【PR】人類が空を掌握する“産業時代”で「ドミネーションズ」はどう変わる？ ほぼ最強状態のテストアカウントを使って，その模様をお届け

　ネクソンが配信中の「ドミネーションズ -文明創造-」（iOS / Android）は，ストラテジーゲームの金字塔である「Civilization II」（Civ II）や「Rise of Nations」（RoN）の開発実績を持つBig Huge Gamesが，初めてスマホ向けに制作したストラテジーゲームだ。4Gamerでは同作の攻略連載を行っており，これまで3回にわたって本作の攻略情報をお伝えしている。

第1回：【PR】指先1つで歴史が動く「ドミネーションズ」産業時代までのウォークスルーをざっくり紹介。人類はいずれ，火を起こし空を飛ぶことになる

第2回：【PR】「ドミネーションズ」騎馬兵無双はバリスタタワーの登場で終わる！？ 中世時代までのキーポイントを解説

第3回：【PR】「ドミネーションズ」の文明を変えたくなったら「革命」を起こそう！ 全種類の文明を解説。上位ランカー御用達はローマ？

　第4回（最終回）となる今回は，本稿の執筆時点（2015年10月）で最終到達地点となっている「産業時代」を大きく取り上げたい。

「ドミネーションズ -文明創造-」公式サイト

「ドミネーションズ -文明創造-」ダウンロードページ

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産業時代でユニットは“最強”状態に

　ドミネーションズは，システムとして“歴史”が組み込まれたストラテジーゲームで，人類を発展させ最強の文明を創ることがプレイヤーの目的になっている。
　ゲームスタート時，自国民は狩猟や採集を中心とした，科学技術の「か」の字もないような生活を送っている状態だが，黎明の時代→石器時代→青銅器時代→鉄器時代→古典時代→中世時代→火薬時代→啓蒙時代→産業時代と“時代”を進化させていくことで，文明が発達していく。

　産業時代は，本稿の掲載時で最終到達地点となっており，ユニットや施設はすべて最強の状態までアップグレードが可能になる。

　しかし産業時代では，「石油」がとにかく足りなくて困る。石油は，産業時代の1つ前の時代，啓蒙時代に登場する新たな資源で，同時代に建てられるようになる施設「油井」から，定期的に採取可能だ。獲得した石油は「製油所」という施設に貯蔵されるので，産業時代に突入したらまずは油井と製油所をアップグレードし，石油の採取量/最大貯蔵量を増やすことをおすすめする。

　なお，産業時代における食料およびゴールドの最大貯蔵量はそれぞれ750万なのに対し，石油の最大貯蔵量は13万5000だ。この数字を見れば，石油の重要性（足りなさ加減）はお察しいただけるだろう。製油所では貿易品「ダイヤ」と引き換えに少量の石油を得られるので，産業時代でのダイヤの用途は，石油の獲得に限るべし。

油井

製油所

人類はついに空を掌握し，戦争を変える

　産業時代では新たな軍用施設として「飛行場」が設置できるようになる。飛行場では「複葉機 MK1」と「飛行船 MK1」が生産可能になり，これら飛行ユニットはシングル/マルチプレイバトルで大活躍してくれる。以下で詳しく紹介していこう。

【飛行場】
　新たなユニットとして複葉機 MK1と飛行船 MK1が生産できる施設，飛行場。これら飛行ユニットは，プレイヤーがターゲットした場所に空中から攻撃したあと，画面外に離脱していき，途中で破壊されなければ一定時間後に再び出撃可能となる。
　飛行ユニットは，「タワー」または産業時代で設置できる「防空施設」以外から攻撃を受けないため，敵からすれば非常に厄介な存在である。

　なお，複葉機 MK1は機銃で地上を攻撃でき，飛行船 MK1は爆撃で複葉機より広範囲を攻撃できるが，飛行場には複葉機2機か，飛行船1機のどちらかしか置けない。どちらを運用するかはプレイスタイル次第となる。飛行ユニットの生産には貴重な石油が多く必要なので（複葉機 MK1は280，飛行船 MK1は360），撃墜されないよう慎重に使いたい。

複葉機 MK1

飛行船 MK1

バトルの前線を支える主役は「戦車」に

　産業時代では「戦車」（騎馬兵のアップグレード形態）を始めとする強力な新ユニットが生産可能になる。その中からいくつかピックアップし，生産できる施設別に分けて紹介しよう。

【訓練所】
　鍛冶屋で騎馬兵のアップグレードを最後まで完了すると，「訓練所」で戦車が生産できる。戦車になっても，相変わらずアンチ騎馬兵施設「バリスタタワー」に弱いが，非常に高いヒットポイントを持ち，味方の前線を支える存在だ。キャタピラがいい感じ。


【工場】
　産業時代では，工場で「重戦車」「機関銃」「コマンド部隊」の生産が可能になる。

　重戦車は，訓練所で生産できる戦車よりも高いヒットポイントを持ち，アンチ戦車ユニットとなっているが，鈍足かつ攻撃速度が遅いため，敵の歩兵に囲まれると意外にあっさりと破壊される。

