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「Fate/Grand Order Arcade」の情報が明らかにされた「FGOゲストトーク」レポート。物理カードの写真も掲載
関連記事:【速報】FGOのアーケード版「Fate/Grand Order Arcade」が発表。セガ・インタラクティブが開発し,稼働時期は2018年の予定
関連記事:「Fate/Grand Order Arcade」,3DCGで表現されるマシュやクー・フーリンなどを公開。セイントグラフや概念礼装のカード画像も
最初に紹介されたのは,「FGO」のコミカライズ情報だ。漫画家の白峰氏が描く「Fate/Grand Order -mortalis:stella-」,そしてカワグチタケシ氏による「Fate/Grand Order -turas réalta-」の連載開始が伝えられた。また,先日単行本化が発表された「マンガで分かる! Fate/Grand Order」(FGO公式サイトで連載中)のテレビCM映像も上映されている。同CMは8月5日放送のテレビアニメ「Fate/Apocrypha」で放映予定とのことなので,ファンはお見逃しなく。
続いて,「Fate」シリーズのスピンオフ漫画「氷室の天地 Fate/school life」とFGOのコラボ企画が発表された。8月22日発売の「まんが4コマぱれっと」10月号からコラボ企画が開始となり,会場では磨伸映一郎氏による女主人公のイラストが公開されている。
「Fate/Grand Order VR feat. マシュ・キリエライト」が2017年冬にPlayStation Storeにて配信されることも発表された(関連記事)。8月下旬より「カラオケ アドアーズ 秋葉原店」に体験ブースが登場するとのことだ。
そして,FGOの新プロジェクト「Fate/Grand Order Arcade」(以下,FGOアーケード)の情報が明らかにされた。FGO初のアーケード版となる本作のジャンルは「英霊召喚チームバトル」。開発はセガ・インタラクティブが担当,稼働時期は2018年に予定されている。
サーヴァント達がセイントグラフのイラストの趣をそのままに,3Dモデルとなって動き回るという。今回公開された映像では「マシュ・キリエライト」「ネロ・クラウディウス」「クー・フーリン(キャスター)」「アタランテ」「ヘラクレス」の3Dモデルが確認できた。
ここで,FGOアーケードのプロデューサーを務める吉野慎一氏,同じくディレクターの伊神公博氏が登壇。塩川氏と共に,FGOアーケードの開発エピソードを語った。
FGOアーケードの企画が立ち上がったのは,2016年1月のこと。2016年以降のFGOを考えるなかで,「スマートフォンゲームの外側でできることとして,アーケードに注目した」(塩川氏)とのこと。
吉野氏は「このプロジェクトの話が出たとき,頭の中が真っ白になったんです。FGOの世界に携われることに,驚きと喜びを感じました」と語る。一方,伊神氏は「この話を聞いたとき,嬉しさを感じながら,FGOアーケードをどういうゲームにしていこうか,FGOファンの皆さんにどう喜んでいただくのか,ということが頭をよぎりました。喜び半分,プレッシャー半分という感じです」と述べた。
塩川氏はFGOアーケードの方向性について,「前提として,FGOを楽しんでくださっている皆さんがそのまま遊べるゲームにしたい」としたうえで,「スマートフォンのFGOが持つ面白さを,別の形としてアーケード版で表現したい」と意気込みを語った。
また,ゲームシステムの大きな特徴として,「3Dモデルとなったサーヴァントをプレイヤーが操作できること」,そして「サーヴァントのセイントグラフや概念礼装の物理カードとして手に入ること」の2点を挙げている。
「現実に(サーヴァントのカード)を手に入れられたら,どんなに楽しいだろうか」と感じたという塩川氏。物理カードとしてセイントグラフを収集することは,「どうしてもやりたい」と強調していた。
サーヴァントの3Dモデル化について,塩川氏は「新しいことをやるからには,スマートフォンでは絶対にできないことをやろうと考えていました。また,FGOの中でもうちょっとFate成分を出したい,派手なバトルシーンを作ってみたいという気持ちがありました。そこから,フル3Dのキャラクター達が動き回るという形になりました」と経緯を語った。
会場では開発段階の「クー・フーリン(キャスター)」「アタランテ」の3Dモデルが公開されている。吉野氏によると,「クー・フーリン(キャスター)」は「ちょい悪的な雰囲気」を重視し,どの角度から見ても“兄貴”として感じられるように微調整を重ねているという。また,杖などの小物はあまりリアルになり過ぎず,イラスト調になるように調整を行っているとのこと。
一方,「アタランテ」は原作のイラストが水彩画のような独特なタッチになっているため,髪の毛の輪郭線を薄く調整することで,イラストに近づける工夫が行われている。なかでも顔の表現で苦労したとのことで,吉野氏は「トライアンドエラーを繰り返しながら,FGOファンの方に納得していただけるものを作り込んでいきました」と語った。
ステージの締めには,塩川氏から「FGOはこれからまだまだ盛り上げていこうと思っています」と挨拶が行われた。さらなる広がりを見せるFGOプロジェクトに,今後も目が離せなくなりそうだ。
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「Fate/Grand Order」ダウンロードページ
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