プレイレポート
「Dragon's Dogma Online」はシーズン1のフィナーレへ。今こそ,レスタニアへと旅立たんとする新人覚者のために冒険の手引きをお届け
今回4Gamerでは,ゴールデンウィークの連休を間近に控え,新たな冒険に旅立とうとしているプレイヤーのために冒険の手引きをお届けする。DDONの概要をあらためて紹介するとともに,導入部分のガイドを掲載しているので,新人覚者達の一助になれば幸いだ。
また本稿の最後には,新人覚者のみならず,現役または休眠中の覚者にも役立つ情報をまとめているので,ぜひ目を通してほしい。
「Dragon's Dogma Online」公式ビギナーサイト
COGアカウントを取得し,クライアントをダウンロード/インストールしよう
DDONは,2012年にリリースされたアクションRPG「Dragon's Dogma」(PlayStation 3 / Xbox 360)の世界設定をベースに,まったく新しい物語が展開する基本プレイ無料のオンラインゲームだ。プレイヤーは,衰弱しつつある白竜によって覚者となり,レスタニア大陸に迫る魔物の脅威に立ち向かっていくこととなる。
本作はオンラインゲームなので,PC/PS4/PS3というプラットフォームを問わず,インターネット環境が必須。また,あらかじめカプコンオンラインゲームズ(COG)の公式サイトで,アカウント(COG ID)を取得しておく必要がある。なお,登録に必要な情報はメールアドレスとパスワード,生年月日の3つだ。
次に行うのは,クライアントのダウンロードとインストール。これは公式サイトにプラットフォーム別の手順が紹介されているので,ぜひ確認してほしい。
以下はPC版の必須動作環境だが,「PCのスペックと言われても何のことやら……」という人でも,自分のPCでDDONを快適にプレイできるかどうかを測定できるベンチマークソフトが用意されている。「こちら」の記事を参照のうえ,チェックしてみるといいだろう。
●PC版 必須動作環境
OS | Windows 7 / 8 / 10 32bit版・64bit版 |
CPU | Intel Core 2 Duo E7600 3.06GHz以上 |
メインメモリ | 2GB以上 |
HDD空き容量 | 20GB以上 |
ディスプレイ解像度 | 1280×720ドット以上 |
グラフィックスカード | GeForce 8800以上,ATI Radeon HD 3870 |
DirectX | DirectX 9.0c以上 |
キャラメイクでレスタニアに降り立つ自分の分身を作ろう
オープニングムービーが終わったら,自分の分身となるキャラクターを作成する。
キャラメイクでは,顔のパーツや体格などをスライダーで細かく調整可能で,筋肉量や首の長さ,足腰の大きさにもこだわれる。
また,髪型は男女共通で62種類あり,当然,カラーも変更できる。そのうえ,ボイスは男女それぞれ12種類用意されており,ピッチの調整で声質も変えられる。キャラメイクに妥協したくないという人にとっても,DDONはうってつけだろう。
キャラメイクにあまりこだわりがなく,すぐに冒険を始めたいという人には,男女それぞれに15種類用意されているデザイナープリセットがオススメ。髪型や目の色などの一部だけを変更すれば,ほかのプレイヤーにはないオリジナリティをアピールできるはずだ。
初期ジョブは,片手剣と盾を装備し前線で戦う「ファイター」,遠距離から敵に大ダメージを与える「ハンター」,回復魔法や支援魔法で味方をサポートする「プリースト」,敵の注意を引きつけて味方を守る「シールドセージ」の4つから選択できる。
ちなみにジョブはゲーム内でも任意に変えられるので,あまり悩まなくてもいいだろう。
プロローグクエストとチュートリアルガイドで冒険の基本を学ぼう
キャラクターを作成すると,いよいよプロローグクエストがスタートする。このクエストはチュートリアルを兼ねており,レベル15のプレイヤーキャラクターを使って,移動やダッシュ,ジャンプ,カメラ操作などの基本操作を習得していく。
なお,クエストを1回プレイしても,操作方法がよく分からなかったという人は,メニューの「チュートリアルガイド」や公式サイトの「プレイマニュアル」を活用しよう。
プロローグクエストで学べる基本操作の中でも,きちんと把握しておきたいのが「カスタムスキル」だ。カスタムスキルはジョブごとの専用アクションで,さまざまな種類が用意されており,キャラクターレベルなどの条件を満たすことで習得可能。その中から最大4つをセットして冒険に出発できる。
ちなみにプロローグクエストではあらかじめカスタムスキルがセットされているが,冒険を進めていくにつれて,さらに多彩なスキルを習得し,各自のプレイスタイルやクエストの内容などに合わせてセットしていくことになる。
