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[TGS 2014]「ブレイドストーム 百年戦争&ナイトメア」の魅力が実機デモとQ&Aで紹介されたステージイベントをレポート
このイベントには,「ブレイドストーム」のプロデューサーを務めるコーエーテクモゲームスの鈴木亮浩氏と,ディレクターの宮内 淳氏が登壇し,同タイトルのプレゼンテーションを行った。
「ブレイドストーム」は,2007年に発売されたPS3用ソフト「BLADESTORM 百年戦争」をリブートしたタイトルで,プレイヤーが数十人規模の部隊を操り,自軍を勝利に導くアクションゲームだ。プレイヤーキャラクターは「傭兵」という立場で,その容姿はプレイヤー自身がエディットできる。また装備はゲーム中で入手可能で,適宜変更可能だ。
部隊には,剣/弓/槍/戟/棍/斧/騎馬などの兵科があり,攻撃命令を出すと部隊員達はAIで自律的に周囲の敵を攻撃する。また攻撃以外にも,兵科に合わせた「部隊アクション」があるという。
自軍を勝利に導くには,戦場マップ上の拠点を制圧しなければならない。この拠点には,「ブレイドストーム」の新要素として,通常の敵兵より大型で,かつ強力な敵として「ガーディアン」が配置されているという。また一つの拠点を制圧すると,隣接する拠点を制圧しやすくなる効果が生ずるケースもあるとのことだ。
プレイヤーが操れる部隊は,最大4つ。一つの部隊は50人で構成されるので,最大200人を指揮できる計算となる。
戦場では,複数の部隊を切り替えながら,それぞれ異なる拠点を攻めさせたり,一つにまとめて「軍団化」したりできる。軍団化した場合は,必殺技的な破壊力を誇る「総攻撃」を行うことも可能だ。
「ブレイドストーム」のストーリーは,「百年戦争編」と「ナイトメア編」で構成される。前者は史実をベースとしており,「BLADESTORM 百年戦争」のストーリーと同等の内容になるという。後者のナイトメア編は,ファンタジー色を強く打ち出した1本のオリジナル長編ストーリーで,敵としてゴブリンやサイクロプス,ドラゴンなどが登場する。
さらに今回,PS4/Xbox One版は,ハードの最新機能を駆使して新たなゲーム体験を提供しているとのことである。たとえばマップは「BLADESTORM 百年戦争」のときから1辺3キロメートルという広さを誇っていたが,それをよりゲームとしてうまく活かせるようになっているそうだ。
ステージ後半には,事前に「ブレイドストーム」の公式Twitterで募集した質問に,鈴木氏と宮内氏が回答した。その中から,新情報を抜粋してお伝えしよう。
・ナイトメア編をクリアし,かつ特定の条件を満たすと,ジャンヌ・ダルクなどをプレイヤーキャラとして操作可能になる
・百年戦争編のストーリーは「BLADESTORM 百年戦争」の内容と同じで追加要素はない。武将の追加もない
・ドラゴンなどのモンスターを使役させる職業が追加される。使役させるモンスターの種類によっては,騎乗したり,攻撃させたりも可能になる
・サブクエストの存在が「BLADESTORM 百年戦争」よりも分かりやすくなった
・すべてのミッションをSランクでクリアすると,強いアイテムが手に入るというような要素を追加
・キャラクターエディットには「無双 Empires」シリーズのシステムを採用
・オンライン機能を使った協力モードが実装される
・体験版の配信を予定
・「BLADESTORM 百年戦争」からのセーブデータ引き継ぎを検討中
ステージのエンディングでは,宮内氏が「7年という長い期間,皆さんに愛されているタイトルをリブートしたことで,自分としてもいいタイトルに出会えたと感じています。今まさに一生懸命開発していますので,どうぞご期待ください」とコメント。
また鈴木氏は,自身と宮内氏をはじめ開発チーム全体が,長らく「BLADESTORM 百年戦争」の続編を作りたがっていたことを明かし,「スタッフのモチベーションと最新技術を投入した,(PS4/Xbox One版だけでなく)PS3版も7年前の前作よりいいゲームに仕上がっています。ぜひ続報に期待してください」と述べ,ステージイベントを締めくくった。
「ブレイドストーム 百年戦争&ナイトメア」公式サイト
4Gamer「東京ゲームショウ2014」特設サイト
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