重戦車

　機関銃とコマンド部隊は，共に歩兵タイプのユニットだ。機関銃は歩兵タイプの敵をまとめて攻撃でき，集団の一掃にかなり適している。
　もう一方のコマンド部隊は，敵の防衛施設を一撃で破壊できるという特徴がある。破壊のアクションを起こすまで完全にステルス状態となっており，絶対に敵に発見されない点が頼もしい。城門をすいっと通り抜けられるので，バトルの開幕直後にはコマンド部隊を働かせよう。

機関銃

コマンド部隊

【戦車格納庫】
　防衛施設の1つ「馬小屋」のアップグレードを最後まで完了すると，馬小屋が「戦車格納庫」になる。敵の侵攻を受けたとき，この戦車格納庫から「軽戦車」が自動で出撃するようになる。

戦車格納庫

【バンカー】
　産業時代で設置できる新たな防衛施設「バンカー」。馬小屋（戦車格納庫）とほぼ同様に，敵の侵攻を受けたとき，重戦車が自動で生産され出撃する。

バンカー

性能面に特筆するほどの変化はないが，馬車の見た目だった補給兵タイプのユニットが，アップグレード最終段階で車両「補給トラック」になり，経済を支えるキャラバン達も車に乗るようになる。産業時代の到来によって，これまで人類の“足”だった馬はその役目を終えるのだ

産業時代におけるアドバイス

【産業時代におけるバトルの進め方】

圧倒的な我が軍

　時代の最終到達地点というだけあって，産業時代のユニットはどれもこれも強いので，啓蒙時代以前の敵に遅れを取ることはない。そもそも負けるほうが難しい。
　だが，適切な運用法はもちろんある。少しでもユニットの犠牲を減らしたいのであれば，指定した場所に全ユニットを集める「集結コマンド」をうまく使おう。

　バトルがスタートしたら，コマンド部隊を敵地に侵入させて，集結コマンドでタワーや防空施設をターゲットし破壊，まずは対空手段を奪うのだ。
　次は，複葉機 MK1/飛行船 MK1を投入し，空から対地攻撃/爆撃して資源施設から資源を奪うなり，防衛施設を排除して味方の安全性を高めるなりしていこう。
　あとは，戦車や歩兵達を出撃させれば，被害を最小限に抑えつつ，敵を圧倒できるはずだ。

敵の対空手段を奪ったら，飛行ユニットで突破口を開こう

地上攻撃/爆撃で防衛が手薄になった場所へと地上ユニット達を突撃だ

　ちなみに，味方の出撃後，しばらく経つとユニット達があちこちにバラけてしまって，はぐれたユニットが倒されてしまい，無駄な犠牲が増える……というのはドミネーションズあるある。こういった状況では，集結コマンドで戦線の後方に味方を集め体制を整えることで被害を抑えられるのだ。最前で戦車が敵の攻撃を引き受け，歩兵が戦車を火力支援し，後方の補給トラックが味方を回復する，という状況が作り出せればベストだ。

ベストな状況のイメージ

味方の体制が乱れてしまったら（下に続く）

集結コマンドで一時撤退させ，体制を整えよう

【産業時代と相性の良さそうな文明】
　産業時代にまで到達するほどドミネーションズをやり込んでいるプレイヤーには説明不要だと思うが，この時代と相性の良さそうな文明を紹介してみよう。
　飛行機という強力な攻撃手段を得る産業時代では，シングル/マルチプレイのバトルがとにかく楽しいので，それが存分に生かせる文明を筆者は強く推したい。
　なお，全文明の特徴については第3回の記事で紹介しているので，気になる人は合わせて確認してほしい。

・ローマ
　最大兵力（持てるユニットの数）が10％増えるローマは，産業時代の強力なユニットをどの文明よりも多く抱え込める。他文明の最大兵力は135なのに対し，ローマは148。歩兵であれば5～10体前後，戦車であれば2台くらい多めに持てるというイメージだが，飛行ユニットの最大数は他文明と変わらない。

・ドイツ
　集結コマンドのクールタイムが短いので，産業時代の強力なユニット達をバトルでもっと指揮したいという人は，ドイツを選択するといいだろう。

サン・シャモン戦車

・フランス
　フランスには，騎馬兵タイプのヒットポイントが高いという特徴があり，これは騎馬兵のアップグレード形態である戦車にも当然適用される。加えてフランスの戦車は「サン・シャモン戦車」というユニークユニットで，生産に石油を消費しないのだ。

産業時代の次となる時代

「グローバル時代」（仮称）がアナウンス

　産業時代までの道のりは非常に長く，ドミネーションズの配信が開始された2015年8月26日から今までずっと遊んでいるという人でも，ようやく中世時代～火薬時代に突入したあたりなのではないだろうか。現時点で産業時代を迎えた人は少ないと思うが，飛行ユニットによる一方的な地上攻撃は大変面白いので，本稿が少しでもプレイモチベーションにつながれば幸いだ。

　なお，産業時代の次となる時代として，「グローバル時代」（仮称）が先日より告知されている。詳細は未発表だが，時代の流れから察するに，ジェット機などが登場する時代になるのではないかと思われる。

　グローバル時代は，一体どんな様相を呈するだろうか。こちらの期待も膨らませつつ，歴史をゲームシステムとして取り入れたドミネーションズに，未プレイという人もぜひ興味を持ってほしい。

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