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[TGS 2015]ゴルフに加えていろいろな遊びも楽しむ“みんGOLファー人生”を送る。「New みんなのGOLF」セッションレポート
セッションを行ったのは,同作を手がけるソニー・コンピュータエンタテインメント ワールドワイド・スタジオ ジャパンスタジオのシニアプロデューサーである長井伸樹氏と,プロデューサーの小番芳範氏。ゴルフゲームであると同時に,プレイヤー一人ひとりがさまざまな遊びで自由に楽しむ“みんGOLファー人生”を送るという,本作のコンセプトの解説と,実機によるプレイが披露された。残念ながらプレイの様子は撮影禁止だったので,今回のプレイシーンのスクリーンショットは掲載できないことをあらかじめご了承いただきたい。
1997年に第1作が発売され,順調に歴史を重ねてきたみんGOLシリーズ。ゲーム初心者でもすぐに面白さが分かる間口の広さと,ゴルフ好きも楽しめる奥深さを兼ね備え,世界累計での販売本数が1400万本を越えるまでに成長した。
その最新作となる本作では,「原点回帰」をキーワードにライト層の取り込みも目指していくという。
みんGOLのゴルフゲームとしての面白さはそのままに,プレイヤーの分身である「みんGOLファー」が成長するRPG要素と,さまざまな遊びを提供する広大なオープンフィールド,そしてオンラインによるマルチプレイと持続的サービスという,今の時代に合った要素を導入している。
このように大きな変化を遂げるため,タイトルもナンバリングの「7」ではなく「New」を冠するに至ったという。
オープンフィールドでは,ゴルフをするだけでなく,コースの池で釣りをしたり,上空からスカイダイビングしたり,カートで走り回ったり,いろいろな服を着替えてファッションを楽しんだり,チャットでコミュニケーションを取ったり……と,自由に楽しむことができる。
ゴルフの上達を目指すアスリート的なスタイルから,コミュニケーションやファッション重視など,プレイヤーのそれぞれが自分なりに楽しむ“みんGOLファー人生”を送れる場を目指していくのだという。
そんなみんGOLファー人生を豊かにしてくれるのが,オンライン要素である。これまでのオンライン要素といえば,コースを回る前に待ち合わせたりするロビー的なものだったが,今回はネットに接続しているとほかのプレイヤー達と共に,オープンフィールドでいろいろな遊びを楽しめる。
実機プレイでは,小番氏のみんGOLファーがオープンフィールドを歩き回る周囲に,ゴルフを楽しむ人や,カートで走り回る人がいるなど,思い思いに楽しんでいる様子が見られた。ただ見ているだけでなく,ゴルフをしているところに混ぜてもらって一緒にコースを回ったり,その場にいる人達で即席のチームを組んで腕を競い合ったりといったこともできるのだという。MMORPGでいうところの街やフィールドのようなイメージといえば伝わりやすいだろうか。
もちろん,ゴルフゲームとしての面白さも追求されている。大会に出場したり,ライバルと競い合ったりといった,これまでどおりの楽しみ方に,みんGOLファーが成長するRPG的な要素が追加されている。ボールを遠くに飛ばせば「パワー」が,うまくピンに寄せれば「コントロール」が上がる……というように,みんGOLファーは自分のプレイに応じて成長していくため,コツコツと努力してパラメータを上げていくという遊び方もできるのだ。また,「バーディを3回出すとゲーム内通貨をプレゼント」といったさまざまなイベントや,毎日のログイン時に課題が出されるなど,プレイヤーの意欲をアップさせる仕掛けも用意されるとのことだ。
みんGOLファーは,顔の形や体型,声など,さまざまな部分をカスタマイズできるようになっているという。実機プレイで示された画面は,まるでRPGにおけるキャラクターメイキングのよう。開発スタッフが小番氏をモデルにして作ったというみんGOLファーが披露されたが,写真を載せられないのが残念なくらいにソックリだった。
最後に長井氏は「みんGOLはゴルフゲームとして高い完成度を持っていますが,開発スタッフの“より高い次元のゲームを作りたい”という思いから,今回の形式になっています。新作はファンの皆さんを裏切らないものになると思いますし,これまでシリーズを遊んでいなかった方にも,新しくなったみんGOLを楽しんでいただきたいです」とコメントし,セッションを締めくくった。
「New みんなのGOLF」公式サイト
4Gamer「東京ゲームショウ2015」特設サイト
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