イベント
「ザクセスヘブン」試遊バージョンのインプレッション&プロデューサーへのミニインタビューを掲載
試遊機で「私立翠嶺学園」の序盤を体験
今回,試遊機で体験できたのは,その学園のうちの1つ「私立翠嶺学園」の序盤だ。
本作のクエストの内容は,キャラクター同士の掛け合いが楽しい「アドベンチャーパート」と,敵とバトルする「戦闘パート」の2つで構成されている。アドベンチャーパートで問題や騒ぎが起きた経緯を知りつつ,その解決のために敵を倒す,というのが基本的な流れだ。
バトルはターン制で進行し,最大6人からなるパーティで挑むことになる。操作は簡単で,パーティメンバーをタップすると敵に攻撃でき,メンバー全員が攻撃を終えると敵のターンに移行する。敵をタップすることでターゲッティングが可能なので,すばやく排除したい敵が現れた場合に活用したい。
また,キャラクターはそれぞれ異なる特殊能力「ザクセススキル」を持っている。効果はさまざまだが,ボス戦などここぞという場面で使うのが基本だ。
敵を攻撃すると,「ザクセスコネクト」の発動に必要なゲージも増加するが,複数のパーティメンバーが同じ敵を攻撃した場合,「LINKED」と判定され,このゲージが大きく増加する仕組みになっている。
ザクセスコネクトは,パーティメンバーが敵に一斉攻撃を加えて,大ダメージを与える切り札だ。ゲージを溜めて,画面中央下にある六角形のオブジェクトを上方向にスワイプするとカウントダウンがスタートし,ゼロになると発動する。
なお,溜めたゲージ量は「LinkLv.」で確認できるが,このLinkLv.が高いと通常より強いザクセスコネクト“超連携”が発動する。超連携では個々の必殺技名が合体し,「恋の酔桜会心超電磁XD」や「ピンポンアバター酎桜再現TIME」といった技名が表示される。何を言っているのかは筆者にも分からないが,とにかく強力だ。
バトルではパワーアップアイテム「バトルチップ」が獲得できる。バトルチップはその戦闘中のみ使えるアイテムで,敵にダメージを与えたり,味方のステータスを底上げしたりといった効果がある |
同じキャラクターを繰り返し使うことで「友情Lv」がアップし,特殊なクエストやアビリティが開放される。本作には150体以上のキャラが存在するとのことなので,やりこみ要素として楽しめそうだ |
以上が,試遊機で体験できた内容だ。今回のゲームプレイを終えて,キャラクターの掛け合いが面白い「アドベンチャーパート」と,切り札であるザクセスコネクトで爽快感を味わえる「バトルパート」の比重が,飽きのこない丁度良いバランスになっていることを確認できた。
なお,試遊を終えたあとに,ザクセスヘブンのプロデューサーである,近藤貴浩氏と萱沼由晴氏にインタビューする機会を得た。その内容を以下に掲載するので,こちらも合わせてチェックしてほしい。
4Gamer:
ザクセスヘブンの世界に存在する5つの学園のうち,今回は「私立翠嶺学園」「紅蓮第壱商業高校」「蒼鋼工業高校」の3校が公開されましたが,これらはゲーム開始時に選択できるのでしょうか。
萱沼氏:
そういう仕組みではなく,ゲームを開始したらまずは私立翠嶺学園の物語を楽しんでいただき,この物語をクリアした後で紅蓮第壱商業高校,蒼鋼工業高校という風に,順番にプレイしていただく予定です。
4Gamer:
学園が変わると主人公も別人になるのでしょうか。
菅沼氏:
はい。私立翠嶺学園であれば凛城あすか,紅蓮第壱商業高校であれば紅 神夢偉が主人公になります。
4Gamer:
戦闘パートの超連携は,技名が面白く演出も派手で,見ているだけでも楽しいですね。
菅沼氏:
今回の試遊機で用意させていただいたパーティメンバーは,いずれも素早いキャラクターなので,LINKEDを狙いやすかったと思います。キャラクターの中には,攻撃力は高いが攻撃速度は遅いといった特徴を持つ者もいますので,そうしたキャラを使いこなすには,ちょっと練習が必要かもしれません。
近藤氏:
戦闘を自動で行うAUTOモードや,戦闘速度が3倍速になるモードもあるので,併用することで雑魚との戦いをスピーディに進められます。ただし,強敵との戦いではマニュアル操作で挑んだほうがよいでしょうね。
菅沼氏:
LINKEDを狙っていかにLinkLv.を上げるかが,バトルのポイントになります。コンボ数に応じてダメージ倍率が上昇するので,攻撃力の高い技は後ろに持ってきたほうが大ダメージを見込めたりしますが,回復系の技を持ってくると回復効果に倍率がかかり,パーティの体勢を立て直したりもできます。
4Gamer:
ちなみに,コンボ数は戦闘後の報酬に影響しますか?
菅沼氏:
そういった要素は用意していませんが,ボスに与えた最大ダメージをフレンドと競い合う「ダメージランキング」というコンテンツがありますので,上位を目指してみるというのも面白い遊び方になると思います。
4Gamer:
そちらもやりがいがありそうですね。8月中の正式リリースを楽しみにしています。
「ザクセスヘブン」公式サイト
キーワード
(C)BNOI / SEGA
(C)BNOI / SEGA