プロローグクエストをクリアすると,プレイヤーキャラクターはレベル1に戻され,本格的な冒険が始まる。まず最初に降り立つのは,拠点となる「白竜神殿レーゼ」。この神殿はいくつかの区画に分かれており,「中央広場」の奥にある「謁見の間」には覚者を生み出した白竜を筆頭に,主要な登場人物が勢揃いしている。
また,「商店区」では武器や防具などの売買,「宿場区」ではジョブの変更やカスタムスキルの習得,強化,セットなどがそれぞれ行える。
そのほか,神殿内には装備の変更やアイテムの整理などに使う「保管ボックス」や,各種アイテムの販売所,アイテムの生産施設となる「クラフトルーム」などが存在する。ただし,主要なものはゲームの進行に沿って利用方法が順次紹介されるので,最初からすべてを把握しなくても支障はない。
さまざまなクエストを受注して,レスタニアを冒険してみよう
冒険の軸となるクエストには,さまざまな種類がある。
まず「メインクエスト」は,DDONの壮大な物語が描かれるものだ。クエストをクリアしていくにつれて,白竜とレスタニアの人々を巡るストーリーが展開する。
「ワールドクエスト」は,フィールド上にいるNPCなどから依頼されたり,特定の地点で突発的に発生したりするもので,その情報は神殿中央広場にいるNPC「セネカ」のレスタニアニュースや,各拠点のエリアマスターなどから得られる。
さらにワールドクエストの中には,自力で見つけ出すか,エリアマスターに情報料を払うと情報が得られる「未公開クエスト」が存在。見事クリアするとボーナス報酬を獲得できる(初回クリア時のみ)。
「パーソナルクエスト」は覚者個人に関するクエストだ。ゲームの序盤では,主にレスタニアの世界を深く知ることができる内容となっており,神殿内の施設の場所や利用手順なども学べる。
また,パーソナルクエストのうち「ボードクエスト」は,神殿をはじめとする各拠点に設置された「クエストボード」で受託するものだ。特定のモンスターを倒した数が達成条件になっている「討伐クエスト」と,フィールド上の素材やモンスターを倒したときにドロップする素材などを収集する「納品クエスト」がある。
冒険の仲間として,またクラフトの要として頼りになる従者「ポーン」を活用する
異世界の戦士として,覚者に付き従うNPC「ポーン」。「Dragon's Dogma」シリーズを象徴する存在と言えるが,DDONではいずれかのジョブがレベル5になるとアンロッククエストが発生する。
ポーンは覚者と同じく,ジョブやスキル,アビリティの概念を持ち,パーティを組んでクエストに連れ出せば一緒に戦ってくれる。また,クラフトルームでは各種アイテムを生産させることもできる。
ポーンには「メインポーン」と「サポートポーン」と呼ばれる2種類の存在がある。
前者は覚者専用のポーンで,パーティを組んでクエストをクリアするなど,経験を積むことで徐々に成長していく。ジョブやスキル,アビリティ,装備を任意に変更することが可能だ。
後者のサポートポーンは,神殿などの拠点にある「リムストーン」を介して,ほかの覚者(プレイヤー)から雇うポーンのこと。メインポーンと同じく,パーティを組んで冒険に連れ出したり,生産に従事させたりできる。ただし,サポートポーンの場合は,メインポーンとは異なり,能力や装備は雇った時点のまま固定となる。また,サポートポーンを雇うには,ゲーム内通貨「リム」が必要で能力の高いポーンほど対価が高くなる。
さらに,サポートポーンには「冒険回数」と「クラフト回数」が設定されており,それぞれの数値がゼロになるとクエストに連れ出したり,クラフトを頼んだりできなくなる。その際は返却して,また雇い直すしかない。
レスタニアに散らばる覚者とコミュニケーションを図り,オンラインゲームならではの冒険へ
DDONに用意されているコンテンツのほとんどは,覚者またはポーンによる最大4人のパーティを組んで進行できる(いずれかのジョブがレベル8に達すると,パーティが組めるようになる)。とくにプレイヤー同士で協力して,クエストに挑めるのはオンラインゲームならではの楽しさ。ぜひ一度は体験してほしい。
物怖じして,ほかの覚者に声をかけられないという人も,「クイックパーティ」機能を活用すれば問題ない。この機能は,挑戦したいクエストを登録しておくと,同じ目的を持つ覚者を自動でマッチングしてくれるものだ。
また,冒険の中で気の合う仲間が見つかったら,「フレンド」に登録しておこう。これで,ゲーム内のチャットで連絡を取り合えるようになる。
さらにフレンド機能のほかにも,「クラン」と呼ばれるコミュニティ機能が存在する。クランは覚者同士で結成する最大100人の同盟で,メールやクランチャットなどによってメンバー間のコミュニケーションが取りやすくなる。またメンバー同士であれば,サポートポーンの雇用に必要なリムの量が大幅に少なくなるといったメリットもある。
