イベント
[TGS 2014]頭を突っ込まずにはいられない。ディースリー・パブリッシャーの策略にすっかりはまった「お姉チャンバラZ2 〜カオス〜」の試遊レポート
以前からいろんな意味でぜひプレイしてみたいと思っていたのだが,なかなかその機会が訪れなかった。というのも,実は反射神経が必要なアクションは昔から「好きだがヘタ」というスタンスをキープしており,「よく揺れる」と評判の格闘ゲームも操作になかなかついて行けず,思う存分揺らす前に挫折してしまったという,人には決して言えない過去とか持っているからだ。
そんな「お姉チャンバラ」シリーズの最新作となる「お姉チャンバラZ2 〜カオス〜」が,千葉・幕張で開催中の東京ゲームショウ2014(以下,TGS 2014)のディースリー・パブリッシャーのブースに出展されている。
対応機種がPlayStation 4になったということでシリーズ初のフルHD対応を実現しているほか,複数のキャラクターを戦いに参加させることができる新システム「クロスマージコンビネーション」や,進化した「QTK」(クイックタイムキル),すべての戦闘力を開放するという「デア・ドライブ」など,新システムを盛り込み,さらに「ストロベリー&バナナ」という衣装を初回特典(関連記事)として用意した「お姉チャンバラZ2 〜カオス〜」は,2014年10月30日の発売が予定されている。
言うまでもなく,フルHDになったことで,いろいろな細かい部分もよく見えるようになったはずで,これはプレイせずにはいられないという感じだ。
黙って見ていると,これはもう頭を突っ込まないという選択肢はありえないような気がしてきたので,列に並んで頭を突っ込んでみた。よく分からないが,なかなかいい感じだ。中に何があるのか,必要以上に気になる人も多いかと思うが,それは誰にも言えない……わけではなく,もちろんディスプレイがあり,下の穴に両手を入れてコントローラを操作することになるわけだ。当然だ。
試遊は時間制になっており,ゲームを起動すると冒頭,いろいろな説明文が出てくるが,途中までは一生懸命読んでいたものの,やがて面倒になり,さっそく戦いを始めることにした。なにしろ時間がもったいないですからね。4人のキャラクターから一人を選べるので,筆者は神楽(かぐら)を選んだが,彼女が立っているのは,左右に海が迫る桟橋のようなところ。
さっそく,ゾンビの一団が神楽にやられるために現れたが,そういえば,どうやって戦うのかを読み飛ばしていたことに気がついた。まさに,画竜点睛を欠くとはこのことだが,仕方がないので適当にボタンを押したりトリガーを引いたりすることにした。どうせ,誰も見てないし,ほかにできることはなかったからだが,筆者の操作に応じて,神楽は刀を振り回し,ゾンビどもをバッタバッタとなぎ倒していくではないか。おお,できる。オレにもできる。オレ強い。
試遊用に調整が加えられていたのかもしれないが,なるほど,少ないボタン操作だけで神楽はさまざまな必殺技を次々に繰り出してくれるので非常に爽快だ。おそらく,敵が強くなれば,いろいろな操作を試みる必要が出てきたりもするのだろうが,アクションゲームが苦手という人でも手軽に戦いを満喫できるように作られているのだろうと思った。思ったあたりで,コンパニオンさんにポンポンと肩を叩かれて,試遊は終了した。うーん,もっと頭を突っ込んでいたいのに,じゃなくて,もっとプレイしていたかったのにという感じだが,まあ仕方ない。
「お姉チャンバラZ2 〜カオス〜」公式サイト
4Gamer「東京ゲームショウ2014」特設サイト
- 関連タイトル:
お姉チャンバラZ2 〜カオス〜
- この記事のURL:
キーワード
(C)TAMSOFT (C)D3 PUBLISHER