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[TGS 2014]頭を突っ込まずにはいられない。ディースリー・パブリッシャーの策略にすっかりはまった「お姉チャンバラZ2 〜カオス〜」の試遊レポート
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印刷2014/09/20 03:17

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[TGS 2014]頭を突っ込まずにはいられない。ディースリー・パブリッシャーの策略にすっかりはまった「お姉チャンバラZ2 〜カオス〜」の試遊レポート

画像集#006のサムネイル/[TGS 2014]頭を突っ込まずにはいられない。ディースリー・パブリッシャーの策略にすっかりはまった「お姉チャンバラZ2 〜カオス〜」の試遊レポート
 2004年,PlayStation 2向けの廉価なシリーズであるSIMPLE2000に登場した「お姉チャンバラ」は,たぶんお姉ちゃんがチャンバラをするに違いないという分かりやすいタイトルと,テンガロンハットにきわどいビキニという主人公の分かりやすい衣装,そして激しく鮮血が迸るスラッシュアクションという分かりやすいシステムにより,たちまち大きな人気を獲得し,2006年には「お姉チャンバラ vorteX 〜忌血を継ぐ者たち〜」が,2008年には「お姉チャンバラ Revolution」が,2011年には「お姉チャンバラ SPECIAL」が,2012年には「お姉チャンバラZ 〜カグラ〜」が,そして2013年には「お姉チャンバラZ 〜カグラ〜 With NoNoNo!」がリリースされるなど確実にそのフィールドを広げ,システムは異なるが携帯電話向けにも登場したほか,なんだか実写映画にもなっちゃったらしいが,筆者は未プレイだ。

 以前からいろんな意味でぜひプレイしてみたいと思っていたのだが,なかなかその機会が訪れなかった。というのも,実は反射神経が必要なアクションは昔から「好きだがヘタ」というスタンスをキープしており,「よく揺れる」と評判の格闘ゲームも操作になかなかついて行けず,思う存分揺らす前に挫折してしまったという,人には決して言えない過去とか持っているからだ。

 そんな「お姉チャンバラ」シリーズの最新作となる「お姉チャンバラZ2 〜カオス〜」が,千葉・幕張で開催中の東京ゲームショウ2014(以下,TGS 2014)のディースリー・パブリッシャーのブースに出展されている。
 対応機種がPlayStation 4になったということでシリーズ初のフルHD対応を実現しているほか,複数のキャラクターを戦いに参加させることができる新システム「クロスマージコンビネーション」や,進化した「QTK」(クイックタイムキル),すべての戦闘力を開放するという「デア・ドライブ」など,新システムを盛り込み,さらに「ストロベリー&バナナ」という衣装を初回特典(関連記事)として用意した「お姉チャンバラZ2 〜カオス〜」は,2014年10月30日の発売が予定されている。
 言うまでもなく,フルHDになったことで,いろいろな細かい部分もよく見えるようになったはずで,これはプレイせずにはいられないという感じだ。

画像集#008のサムネイル/[TGS 2014]頭を突っ込まずにはいられない。ディースリー・パブリッシャーの策略にすっかりはまった「お姉チャンバラZ2 〜カオス〜」の試遊レポート
画像集#009のサムネイル/[TGS 2014]頭を突っ込まずにはいられない。ディースリー・パブリッシャーの策略にすっかりはまった「お姉チャンバラZ2 〜カオス〜」の試遊レポート 画像集#010のサムネイル/[TGS 2014]頭を突っ込まずにはいられない。ディースリー・パブリッシャーの策略にすっかりはまった「お姉チャンバラZ2 〜カオス〜」の試遊レポート

画像集#007のサムネイル/[TGS 2014]頭を突っ込まずにはいられない。ディースリー・パブリッシャーの策略にすっかりはまった「お姉チャンバラZ2 〜カオス〜」の試遊レポート
 掲載した写真からも分かるように,ディースリー・パブリッシャーの「お姉チャンバラZ2 〜カオス〜」の試遊台は,来場者の話題をうっかり独占してしまいそうなほど個性的な造りになっている。これは,本作がCEROのZ指定(18歳以上のみ対象)のタイトルであり,対象年齢以下の来場者には見えないようにするという配慮によるものであるらしく,最近のE3やgamescomでも,(オープンスペースの試遊台の場合)ディスプレイの左右に衝立を立てたり,画面を通路とは反対方向に向けたりなどといったことが行われている。しかし,さすがのE3でも,ここまで徹底的にパーソナル化したケースは少ないはずで,TGS 2014,やるな! と海外のメディアもきっと思ったに違いない。

