プレイレポート
新作ブラウザゲーム「To LOVEる ダークネス -Idol Revolution-」プレイレポート。原作でお馴染みのキャラクターを育成し,宇宙一のアイドルグループを目指せ
本作は,大人気のラブコメディマンガ「To LOVEる -とらぶる- ダークネス」を原作とするソーシャルゲームで,原作に登場するキャラクター達を“アイドルグループ”に育て上げることが目的となる。原作の展開から離れて,プレイヤー自身を主人公としたオリジナルのストーリーが展開されていく。
今回は,一般公開に先駆けてテストプレイを行ってきたので,そこで判明したゲーム内容について紹介していこう。なお,本作はmobageでサービスされている携帯電話/スマートフォン向け同名タイトルをもとにPC版としてアップグレードしたものとなる。すでにモバイル版をプレイしたことのあるという人でもPC版の独自要素やキャラクターなどを楽しめるだろう。
プロデューサーとなり宇宙一のアイドルグループを育成せよ
プレイヤーは,「宇宙一のアイドルを見つけてこい」という指令のもと,プロデューサーという立場でアイドルグループを育成しつつ,数々の「オファー」をこなしていく。
基本となるゲームシステムは,いわゆるカードバトルのシステムに近く,VOCAL/DANCE/ACTという3種類の能力のバランスを考えながら,いかに“アピール力”の高い「デッキ」を組むかが攻略のポイントとなっている。
ゲームの基本サイクルとしては,時間の経過で回復する「AP」を使ってオファーを受け,そこで突発的に発生するイベントに対応して,経験値やガチャ券などのカード収集/強化に必要なアイテムを集めていく。そして,キャラクターをどんどん育成し,より強力なデッキを組むといった感じだ。
「セッション」という,ほかのプレイヤーと対戦するモードもあるので,最強を目指してひたすらデッキを強化していくのも一興だろう。
ちなみに,原作はお色気の描写も多いことで有名だが,現状で確認できている範囲では,本作はややマイルドな仕上がりとなっているようだ。ただ,オファーが進むとオリジナルストーリーが発生するのだが,そこではTo LOVEるらしいシチュエーションになったりするので,原作のファンでもプレイする価値はあるだろう。
オファーを受けて仕事をこなして報酬を手に入れよう
メインモードのオファーは,基本的に自動で進み,突発イベントが発生したときだけプレイヤーのキー入力が求められる。
そのなかでも緊急ライブは,カードとは別のキャラクターレベルを上げるために何度も挑戦することになるコンテンツだ。緊急ライブを行うには,APと同様に時間の経過で回復する「BP」を消費する必要があり,設定されたVOLTAGEの数値をデッキのアピール力によって減らしていくという内容になっている。VOLTAGEを0にできれば報酬がゲットできる仕様になっている。
難度の高い緊急ライブもあるが,制限時間内であれば,減らしたVOLTAGEの数値はそのまま受け継いで何度もチャレンジできるので,BPの回復を待ってでもクリアしたいところだ。
リズミックパラダイスは,リズムアクションの要領で,タイミングよくキーボードの矢印キーを操作するミニゲームだが,同時押しを求められることが多くて個人的にはちょっと難しく感じた。ただ,一度のミスで失敗になるようなシビアさはないので,気楽に楽しむのがよさそうだ。
キャラクターとカードで育成方法は変わってくる
育成要素については,キャラクターとデッキに入れるカードの2種類をそれぞれ別個に育てるシステムとなっている。
キャラクターには,ララや小手川 唯といった原作でもお馴染みのキャラクター8人が登場し,このなかから3人のユニットを編成する。前述した緊急ライブでは,この3人のユニットに経験値が入り,それが一定以上になるとレベルが上がって「CP」を獲得できるようになっている。
ララ・サタリン・デビルーク |
ナナ・アスタ・デビルーク |
モモ・ベリア・デビルーク |
結城美柑 |
金色の闇 |
黒咲芽亜 |
小手川 唯 |
西連時春菜 |
CPとは,各キャラクターに設定された「ボーナスツリー」からスキルをアンロックするために使うポイントだ。スキルは,自身のカードのアピールポイントを一定の割合で上昇させるなど,デッキの強化につながるものになっている。
また,ツリーのなかには「NEWコスチューム」というマスもあって,ここをアンロックすると新しいコスチュームを手に入れることができ,そのコスチュームに着替えればゲーム中の画面に反映される。
注意点は,CPの値はキャラクターごとではなくメンバー一括で管理されているということだ。ユニットはいつでも入れ替えられるので,複数のキャラクターのレベルを上げてCPを稼ぎ,そのCPを一人のキャラクターにつぎ込むこともできるのだ。好きなキャラクターを優先するか,所持しているカードの種類によって有利になりそうなキャラクターを選ぶかで頭を悩ますことになりそうだ。
カードについては,緊急ライブなどで手に入るガチャチケットや課金などによって「ガチャ」を引き,いらないカードを合成して経験値として強化していくタイプとなっている。
スキルの強化,同じカード同士を組み合わせて覚醒させるといったこともでき,育成の幅は広い。ただ,細かい強化が積み重なってデッキの強さが決まるため,おろそかにしていい要素は一つもない。
キャラクターの可愛さについての説明は不要かと思われるが,ゲーム内で見られるチビキャラの動きもよく,全体的にていねいに仕上げられている印象だ。ゲームとしても,きちんと作られていて,コツコツカードを育成してデッキを強化するところは,カードバトルの醍醐味が感じられる。To LOVEるシリーズに登場する可愛い女の子達を末永く育てていこう。
事前登録にまだ間に合うので,本稿を読んで気になった人はさっそく公式サイトをチェックしてみよう。
「To LOVEる-とらぶる- ダークネス -Idol Revolution-」公式サイト
- 関連タイトル:
To LOVEる-とらぶる- ダークネス -Idol Revolution-
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