プレイレポート
[TGS 2016]PS VR「サマーレッスン:宮本ひかり セブンデイズルーム」プレイレポート。ひかりと過ごす1週間の初日を,SIEブースで体験しよう
VRキャラクターとふれ合える新シチュエーションを開発・配信していくプロジェクトであることが明らかとなった本作(関連記事)。今回プレイできたバージョンは,これまでの体験会などで披露されたものとは若干異なり,教え子である「宮本ひかり」との出会いを体験できる内容となっていた。本稿ではそのプレイレポートをお届けする。
本作はそのタイトル名どおり,家庭教師であるプレイヤーが,教え子の「宮本ひかり」と7日間を過ごすという設定になっている。TGSで体験できるのは,その初日である8月24日のシーンだ。
ゲームは,喫茶店にいるプレイヤーが派遣会社からの電話を受けているところから始まる。夏休みの終わりにテストを控えた女子生徒,ひかりのところへプレイヤーが家庭教師として派遣されることになるのだ。
シーンが変わって,そこはひかりの部屋。イスに座って待っているプレイヤーを見つけた彼女は,突然のことに戸惑って家族に事情を聞く様子などを見せつつも,すぐに打ち解けてグイグイとコミュニケーションを取ってくる。どうやら彼女は勉強よりも,プレイヤーの人物像に興味があるようだ。
ここでのコミュニケーションは,目の前に現れるアイコンの注視による会話の進行と,うなずきと首振りによるYES・NOの選択のみ。後者による若干のリアクションの違いはあるが,物語自体に大きな変化はなさそうだ。お互いをあまり知ることのないまま,2人の初日はここで終了。
すると場面がまたさきほどの喫茶店に。派遣会社から今後の予定を聞き(ここでは,コントローラーを使って電話を受ける体験もできる),翌日から本格的なレッスンに突入……というところで今回の体験は終了となった。ここからは真面目な彼女との勉強生活が始まる……のだろうか!? 続きが気になるところだ。
VRタイトルということで,やはり「見たいと思うところを自由に見られる」のが魅力となっており,コミュニケーションだけでなく,喫茶店や彼女の部屋の細かなところを観察するのが楽しい。ひかりはどうやらサメ好きのようで,部屋を見回すと,たくさんのサメのぬいぐるみや写真が飾ってあるのが分かるはず。
そしてもう一つ気になったのは,スクリーンショットでは分からなかった,彼女のブラウスに透ける白いライン……。最初は筆者の見間違いかな,とも思ったのだが,(せっかくだしVRなので)遠慮なくガン見させてもらうと,しっかりと確認できた。もし一般公開日に本作を体験しようと思っている人は,ぜひこのあたりの作り込みの凄さを見てほしい。
なお一般公開日に本作を試遊するには整理券が必要となる。プレイしたい人は,TGS会場の1〜8ホール側一般入場口に設置された「整理券配布所」の3番の列で整理券をもらい,所定の時間にSIEブースへ足を運ぼう。
「サマーレッスン:宮本ひかり セブンデイズルーム(基本ゲームパック)」公式サイト
4Gamerの東京ゲームショウ2016特設サイト
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サマーレッスン:宮本ひかり セブンデイズルーム(基本ゲームパック)
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