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ハロー!Steam広場 第145回:近接戦にもキルカメラが導入されて痛々しさ倍増。シリーズ最新作「Sniper Elite 4」
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印刷2017/02/21 12:00

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ハロー!Steam広場 第145回:近接戦にもキルカメラが導入されて痛々しさ倍増。シリーズ最新作「Sniper Elite 4」

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「すちーむ」ってなぁに?というよい子のみんな集まれー! 「ハロー! Steam広場」は,PCゲームのダウンロード販売サイトSteamでリリースされた気になるタイトルやニュースを,筆者が独断と偏見でピックアップして紹介する,とっても有意義なコーナーだ。毎週欠かさずチェックすれば,対戦相手のデッキは容赦なくリフルシャッフルする上級Steamerにジョブチェンジできるかも。

 ハロー!Steam広場 第145回では,シリーズ最新作「Sniper Elite 4」をメインに紹介する。キルカメラがついに近接戦闘にも対応したことで,ステルスプレイが一層面白くなっているのが特徴だ。このほか,「ブシドーブレード」にインスパイアされたという一撃必殺の格闘ゲーム「Slice Dice & Rice」もあるので,お見逃しなく。

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近接戦にもキルカメラが導入されたシリーズ最新作「Sniper Elite 4」


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 今回紹介するのは,イギリスのRebellionが開発を手掛ける「Sniper Elite 4」だ。2005年に産声をあげた「Sniper Elite」シリーズも,気が付けば4作目(スピンオフのNazi Zombie Armyシリーズも含めればもっと)となったわけだが,そんなシリーズ最新作となる本作では,イタリア戦線を舞台に米国戦略情報局に所属する凄腕のスナイパー,カール・フェアバーンの活躍が描かれる。

 プレイヤーの目的は,地元のレジスタンスから作戦地域の情報を入手して,その地域を占領しているナチス兵達を単独で鎮圧していくことにある。ゲームはミッション選択式になっており,各ステージごとに用意されている小目標を好きな順番でこなしながら,最後に脱出するという流れだ。

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 前作と同じくフィールドはオープンワールド化されており,高いところから一望するだけでも,いろいろな遊び方がイメージできてしまうほどの広さである。スタート地点の高台からひたすらナチス兵の頭をぶち抜いていってもいいし,キャンプに忍び込んで兵士を1人ずつ暗殺していくのも面白い。どのようにしてナチス軍を壊滅させるかはプレイヤー次第である。

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 もちろん,Sniper Eliteシリーズの代名詞ともいえるキルカメラは,本作でも健在だ。シリーズを知らない人のために説明しておくと,Sniper Eliteにおけるキルカメラというのは,プレイヤーの発砲と同時に敵の死が確定すると発動する特殊演出のことを指している。

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 このキルカメラが発動すると,スナイパーライフルから撃ち出された弾が敵の内蔵を破壊するまでの一部始終を,スロー映像でまじまじと見せつけられる。これにより,遠くから狙撃した場合でも自分の弾がどこに当たったのかが確認できるというわけだ。
 さらに,弾が身体の内部にえぐり込むと,身体の内部が透けて見えるX線効果が入るのもSniper Eliteならではの特徴で,ときには弾丸が太ももを貫通して睾丸をぶち抜いていく瞬間が映し出されることも……。

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 そんなシリーズの代名詞となるキルカメラは,4作目にしてさらに進化を遂げている。前作まではスナイパーライフル限定の演出だったが,Sniper Elite 4では近接でのステルスキルや地雷での攻撃などにも反映されるようになったのだ。
 カールの体術によって骨が砕け散っていく様子や,爆風で飛ばされた金属片が身体に食い込んでいく様子などが生々しく描写され,キルカメラ好きとしてはたまらない進化を遂げたといえるだろう。今回はキルカメラ発動の瞬間をムービーでまとめてみたので,興味のある人は確認してみてほしい。


 なによりも,ステルスキルに演出が入るようになったことで,ステルスプレイが一層面白くなったのが嬉しいポイントである。やはりX線による演出が入るだけで痛快度が段違いであり,シリーズの持ち味が活かされていなかった前作と比べれば歓迎すべき“改善点”ともいえるだろう。

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 このほかにも,ナチス兵の猛攻を耐えしのぐ「サバイバル」や,スポッターと組んでミッションを進める「オーバーウォッチ」といった協力プレイも前作から引き続きフィーチャーされているほか,本作ではキャンペーンに2人で挑むことも可能になった。
 また,対戦モードでは,スナイパー同士の緊張感ある戦いが楽しめるなど,オンライン要素の充実化によって従来作よりも長く楽しめる作品になったので,興味のある人はぜひ遊んでみてほしい。

「Sniper Elite 4」Steamストアページ(6080円)



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「ブシドーブレード」にインスパイアされたという一撃必殺の格闘ゲーム「Slice Dice & Rice」


 「こんなゲームをリリースしたい」という開発者に対して,ユーザーが賛成か反対かを投票できるサービスがGREENLIGHTだ。今回はポーランドのインディーズ系デベロッパ,Dojo Gamesが手掛ける「Slice Dice & Rice」を紹介しよう。

 本作は,YojimboやTengu,Godai,Kyokoといった,和風のキャラクターが中心となって戦う2D対戦格闘ゲームだ。HPゲージを採用しないというシステムが特徴の1つで,一太刀でもクリーンヒットすればそのまま斬り捨てられるという,“一撃必殺”が本作の醍醐味となっている。プレイヤーは一太刀を浴びないように,「回避」や「パリィ」を駆使して戦うことになるのだ。

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 一撃必殺の格闘ゲームといえば1997年にスクウェアから発売された「ブシドーブレード」が真っ先に思い浮かぶが,「Slice Dice & Rice」自体がブシドーブレードにインスパイアされて作られた作品なのだという。実際のゲームプレイが確認できるムービーも公開されているので,確認してみてほしい。


 ゲーム内には総勢8人のキャラクターが登場し,己の拳で戦うGodaiや,鎌を振り回すShinigamiなど,それぞれがユニークな戦闘スタイルを持っているとのこと。ステージは和をテーマにしたものが6種類ほど存在し,一撃必殺の世界観にピッタリとマッチしそうな印象を受ける。リリース時期は未定ながらも,本作はすでにGREENLIGHTを通過しているので,興味のある人はフォローボタンを押しておこう。

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「Slice Dice & Rice」GREENLIGHTページ


【お知らせ】
 「Steam Greenlight」が近日中に廃止される運びになったため,ハロー!Steam広場 第1回目から続いてきた「今週のGREENLIGHT」のコーナーは,今回をもって終了させていただきます。
  • 関連タイトル:

    Steam

  • 関連タイトル:

    Sniper Elite 4

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