どれだけ速く頂上へ到達できるかに挑戦。iOS向けアクション「ピコピコ！絶壁クライマー」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第791回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　己の肉体と技術を頼りに岩壁をよじ登り，頂上を目指す「ロッククライミング」というエクストリームスポーツがある。実際に体験したことはなくても，名前ぐらいは聞いたことがあるのではないだろうか。本日の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」では，そんな競技を題材にしたiOS向けゲーム「ピコピコ！絶壁クライマー」を紹介しよう。

ダウンロードは無料だが，広告の表示量/頻度はやや多め

iOS版「ピコピコ！絶壁クライマー」ダウンロードページ

　ゲームは，スタート地点から岩壁をよじ登っていき，頂上を目指すという非常に分かりやすいルールで楽しめる。壁には手と足をかける「赤」「青」「緑」「黄」の岩が，画面下部には同じく4色のボタンがあるので，下から順番に岩と同じ色のボタンをタップしていこう。ただし，次の岩と異なる色のボタンをタップすると即ゲームオーバーなので，油断は禁物だ。
　無事に頂上まで辿り着くことができれば，クリアタイムがスコアとして記録される。このスコアはGame Centerにも対応しており，全国のクライマーと競い合うこともできるのだ。

手足をかける岩はカラフルでとても目立つ。体を預ける岩と同じ色のボタンをタップして上を目指そう

ちなみに筆者の最高記録は16秒台後半。そして，トップランカーはまさかの10秒切り。次元の違う速さだ

　ハイスコア獲得のコツは，「次の岩に対応するボタンを，いかに速くタップできるか」に尽きる。次の岩に対応するボタンを瞬時に判断できなければ，ずるずるとタイムをロスしていき，結果も目に見えて悪くなるはずだ。ボタンの位置を暗記して，岩だけを見るくらいのつもりでプレイできなければ，平凡な記録から抜け出すのは難しいだろう。
　なお，岩の配置はランダムだ。4色がバランスよく続いたかと思えば，同じ色が連続したりもする。どのようなパターンになるかは完全に運だが，同じ色が続いたときのほうがいいスコアを獲得しやすいはずだ。


　壁面にある岩と同じ色のボタンを押すというシンプルな内容で，誰でも気軽に楽しめる本作。毎回同じパターンで登頂することはないため，繰り返しプレイしても飽きにくいのが嬉しいところだ。広告の表示量が気になるものの，ハイスコアを記録したときの達成感はかなり大きいので，一度試してみてはどうだろうか。

著者紹介：トリスター/目代将規
　ゲームやアニメの書籍企画，編集，シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや，一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。

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