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[JAEPO2015]直感的に遊べる「シンクロニカ」や,小林幸子さんとコラボする「太鼓の達人 ムラサキVer.」など,バンダイナムコゲームスの音ゲーに要注目
「太鼓の達人 ムラサキVer.」は小林幸子さんとコラボ
同作は,筐体に備え付けられた和太鼓を叩く人気音楽ゲームシリーズの最新作で,「アナと雪の女王」の「雪だるまつくろう」,「妖怪ウオッチ」の「初恋峠でゲラゲラボー」など,人気の映画やアニメの最新曲を楽しめる。
歌手の小林幸子さんとのコラボも本作の目玉。小林さんが歌う「さちさちにしてあげる♪」が収録されているほか,小林さん本人もゲームに登場する。
これに先立ち,ニコニコ静画では,小林さんがゲーム内で着る「ラスボス風衣装」と,シリーズのマスコットキャラクター「どんちゃん」が着る「小林幸子さんをイメージしたきせかえ衣装」を募集するイラストコンテストが行われたのだが,今回のステージでコンテストの優秀賞と最優秀賞を発表する小林さんのビデオレターが披露された。最優秀賞の衣装はゲーム内に登場するとのことなので,楽しみにしたいところだ。
「シンクロニカ」は直感的に遊べる,新たな音ゲー
続いてはシンクロニカのコーナーとなり,開発スタッフである木水克典氏がゲームの概要を紹介した。
シンクロニカは2人での協力プレイが可能な音楽ゲーム。画面を流れてくるマーカーが円の中に入ったら,リズムに合わせてタイミング良くタッチする,というのが基本ルールだ。マーカーの中には,タッチしたまま指定されたコースを動かすものや,一定時間タッチし続けるもの,画面上をスワイプするものなどがあり,バラエティに富んだプレイが楽しめる。
画面を一目見れば遊び方が分かるくらいに直感的で,ステージで行われたデモプレイでも,コンパニオンがすぐに操作に慣れていたのが印象的だった。
既に「夏祭り」「インベーダーインベーダー」「千本桜」「紅蓮の弓矢」「君の知らない物語」といった収録曲が発表されているが,マーカーをタッチした際の演出は,それぞれの曲で異なったものが用意されているという。例えば夏祭りの場合,タッチすると花火が上がるといった具合で,見た目も実に華やかだった。
そんなシンクロニカは2015年6月から稼働開始予定とのこと。水木氏は「これまで音楽ゲームはハードルが高いと思っていた方にも,友達や恋人と一緒に気軽に楽しんでもらえるんじゃないかと思います。もちろん1人プレイでもやり応えは抜群です!」と,親しみやすさをアピールしていた。
さて,ここからはシンクロニカを2人でプレイした感触をお伝えしよう。
ディスプレイは全面タッチパネルとなっており,音楽に合わせてマーカーが流れてくる。タッチする場所は固定ではなく,曲に合わせてあちらこちらに円が出現する。思った以上にディスプレイが広いので,あちらこちらに手を伸ばすことになるのだが,音楽に合わせて身体を動かすという感覚が実に楽しい。
面白いのが2人一緒に同じ曲をプレイするという協力プレイのシステムだ。画面上には自分のマーカーしか表示されないのだが,両者がタッチしたタイミングが同じなら「Sync」と表示され,評価がアップ。Syncの表示が出る度に隣のプレイヤーの存在を強く感じられた。2人プレイの場合,自分がミスしても,仲間がうまくタッチしていればコンボが途切れないというのもポイント。筆者も何度かミスをフォローしてもらい,その度に感謝の念がわき上がってきた。うまい人の存在は実に心強いものとなりそうだ。あっという間にプレイは終わってしまったが,正式稼働後には友達を誘ってゲームセンターに行きたいと思った次第だ。
初心者から音ゲーファンまでやりがいあるゲームに。「シンクロニカ」開発スタッフにミニインタビュー
ステージイベント終了後,木水氏に話を聞く機会を得たので,その模様をお届けしよう。
4Gamer:
よろしくお願いします。来場者の反応はどうですか?
木水克典氏(以下,木水氏):
操作が簡単なので,初めてでもすぐに慣れて軽快にプレイされていましたね。見たところをそのままタッチするだけなので,すぐにできるようになると思います。
4Gamer:
2人が助け合う協力プレイがなかなかユニークですね。一方がミスしても大丈夫ですし。
木水氏:
両方のプレイヤーが失敗すると共用の「ライフ」が減っていくんですが,これがゼロになって初めてコンボ数が減っていきます。ライフがゼロになっても曲自体は最後までプレイして頂けますし,ライフが減ってもどちらかがうまくタッチすれば回復していきます。
4Gamer:
なるほど。2人のプレイヤーが異なった難度をプレイしたい場合はどうなるんでしょうか。
木水氏:
同じ曲で,それぞれに異なった難度の譜面を遊べます。高い難度だと失敗時のダメージが大きいので,そこを低難度のプレイヤーがフォローするなど,協力感がより際立つと思います。
4Gamer:
初心者にとって嬉しいポイントが多いようですが,いわゆる音ゲーファンの人にとってはどうでしょうか。
木水氏:
そこは安心してください。高難度の譜面は,画面のあらゆる場所にどんどんマーカーが出てきますので,やり応えがあります。
そして,音ゲーをやり込んでいるプレイヤーにこそ,ぜひ2人プレイを体験してもらいたいですね。1人当たり1曲中に1回だけ,好きなところでボーナスタイムを発動できる「シンクバースト」という必殺技的なものがあるんです。スコアを伸ばすために,曲のどこでどちらがシンクバーストを使うかを事前にブリーフィングをするような楽しみ方もして頂けます。
4Gamer:
戦略性のある音ゲーということですね。では,本作に期待している4Gamer読者にメッセージをお願いします。
木水氏:
シンクロニカは音ゲーが初めてでも取っつきやすいよう工夫してありますので,友達や恋人などと一緒に,気軽に触って頂ければ嬉しいです。
4Gamer:
ありがとうございました。
「シンクロニカ」公式サイト
「太鼓の達人 ムラサキVer.」公式サイト
- 関連タイトル:
シンクロニカ
- 関連タイトル:
太鼓の達人 ムラサキVer.
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