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堀井雄二氏が「魔剣士ピサロ」の登場を発表。ジャンプフェスタ2015「ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城」ステージレポート
続いての話題は,ジャンプフェスタ2015に出展された本作のプレイアブルバージョンについて。今回は2種類のシナリオを用意してあり,その1つ「巨大なギガンテス戦」は,「ゼシカ」と「ヤンガス」が登場するシナリオだ。「ドラゴンクエスト」の生みの親である堀井雄二氏のリクエストに沿って,10人に1人がクリアできるくらいの難度を目指したという。実際,12月20日には1400人がプレイし,見事ギガンテスを倒してクリアできたのは79人だったとのことで,小笠原氏は「何回かやれば攻略法が分かるはず」と話していた。
もう1つの「大草原の魔物のむれ」には,「ドラゴンクエストIV」の「アリーナ」と「クリフト」が登場するのだが,ここでピックアップされたのは,クリフトの必殺技だ。クリフトと言えば,往年のドラクエファンにとっては,戦闘中にザラキを連発することでお馴染みだが,本作の必殺技ではそのシーンを上手に再現しつつ,最終的に巨大なドクロを投げつけて敵に大ダメージを与えるという演出がなされるのである。青海氏は「こういった,ファンならニヤニヤできるネタもいろいろ入れています」と説明していた。
各シナリオの様子はプレイレポートでも紹介しているので,確認してみてほしい。
会場では,小笠原氏が実際に「巨大なギガンテス戦」にチャレンジすることとなった。ここでは,ステージ内に設置された「魔弾砲」をうまくギガンテスの目に命中させると1000以上の大ダメージを与えられ,かつギガンテスが怯んで一定時間行動不能となるため,攻撃チャンスになることが紹介された。ただし1台の魔弾砲は,3発撃つと一定時間が経過するまで撃てなくなってしまう。
また本作は「アクト」と「メーア」を主人公としているが,メーアは氷属性の攻撃が可能で,一定確率でギガンテスを凍らせることもできる。小笠原氏は,ギガンテスが怯んだり凍ったりして動きを止めたら,ヤンガスの「かぶと割り」で守備力を下げ,敵の雑魚キャラが多数出てきたら範囲攻撃ができるゼシカで攻撃と,場面に合わせて操作するキャラクターを巧みに使い分けるプレイを披露。
そのほか「さまようよろい」を倒して,キャラクターを「スーパーハイテンション状態」にできるアイテムを入手し,必殺技を放つところも紹介された。ちなみにスーパーハイテンション状態のキャラは,敵の攻撃を受けても怯まなくなるという。
ステージの後半では,主人公のアクトとメーアが幼なじみで,現在は二人とも王様の親衛隊であることが明かされた。また青海氏によれば,ゲームが進むにつれて2人がどういう関係になっていくのかが,注目ポイントの1つとのことである。
また,「モンスターコイン」と呼ばれる機能が用意されていることも明らかにされた。モンスターは倒したときにコイン化することがあり,そのコインを使うとプレイヤーの仲間として敵と戦わせることができる。仲間にできるモンスターの数は,画面左下に表示されている枠の総数と,モンスターの種類ごとに設定されている必要枠によって決定される。当然,強いモンスターほど必要枠も多くなるが,プレイヤーが成長することで枠の総数を増やせるという。
ステージの終盤には堀井雄二氏が登場し,新キャラクター「魔剣士ピサロ」を紹介。ボイスを演じるのは,声優の小野大輔さんとのこと。さらにパッケージビジュアルやキャンペーン情報,本作に登場する「ホミロン」のぬいぐるみが発売されることなども発表された。
小笠原氏によれば,本作の開発は現在最後の詰めに入っているとのこと。また青海氏は,12月23日22:00よりニコニコ生放送にて配信される「ドラゴンクエストXTV番外編 よーすぴサンタのクリスマスSP」に出演し,さらなる新情報を公開する予定だという。気になる人はぜひチェックしてみよう。
「ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城」公式サイト
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ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城
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(C)2015 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/KOEI TECMO GAMES/SQUARE ENIX All Rights Reserved.
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