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心地よい眠りのため,夢の世界で奮闘。スマホ向けパズルアクション「Back to Bed」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第740回
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印刷2015/01/21 10:00

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心地よい眠りのため,夢の世界で奮闘。スマホ向けパズルアクション「Back to Bed」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第740回

画像集 No.009のサムネイル画像 / 心地よい眠りのため,夢の世界で奮闘。スマホ向けパズルアクション「Back to Bed」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第740回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。

 本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介する「Back to Bed」iOS / Android)は,なぜか夢の世界を眠ったままフラフラと歩く主人公のボブを無事にベッドまで導くのが目的のパズルアクション。だが,プレイヤーが操作するのはボブではなく,ボブの潜在意識である奇妙な生き物,サボブだ。

 なお,4Gamerの連載「インディーズゲームの小部屋」では本作のPC版を紹介しているので,興味がある人はそちらも読んでほしい。

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本作の価格はiOS版が400円,Android版が419円(いずれも税込)
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iOS版「Back to Bed」ダウンロードページ

Android版「Back to Bed」ダウンロードページ


 さて,前述のとおり,ゲームではサボブを操作しボブをベッドまで導くのだが,サボブの移動はドラッグ,または端末の傾きで行うことになる。この操作方法は任意で切り替え可能だ。
 ボブは基本的に前進し続けるが,障害物に当たると右へと方向転換するので,この習性を利用してうまくベッドに向かわせよう。ステージに設置されているリンゴのそばで画面をタップすればこれを持ち上げられるので,これをボブの進行ルート上においてやればいい。一度ボブの進行方向を変えたあと,リンゴをすぐさま別地点へ運ぶといった少々忙しい操作を要求されることもあるので,落ち着いて正確な操作を心がけたい。
 なお,ボブがステージの端に到達してしまうとそのまま落下してしまうが,落ちただけではゲームオーバーにはならない。じっくりと何度でもチャレンジしよう。

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ボブが進むルートは「足跡」である程度可視化されているので,これを参考にリンゴの設置場所を考えよう
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 ステージは夢の世界だけあっていろいろと不思議な現象が起こる。サボブは垂直にそびえる壁であっても,手前に階段があればそのまま壁に張り付いて移動できるのだ。ただしボブは階段があったとしてもサボブのように移動はできず,クルリと向きを変えて別方向へ歩き出すだけなので注意してほしい。

サボブは垂直な壁であっても,透明な階段が付いている場所ならそのまま歩いて行ける。これをうまく使えば移動時間を短縮できるはずだ
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 ステージが進むと徐々にギミックが増えてくる。ボブが接触すると問答無用でゲームオーバーとなる「時計」や,渡れない場所に架けることで足場になる「魚」,ボブが線路に進入すると突如出現し,ボブを跳ねてしまう「クジラ」など,どれも非常にユニークだ。

ときおり独特な雰囲気のナレーションや印象的なイメージグラフィックスが挿入され,世界への没入感を高めてくれる
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 難度はやや高めだが,1つのステージ攻略にかかる時間はそれほど長くないので,空いた時間にサクッと楽しめるはず。また,右上にある「早送り」ボタンをタップすれば,タップしているあいだだけ文字通りゲームの進行スピードを早められるので,ボブを素早く移動させたいというときに活用するといい。

 GameCenterの実績にも対応しているので,やり込み派のプレイヤーはそちらの制覇を目指してもいいが,個人的にはアートといっても差し支えのない非常に個性的なグラフィックスを堪能してほしい。エッシャーやダリを思わせるテイストのステージは,見ているだけで自分もこの世界に迷い込んだ気分になるはずだ。

著者紹介:トリスター/目代将規
 ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。

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