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「ジャンプフェスタ2015」に出展された「シアトリズム ドラゴンクエスト」プレイレポート。名曲の数々が心を揺さぶる
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印刷2014/12/20 19:12

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「ジャンプフェスタ2015」に出展された「シアトリズム ドラゴンクエスト」プレイレポート。名曲の数々が心を揺さぶる

画像集#001のサムネイル/「ジャンプフェスタ2015」に出展された「シアトリズム ドラゴンクエスト」プレイレポート。名曲の数々が心を揺さぶる

「シアトリズム ドラゴンクエスト」公式サイト


スクウェア・エニックスブースの「シアトリズム ドラゴンクエスト」試遊コーナーには,朝から途切れることなく人が訪れていた
画像集#002のサムネイル/「ジャンプフェスタ2015」に出展された「シアトリズム ドラゴンクエスト」プレイレポート。名曲の数々が心を揺さぶる
 スクウェア・エニックスは,2014年12月20日から21日まで千葉県の幕張メッセで開催されている「ジャンプフェスタ2015」の同社ブースで「シアトリズム ドラゴンクエスト」をプレイアブル出展している。ドラクエシリーズを彩る思い出の名曲と名場面で思わずプレイヤーのテンションが上がる本作のプレイの様子をお伝えしたい。

 「シアトリズム ドラゴンクエスト」は,ドラクエシリーズ初の音楽ゲームだ。音楽ゲームと聞くと,反射神経に自信がある人がプレイするジャンルだと思う人もいるかもしれないが,筆者が会場でプレイした限り,初心者から音楽ゲーム好きまで幅広い層が楽しめる難度になっているという印象だ。

画像集#003のサムネイル/「ジャンプフェスタ2015」に出展された「シアトリズム ドラゴンクエスト」プレイレポート。名曲の数々が心を揺さぶる
 本作は,ニンテンドー3DSの下画面にあるタッチパネルを使ってプレイするのだが,ボタンとスライドパッドを使って遊ぶこともできる。音楽に合わせて画面上を「トリガー」が流れてくるので,これが「ジャストサークル」に達したところで下画面をタッチ(もしくはボタンを押す)するというシステムで,言うまでもなくタイミングがいいほど高得点が得られるのだ。
 ただボタンを押すだけでなく,「トリガー」には,指定された方向にスワイプする(またはスライドパッドを動かす)「スライドトリガー」や,タッチし続ける(またはボタンを押し続ける)「ホールドトリガー」,タッチし続けたあとに指定方向へスワイプする(またはボタンを押し続けたあと,タイミング良くスライドパッドを動かす)「ホールドスライドトリガー」などがあり,プレイにバリエーションを与えてくれる。
 このあたりは「THEATRHYTHM FINAL FANTASY」を遊んだことのある人ならイメージしやすいだろう。

画像集#004のサムネイル/「ジャンプフェスタ2015」に出展された「シアトリズム ドラゴンクエスト」プレイレポート。名曲の数々が心を揺さぶる

 体験版には難度が3段階あったほか,プレイが易しい「シンプル」モードもあったため,音楽ゲーム初心者でも遊びやすい。ちなみに,シンプルモードにも3段階の難度が設けられていた。

 会場では3種類のステージを遊ぶことができたが,シリーズ過去作のダイジェスト映像がバックに流れる「イベントミュージックステージ」(以下,EMS),バトル仕立ての「バトルミュージックステージ」(以下,BMS),そしてパーティが旅する姿が描かれる「フィールドミュージックステージ」(以下,FMS)は,それぞれに異なった楽しさがあった。またゲームでは,以下の7曲が楽しめた。

・出典バージョン収録曲一覧
「ドラゴンクエスト」:「フィナーレ」(EMS)
「ドラゴンクエストII 悪霊の神々」:「果てしなき世界」(EMS)
「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」:「冒険の旅」(FMS)
「ドラゴンクエストIV 導かれし者たち」:「戦闘」(BMS)
「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」:「戦火を交えて」(BMS)
「ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち」:「強き者ども」(BMS)
「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」「酒場のポルカ」(FMS)

 上の表の意味は,例えば,EMSのバックに初代「ドラゴンクエスト」の映像が流れ,エンディング曲「フィナーレ」を使ったプレイが楽しめるという感じだ。
 余談だが,王様の城から旅立ち,さまざまな街を歩き,ゴーレムやドラゴンなどの強敵に挑むというバックの映像を見ていると,まるでゲームを追体験しているようで,思わず胸にジンときてしまった。シーンのチョイスがまた絶妙で,これはズルい。こんなことをされたら,ドラクエ世代なら感激しない訳がないではないか。

画像集#005のサムネイル/「ジャンプフェスタ2015」に出展された「シアトリズム ドラゴンクエスト」プレイレポート。名曲の数々が心を揺さぶる 画像集#006のサムネイル/「ジャンプフェスタ2015」に出展された「シアトリズム ドラゴンクエスト」プレイレポート。名曲の数々が心を揺さぶる

 BMSは戦闘シーンがモチーフになっており,パーティの目の前にモンスターが出現するので,うまいことボタンを押したりタッチしたりして,ダメージを与えていくのだ。「ライデイン」「マヒャド」といった魔法や「会心の一撃」(本作では漢字表記)が出たりなど,まさにドラクエ。最初に出てくるモンスターを倒すと,新たにボスモンスターやメタルスライムが現れるなど,展開も飽きさせない。ドラクエの戦闘BGMが流れているので,ついついテンションが上がってしまう。

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 FMSは勇者達の旅がテーマだ。パーティがフィールドを歩く映像をバックに,画面左から右へとトリガーが流れてくる。ホールドトリガーが波打つ曲線を描いている場合があるが,このときは波形に合わせてタッチペン(またはスライドパッド)を上下させてジャストサークルを動かし,ジャストサークルがホールドトリガーの曲線から離れないようにする必要がある。
 シンプルモードだと波形がほとんど一直線になるため,プレイしやすい。デフォルメされた勇者達が可愛らしく,こちらも楽しく遊べた。

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 音楽ゲームファンも,ドラクエファンも,どちらも楽しめるゲームだというのが会場で体験版を遊んでの正直な感想だ。シリーズの名曲と音楽ゲームがうまく組み合わせられており,個人的には,懐かしさでいっぱいの体験ができた。
 スクウェア・エニックスブースには,本作に加えて「ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城」もプレイアブル出展されている。“ドラクエ尽くし”を楽しみたい人は,会場に足を運んでみよう。
  • 関連タイトル:

    シアトリズム ドラゴンクエスト

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