イベント
カプコンの新作タイトル「デビル メイ クライ 4 スペシャルエディション」「大逆転裁判」「戦国BASARA4 皇」を先行体験できた合同イベントをレポート
5月9日の札幌会場を皮切りに名古屋,福岡,大阪と開催された合同イベントも,今回の東京でラストとなる。本稿では,開発陣のトークショウを中心にイベントの模様をレポートしよう。
(左から)カプコンのプロデューサー 小嶋慎太郎氏(「大逆転裁判」)と,エグゼクティブプロデューサー 小林裕幸氏(「DMC4SE」「戦国BASARA4 皇」) |
トークショウは「DMC4SE」の紹介からスタート。まずは,本作のエグゼクティブプロデューサーを務める小林氏から,バージルやレディ,トリッシュがプレイアブルキャラクターとして追加されること,PC版「デビル メイ クライ 4」(2008年発売)で好評だった「レジェンダリーダークナイトモード」が追加されることなどが紹介された。なお,プレイアブルキャラクターの追加に伴い,それぞれのカットシーンが新たに用意されているとのこと。
さらに日本版の購入者には,2008年1月,「デビル メイ クライ 4」の完成披露会で上映された約60分のプレミアムムービーをダウンロードできる特典が付いてくる。これは本編のカットシーンをダイジェストで編集したもので,小林氏は「先に映像を見てからゲームをプレイしてもいいし,ゲームをやってから見るのも良し。プレイヤーのスタイルに合わせて楽しんでほしい」と述べていた。
「DMC4SE」コーナーの締めには,本邦初公開となる映像が披露された。ダンテ風の赤いコスチュームに身を包んたバージルが戦うという内容だったが,その詳細は明かされず。気になる出現条件などは,後日発表されるようだ。
「デビル メイ クライ 4 スペシャルエディション」公式サイト
続いて,小嶋氏が「大逆転裁判」を紹介した。19世紀末,日本とロンドンが舞台となる本作は,逆転裁判シリーズの主人公・成歩堂龍一のご先祖にあたる成歩堂龍ノ介が活躍する最新作だ。御琴羽寿沙都やシャーロック・ホームズ,アイリス・ワトソンといった個性豊かな登場人物の紹介をはじめ,探偵パートと法廷パートで構成されるお馴染みのシステム,共同推理や陪審バトルといった新要素などが紹介されていた。
また,体験版を近日中にニンテンドーeショップで配信することが発表された。シャーロック・ホームズと初めて出会うシーンから楽しめるとのことで,小嶋氏は「龍ノ介とシャーロックの漫才っぽいコミカルなやり取りを見られるので,ぜひ楽しみにしてほしい」と語っていた。
■関連記事:「大逆転裁判」成歩堂龍ノ介とシャーロック・ホームズの「共同推理」を堪能できる体験版の配信が決定
東京会場限定のスペシャル映像も公開。イベントにちなんだネタが満載で,来場者からも思わず笑い声がこぼれていた |
「大逆転裁判 −成歩堂龍ノ介の冒險−」公式サイト
最後に紹介されたのは「戦国BASARA4 皇」。新武将・千利休の参戦に加え,足利義輝と京極マリアがプレイヤー武将となり,40人の武将がプレイアブルになったことが紹介された。また,新要素の合戦ルーレットや天貨メダル,完全新作のストーリーが32本追加されるといったこともアピールされていた。
また,ダウンロードコンテンツとして配信される“6大コラボ衣装”のうち,発表済みの第1弾から第4弾までの衣装があらためて紹介された。第3弾の「新日本プロレス」とのコラボ衣装について,小林氏は「(真田)幸村と(浅井)長政が太ももを初公開していることが大きなポイント」とコメント(関連記事)。というのも,この2人は今まで太ももを露出したことがなかったため,どんな筋肉の付き方になっているのかは開発者にも分からなかったという。当然と言えば当然の話だが,今回のコラボ衣装を機に幸村と長政の太ももについて,開発チーム内で徹底的に議論が交わされたそうである。
なお,第5弾「ストリートファイターIV」シリーズ,第6弾「モンスターハンター」シリーズとのコラボ衣装は,近日中に発表されるとのこと。
「戦国BASARA4 皇」公式サイト
