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[E3 2015]落書きの世界で戦うTPS「Drawn to Death」がプレイアブル出展。あまりのクレイジーさに爆笑必至の作品だ
2014年末のイベント「PlayStation Experience」で制作が発表された「Drawn to Death」は,「高校生のラク書きで溢れたノートの世界」がテーマになっており,1980年代調のデスメタル風なキャラクターたちが登場し,さらにノートのラク書きがそのままマップになったような,独特のグラフィックスが特徴だ。出展されていた試遊台は,PlayStation Experienceの時よりも,青みがかった薄いグレーで表現された影の部分のテクスチャーが多くなっており,マップにより立体感が出ている雰囲気だった。
本作は,アリーナ型のマップの中で,4人の異なるキャラクターを使って戦うTPSで,筆者がプレイしたジョニー・サーベッジというモヒカン頭のキャラクターは,上半身だけのドッジボール選手を担いで,その選手にボールをを投げさせて攻撃するという特殊能力を持っている。
また,ゲームシステムは,ほかのプレイヤーをキルすると1ポイント獲得し,逆にキルされると1ポイントを失うというスタイルになっている。5ポイントを獲得した時点で,このノートの持ち主と思われる高校生の“手”がゲーム中に登場し,エンピツで敵を串刺しにしたり,拳銃風に指を突き出して相手を撃ちまくったり,さらにはドリンク剤を天井から注いで回復させたりといった,さまざまな能力が発動していた。
どれをとっても,あまりにもクレイジーな描写すぎて,ゲラゲラと笑いながらプレイできそうな作品に仕上がりつつあるようだ。
なお,ジャッフェ氏はEat Sleep Playからは離籍する形でカリフォルニアに戻っており,現在はThe Bartlet Jones Supernatural Detective Agencyという会社を立ち上げて,Sony Computer Entertainment America傘下のSan Diegoオフィスと「Drawn to Death」を共同制作しているようだ。PlayStation 4専用の基本プレイ無料タイトルとして,気楽に過激に遊べそうな作品だけに,そのリリースを楽しみにしておきたいところである。
「Drawn to Death」公式サイト
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