 黙って見ていると,これはもう頭を突っ込まないという選択肢はありえないような気がしてきたので,列に並んで頭を突っ込んでみた。よく分からないが,なかなかいい感じだ。中に何があるのか,必要以上に気になる人も多いかと思うが,それは誰にも言えない……わけではなく,もちろんディスプレイがあり,下の穴に両手を入れてコントローラを操作することになるわけだ。当然だ。

気がつけば,並んでいる自分に気がつく
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 試遊は時間制になっており,ゲームを起動すると冒頭,いろいろな説明文が出てくるが,途中までは一生懸命読んでいたものの,やがて面倒になり,さっそく戦いを始めることにした。なにしろ時間がもったいないですからね。4人のキャラクターから一人を選べるので,筆者は神楽(かぐら)を選んだが,彼女が立っているのは,左右に海が迫る桟橋のようなところ。
 さっそく,ゾンビの一団が神楽にやられるために現れたが,そういえば,どうやって戦うのかを読み飛ばしていたことに気がついた。まさに,画竜点睛を欠くとはこのことだが,仕方がないので適当にボタンを押したりトリガーを引いたりすることにした。どうせ,誰も見てないし,ほかにできることはなかったからだが,筆者の操作に応じて,神楽は刀を振り回し,ゾンビどもをバッタバッタとなぎ倒していくではないか。おお,できる。オレにもできる。オレ強い。

画像集#011のサムネイル/[TGS 2014]頭を突っ込まずにはいられない。ディースリー・パブリッシャーの策略にすっかりはまった「お姉チャンバラZ2 〜カオス〜」の試遊レポート 画像集#012のサムネイル/[TGS 2014]頭を突っ込まずにはいられない。ディースリー・パブリッシャーの策略にすっかりはまった「お姉チャンバラZ2 〜カオス〜」の試遊レポート 画像集#013のサムネイル/[TGS 2014]頭を突っ込まずにはいられない。ディースリー・パブリッシャーの策略にすっかりはまった「お姉チャンバラZ2 〜カオス〜」の試遊レポート
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 試遊用に調整が加えられていたのかもしれないが,なるほど,少ないボタン操作だけで神楽はさまざまな必殺技を次々に繰り出してくれるので非常に爽快だ。おそらく,敵が強くなれば,いろいろな操作を試みる必要が出てきたりもするのだろうが,アクションゲームが苦手という人でも手軽に戦いを満喫できるように作られているのだろうと思った。思ったあたりで,コンパニオンさんにポンポンと肩を叩かれて,試遊は終了した。うーん,もっと頭を突っ込んでいたいのに,じゃなくて,もっとプレイしていたかったのにという感じだが,まあ仕方ない。

「『お姉チャンバラZ2 〜カオス〜』ギリギリ★クロスマージ撮影会」に参加した筆者。遅れて行ったので,人垣の後ろのほう
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その結果,撮れた写真がこれ
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 というわけで,TGS 2014に行ってみようと思っている18歳以上の人は,ぜひディースリー・パブリッシャーの試遊台で「お姉チャンバラZ2 〜カオス〜」をプレイしてみよう。ちょっと照れくさい,などと思う必要はない。なにしろ筆者はその日(2014年9月18日)すっかり病みつきになり,ヒマな時間があると,つい頭を突っ込みに列に並んでしまったからだ。理由になっていない気もするが,さらにディースリー・パブリッシャーのブースでは,試遊のほか,詳しくは公式サイトを参照してほしい「『お姉チャンバラZ2 〜カオス〜』ギリギリ★クロスマージ撮影会」と題された,いかにもギリギリな感じの撮影会なども催されており,かなり楽しめるはず。筆者ももちろん参加したが,おそらくギリギリな感じがとても好きな人々の背後で,あまり撮影できなかったことも付け足しておきたい。

「お姉チャンバラZ2 〜カオス〜」公式サイト


4Gamer「東京ゲームショウ2014」特設サイト

  • 関連タイトル:

    お姉チャンバラZ2 〜カオス〜

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