最後に小嶋氏は「『大逆転裁判』は裁判を知らなくても全然楽しめるゲームです。キャラクターが立っている,会話が面白いといった部分を楽しんでもらえればと思います」と挨拶。続いて,小林氏も「3タイトル合同でイベントをやることも,小嶋とこういった場で一緒になることも,まずないんですよ(笑)。各地で盛り上がっていただいて,本当に嬉しいです。『DMC4SE』は最高のアクションゲームに,『戦国BASARA4 皇』は合戦ルーレットを搭載したことで,今までとは違った遊びが楽しめるようになっています」と述べ,トークショウを締めくくった。
トークショウ終了後,小林氏と小嶋氏の合同インタビューが行われた。その模様をお伝えして本稿の締めとしたい。
――今回(東京会場)のイベントでは,約100人のお客さんが来られたとのことですが,実際にお客さんと触れ合ってみていかがでしたか。
小林氏:
ゲームの説明をしているなかで,ウケるところはウケていましたし,思った以上に笑いが出たという感触もありました。生のイベントならではの良さを感じましたね。
小嶋氏:
今回は5都市を回ったのですが,やはり土地柄の良さがありますよね。お客さんと触れ合う機会はそんなに多くないので,こうして生の声を聞けたのは嬉しかったです。あと,会場ごとにネタを用意していたので,それがウケたときも嬉しかったです。
――印象深いエピソードがあれば教えてください。
小林氏:
実は,札幌のイベントのときに風邪をひいてしまったんですが,ご飯がおいしかったので気持ち的には穏やかでした(笑)。あと,会場が結構広いところで,お店にフラッと来た方が立ち寄ってくれたり,たまたま来た人が試遊してくれたりしたので,それが嬉しかったですね。
小嶋氏:
繰り返し遊んでくれた方も多く,そういう方とお話できたのが嬉しかったです。
小林氏:
「デビル メイ クライ 4」はオリジナル版の発売から7年経ちますが,札幌のときに「やってました!」という熱量の高い男の子がいたんです。その子とは,かなり長話になりました(笑)。
――各会場で公開されたスペシャル映像は,のちほどどこかで見られるのでしょうか。
小林氏:
はい。その予定です。すぐに公開してしまうと,せっかく会場まで来てくれた方に悪いので,後日ということにはなると思います。
小嶋氏:
「大逆転裁判」のほうも,映像の公開時期は検討中です。
――最後にファンに向けてメッセージをお願いします。
小林氏:
3タイトル合同イベントということで,いろいろと大変だったんですが,やって良かったなと思いました。こういうアットホームなイベントは,今後も引き続き開催したいですね。
小嶋氏:
「大逆転裁判」に興味を持っている方が,「DMC4SE」や「戦国BASARA4 皇」に興味を持ってくれたり,その逆もあったようで,それを聞くと本当に良かったなと。こちらの思いを伝えたり,お客さんの熱量をいただいたりと,お互いの距離が近いイベントを今後もやっていきたいです。
トークショウ終了後に実施された小林氏と小嶋氏のサイン&握手会の模様 |
「デビル メイ クライ 4 スペシャルエディション」公式サイト
「大逆転裁判 −成歩堂龍ノ介の冒險−」公式サイト
「戦国BASARA4 皇」公式サイト
- 関連タイトル:
デビル メイ クライ 4 スペシャルエディション
- 関連タイトル:
デビル メイ クライ 4 スペシャルエディション
- 関連タイトル:
デビル メイ クライ 4 スペシャルエディション
- 関連タイトル:
大逆転裁判 −成歩堂龍ノ介の冒險−
- 関連タイトル:
戦国BASARA4 皇
- 関連タイトル:
戦国BASARA4 皇
- この記事のURL:
キーワード
(C)CAPCOM CO., LTD. 2008, 2015 ALL RIGHTS RESERVED.
ILLUSTRATIONS:Kazuma Kaneko/ATLUS
(C)CAPCOM CO., LTD. 2008, 2015 ALL RIGHTS RESERVED.
ILLUSTRATIONS:Kazuma Kaneko/ATLUS
(C)CAPCOM CO., LTD. 2008, 2015 ALL RIGHTS RESERVED.
ILLUSTRATIONS:Kazuma Kaneko/ATLUS
(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
(C)CAPCOM CO., LTD. 2015 ALL RIGHTS RESERVED.
(C)CAPCOM CO., LTD. 2015 ALL RIGHTS RESERVED.