしよう。
・時間切れを狙うのもあり
一斉に味方のガーディアンをぶつけるならある程度広い地形パネルを選ぶ必要があるが,これは逆のパターン。曲がりくねった狭い通路,壁付きの通路,進路を妨害するタイプのトラップでひたすら進攻側の時間を浪費させる。
・ガーディアンを進化させよう
ガーディアンは,進化すると防衛時のサブユニットが増えるものが多い。防衛の要(かなめ)となるようなガーディアンは,優先的に進化させておくといいだろう
ガーディアンを進化させると(続く) |
防衛時のサブユニットが増えがち |
・地形効果をちゃんと利用しよう。
プレイヤーはオービットの「スタイル」を選ぶことが可能となっており,スタイルによってそれぞれ,主に特定属性に対して防衛側にボーナスがある。小さなボーナスだが,これを利用しない手はない。
・敵のHPを削る地形パネルを使おう
ポイズンエリアやマグマエリアなどは,敵のサマナーやガーディアンのHPを削ることができる。これが結構バカにできないレベルで,膨大なHPを持つような敵にはヘタな攻撃をするよりも有効だ。これらのエリアの上で戦うことになるよう,うまくガーディアンを配置してやることが重要となるだろう。
・弱みを見せて誘おう
いくら凝った防衛網を敷いても,対戦においては相手に攻めてもらわないと始まらない。「なかなか攻めてくれないな……」という時は,あえて隙を作ってみよう。
■その他TIPS
・究極ガチャチケットをあらゆる場面で入手しよう
最上位のガチャである究極召喚ガチャ。これを1枚で1回引ける究極ガチャチケットは,積極的に手に入れたい。
実はこのチケットは,いたるところで手に入る。イベントクエスト,ミッション,さらに,特定のガーディアンのレベルを最大にしてやると,図鑑で「MAX LV 報酬」という形で入手が可能。レアリティの高いガーディアンが欲しい時は優先的に狙っていきたいところだ。
・ハードモードで進化素材をとろう
そのままだが,強化/進化用の素材は,デイリークエストやストーリーモードで特定のクエストをクリアすると順次アンロックされる,「ハードモード」のクエストで獲得しよう。
・フレンドをガンガン増やそう
本作には「フレンドアシスト」という機能があり,進攻戦/防衛戦時に,リアルタイムでフレンドを助けたり助けられたりすることができる。フレンドを助けるといっても実際に戦闘に参加するわけではなく,画面上に出現するポップアップをタップしてやるだけだ。これで相手側にちょっとしたバトルにおけるボーナスが付与される。助けた側には星砂が(まあまあの量)与えられる仕組みだ。
・勲章を貯める(やや微妙な)方法
上位召喚ガチャを回せたり,ショップでサマナーの装備と交換したりできる勲章。ミッション報酬などを除けば主に対戦で入手することになる勲章だが,一度に獲得できる枚数は少なめだ。
小見出しのとおりやや微妙だが,勲章はレアリティの高いガーディアンを売却することでも入手できる。イベントクエストなどで良いガーディアンがたくさん手に入ったら,一部は強化/限界突破用に残しておくとして,場合によっては売ってしまっていいかもしれない。あくまでも「本当に欲しい装備品があれば」だが。
絶妙のバランスで時間,頭,体使う。
そんなゲームを求めている人にかなりおすすめ
以上,独断と偏見を多めでお伝えしたが,いかがだっただろうか。
APが長時間のプレイを抑制してくれるおかげで,有料アイテムを使いまくらない限りは,それほど連続して本作をプレイすることはないだろう。進攻戦は1戦10分という制限付きで,慣れたデイリークエストを回したり,格下のプレイヤーと対戦したりする場合などは,大抵3分前後で決着がつく。日々のプレイで本当に時間を使わないタイトルである。
とはいえ,チーム構成選びや防衛陣を考える楽しさはしっかりと味わえるし,進攻戦におけるちょっとしたアクションの緊張感もなかなかに高い。このように,時間,頭,体を少しずつ使うような作りになっているにも関わらず,物足りなさは感じない。この絶妙のバランスが,オービットサーガの魅力である。良い意味で実にスマホゲームらしい作りだ。
正式サービス開始から3か月弱が経過した本作では,まだバランス調整やシステムの拡張が行われている。プレイヤー間のコミュニケーションと協力を活発化する「ギルド」も最近追加された機能で,まだこれからといったところだ。今遊びたいゲームを探している人は,始まるのにちょうどタイミングのタイトルと言えるかもしれない。
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