クラン機能は,いずれかのジョブがレベル8になると利用可能だ。クランへの加入または新クランの設立したいときは,宿場区にあるクラン酒場のNPC「ギビザ」のところに向かおう。それぞれのクランはメンバー募集にあたって,「モットー」「活動時間帯」「特徴」を掲げているので,これらを参考にクランを選んでみよう。
ほかの覚者と協力するコンテンツとしては,最大8人のパーティで挑戦する「グランドミッション」が用意されている。これは期間限定で開催されるイベントで,いずれかのジョブがレベル10に達していると参加できる。ミッションの内容はNPCの護衛やモンスターの殲滅,レイドボス討伐など,さまざまな種類があり,その結果に応じて報酬が提供される。レスタニアの冒険に慣れてきたら,ぜひ腕試しに挑戦してみよう。
序盤の難関「サイクロプス」を相手に大型モンスターとの戦い方を学ぼう
レスタニアにはさまざまなクエストが待ち受けているが,そのハイライトと言えるのが大型モンスターとのバトルだろう。
大型モンスターは通常のモンスターと異なり,覚者達の攻撃によって体力が減少すると「怒り」状態に変わる。この状態の大型モンスターは攻撃力が高くなり,かつ覚者の攻撃が通りにくくなってしまう。
そこで突破口となるのが,大型モンスターの体力ゲージの下に表示される「スタミナゲージ」。スタミナをゼロにすると,大型モンスターが疲労してダウンするので有利になるというわけだ。
大型モンスターのスタミナゲージを減らす方法は2つ。1つは大型モンスターの身体にしがみついて揺さぶることだ。ただし,大型モンスターは覚者を振り払おうと抵抗するので,揺さぶりを中断して対処しなくてはならない。大型モンスターのゲージの下に黄色のアイコンが表示されたときは「耐える」,赤のアイコンが表示されたら「離れる」ことで振り落とされないようにするのだ。
2つめの方法は,弱点の「シークレットコア」を集中攻撃すること。シークレットコアは,プリーストのスキル「ヒールオーラ」を大型モンスターに当てると発現させられる。
DDONをプレイし始めた覚者が最初に遭遇することになる大型モンスターは,おそらくサイクロプスとなるだろう。サイクロプスは今後も続々と登場する大型モンスターの中でも,オーソドックスな存在といえるので,きちんと攻略の手順をマスターしておきたい。
キャンペーンや有料サービスを利用して,より快適に冒険を楽しもう
DDONは無料で楽しめるオンラインゲームだが,ゲーム内通貨「黄金石」を利用することで,より快適にプレイできるようになる。黄金石はCOGの電子通貨「CAP」(1CAP=1円)で購入可能で,1個あたり100CAPとなっている(まとめ買いによる割引あり)。
黄金石を使うと,ゲーム内でさまざまなサービスを受けられるようになるが,その中でも注目してほしいのは「冒険パスポート」だ。保管ボックスの拡張や「リム転移」(拠点間のワープ)に必要なリムの割引など,冒険に役立つサービスをセットにしたもので,黄金石15個で30日間のサービスが利用できる。じっくりと腰を据えてDDONを遊んでみようと思ったら,利用を検討してみるといいだろう。
そのほかにも,覚者やポーンの入手経験値などが増加する「成長サポートコース」,レアアイテムの入手確率やリムの取得量などが増加する「報酬サポートコース」など,各種オプションコースが用意されており,プレイスタイルやライフスタイルに合わせて利用可能だ。
さらに,現在は新たなキャラクターを作成すると,各ジョブのレベル30までの成長をサポートする装備アイテム「祝福のルーキーズリング」が提供される。このアイテムを装備すると,モンスター討伐時の経験値が2倍,かつボードクエストおよびワールドクエストクリア時の取得経験値が2倍となるので,キャラクターの成長が早くなるというわけである。
冒険を進めていくと,最初の4種類以外のジョブにも転職できるようになるが,その際にも祝福のルーキーズリングを装備していれば,新たなジョブを短期間で成長させられるはず。ポーンも装備可能なので,ポーンの育成にも活用しよう。
冒頭でも述べたとおり,DDONのシーズン1はファイナルアップデートが実施されたばかりで,今ならシーズン1の冒険を最後まで楽しめるようになっている。また,これに続くシーズン2は今夏実装予定とのこと。新たなストーリーやフィールドの拡張を含む,さまざまなコンテンツが追加されることだろう。この絶好の機会に,広がり続けるDDONの世界へと足を踏み入れてほしい。
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