連載
手のひらの上でつかめる栄冠。スマホ向け育成シミューレーション「ぼくらの甲子園!ポケット」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第677回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。
そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
高校野球では,全国各地で秋季地区大会が開催され,大きな盛り上がりは来年春の選抜大会を待つことになるが,世の中では,季節を問わず甲子園を目指して熱戦が繰り広げられているのをご存じだろうか。
本日の連載では,オンラインで多くのプレイヤーとチームを作って甲子園を目指し,練習を積み重ねて甲子園出場を目指す育成シミューレーション「ぼくらの甲子園!ポケット」(Android / iOS)を紹介しよう。
「ぼくらの甲子園!ポケット」公式サイト
Android版「ぼくらの甲子園!ポケット」ダウンロードページ
iOS版「ぼくらの甲子園!ポケット」ダウンロードページ
ゲームを開始したらまず,自分の分身となるキャラクター(アバター)を作成する。高校球児らしい坊主頭,リーゼントのつっぱりヤンキー,クールビューティな女の子など,5種類のキャラクターから選択可能だ。
次に,投手と野手のどちらでプレイするかを選択し,所属する学校(チーム)を決定。CPUにオススメされる学校に入ってもいいし,検索欄から部員に空きがある学校を選んでもいい。自分でチームを作ることもできるが,その場合は部員が9人以上集まるまで試合ができないので注意が必要だ。ただし,ゲームを始めたあとに簡単に転校が可能で,転校後に一定期間試合に出られないといった制約もないので,フィーリングで決めてしまってかまわない。
選手には4つのパラメータが用意されており,合計値が高い選手がレギュラーに選ばれ,試合に出場できるという仕組みだ。パラメータは,野手の場合は「パワー」「ミート」「走力」「守備」,投手の場合は「球威」「コントロール」「変化球」「守備」となる。
これらの数値を伸ばすには練習あるのみ。練習はすごろく形式のミニゲームになっていて,サイコロを振って止まったマスに応じて,該当するパラメータが上昇するといった感じだ。
練習自体をすごろくで楽しめるのはもちろん,パラメータが上がればチームの成績もしっかりと上がっていくので,自然と練習にも気合が入るのが嬉しいところだ。
試合の日程は自動的に組まれ,試合開始時間になれば勝手に進行するので,ゲームを起動して四六時中チェックする必要は基本的にない。試合結果は,あとで確認できるようになっているただ,試合開始前や特定のイニングに仲間と作戦会議を行うことで,試合を有利に運ぶことができるので,重要な試合ではリアルタイムで試合の状況を確認しておきたいところだ。
作戦会議では,仲間にエールを送って選手の疲労を回復させたり,試合中に効果を発揮するスキルを発動させたりできる。
試合中に発動するスキルは,装備しているバット,グローブ,スパイクによって変わるのだが,作戦会議中にこれらの装備を変更が可能だ。ホームランが欲しい場面で「ホームラン狙いのスキル」を発動させたり,1点差を守りきりたい場面では「守備力がアップするスキル」を発動させたりというように,局面に応じた戦術を立てられるのだ。
筆者も初めは試合に出られなかったが,練習を重ねることでチーム内での熾烈なレギュラー争いに勝利し,スタメンで試合に出場できるようになった。鍛えられた我がチームは,連勝を重ねるものの,ランキング上位の強豪校に敗北を喫して,惜しくも甲子園出場を逃してしまった。
ゲームなので実際に汗をかいたりはしないものの,本物の野球と変わらぬ悔しさや喜びを味わえることは間違いなし。栄冠を目指し,ポケットの中で繰り広げられる熱戦を体験してみてほしい。
著者紹介:オクムラワタル
平成生まれのゲーム野郎。ファミコンとともに幼年期を過ごし,ゲームによって育てられた存在。ジャンルを問わずゲームを愛しており,FPSから恋愛シミューレーションまでなんでもいじる。ちなみに説明書は読まない派である。
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