プレイレポート
「封印勇者」マインスイーパー感覚でダンジョン攻略,シンプル操作で戦術的バトル。この2つが絶妙に絡み合うスマホRPGのプレイフィールを紹介
本稿ではゲームの内容を紹介しつつ,プレイフィールをお伝えしていこう。
マインスイーパー感覚で「魔像」を封印せよ!
本作最大の特徴は,なんといってもダンジョン探索の方法だ。プレイヤーは,ダンジョンの各フロアを埋め尽くす無数のブロックの中から,隠された「魔像」を探して封印することになるのだが,この攻略法がいわゆるマインスイーパーと同様なのである。
各フロアでは,まず薄い色のブロックをタップで破壊して,プレイヤーキャラが移動できる範囲を広げていく。そうするうちに魔像が隠されている可能性のある紫色のブロックや,数字の書かれた床が出現。
書かれた数字は,その床を中心とした3×3マス内に存在する魔像の数を示している。これを手がかりに,どのブロックに魔像が隠されているかを判断するのだ。
ブロックに長押しタッチで魔像の“封印”を試みることができ,正解であれば(実際に魔像が隠されていたなら)封印に成功,プレイヤーキャラのHPが回復し,「魔像の涙」を入手できる。不正解だった場合はダメージを受けてしまう。
なお,魔像の涙は「生命の樹」の成長に欠かせないものだ。詳しくはマイタウンの項目で説明している。
ブロックを破壊すると,たまに宝箱やクリスタルが出てくる。宝箱の中身は,各種ゲージを回復させるクリスタルだったり,経験値アップアイテムだったりするが,茶色の宝箱からはモンスターが飛び出してくることも |
フロア内の魔像をノーミスで封印してブロックをすべて破壊すると,パーフェクトボーナスとして多くの「魔像の涙」が獲得できる |
封印した魔像の数が,画面内の中央上に表示された規定数に達すると,フロアのどこかにある扉がオープン。扉の先ではさらなるフロアの攻略あるいは,ボスとの決戦に挑むことになる。
敵が気絶する「ブレイク」などを駆使しよう
バトルが有利になる戦い方とは
本作におけるモンスターとのバトルは,味方キャラ最大5体+助っ人キャラ1体(ほかのプレイヤーのキャラ)のパーティ構成で挑むことになる。
攻撃方法はシンプルで,画面内の下にある味方キャラアイコンを,「アタックゲージ」が溜まり次第,順次タップするだけだ。ちなみにキャラクターは,そのレアリティに応じた数のゲージを持っており,ゲージを溜めた分だけ連続攻撃できる。
バトルでは「ブレイク」がカギとなっている。これは,敵が一定回数以上の攻撃を受けると気絶するという要素で,ブレイク状態の敵は攻撃を仕掛けてこなくなる。その隙に畳み掛けて倒したり,ターゲットをほかの敵に移したりできるわけだ。
ブレイクさせるのに必要な攻撃回数は敵の下に表示されている |
敵をブレイクさせて一気に倒すか,さらにほかの敵のブレイクを狙うかはプレイヤーの判断次第 |
「必殺技」を発動し,敵に大ダメージを与えたり,敵を弱体化させたりできる味方キャラもいる。必殺技の発動には,敵を攻撃するほか,フロアでクリスタルを拾うと溜まる「必殺ゲージ」が必要だ。
アタックゲージの溜まった味方キャラが複数いる場合は,それぞれのアイコンを一筆書きの要領でなぞると発動する「同時攻撃」という連携技も有効。同時攻撃の属性は一筆書きの起点となるキャラと同じになるのも大きなポイントだ。
味方キャラのアイコンを一筆書きの要領でなぞると…… |
強力な「同時攻撃」を発動できる。ただし同時攻撃に参加した味方キャラのアタックゲージはそれぞれ消費されるので,発動タイミングは慎重に |
そのほか,プレイヤー側の全力攻撃「∞ラッシュ」もかなり強い。攻撃回数や与ダメージ量に応じて溜まっていく「∞ラッシュゲージ」が満タンになると,∞ラッシュが自動的に発動。
発動タイミングを選べないので若干使いづらいが,一定時間,アタックゲージに関係なく味方キャラは攻撃し放題,敵はブレイク状態になる。連続で攻撃をHitさせて効率良く∞ラッシュゲージを溜めよう。
古きよきRPGを思わせる「マイタウン」
そして,魔像の涙で成長していく「生命の樹」
古きよき2DグラフィックスのRPGを彷彿とさせる「マイタウン」の存在も大きな特徴として挙げられる。ここではNPCをとおして各施設が利用できるほか,簡単なゲーム内ヒントをもらえる。
施設では,味方キャラの強化も行える。ちなみにわざわざ歩かなくとも,画面内の下にあるタブを直接タップして機能を使うことができる
マイタウン最大のポイントは,「生命の樹」である。生命の樹は,ダンジョンで入手した魔像の涙を注ぐことで成長し,その過程で味方キャラやアイテムなどが得られるようになっている。
生命の樹を最大まで成長させると,「空の迷宮」への扉が開く。この空の迷宮をクリアすると生命の樹は苗木に戻って最初から育成し直すこととなるが,生命の樹の成長ルートは複数用意されており,それぞれ入手できるアイテムも異なるので,いろいろ試してみるといいだろう。
まとめ
さて,実際ゲームをプレイしてみると,やはりマインスイーパーをベースとしたダンジョン攻略の要素がもっとも印象深い。
時間の制限はないため,焦らずジックリ考えられるのも本作のよいところだ。
またバトルでは,パーティ編成だけでなく,ブレイクを狙うタイミングや,そのあとの戦術の組み立てなど,各自好みに応じてさまざまな方法を選べる点が,筆者個人としては楽しいと感じた。
もちろん,そうした要素を深く考慮せず遊べるところもまた魅力である。マインスイーパーは自信がないという人でも,ぜひ一度はプレイしてほしい。
「封印勇者!マイン島と空の迷宮」公式サイト
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封印勇者!マイン島と空の迷宮
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