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高速空間で障害物を避けまくれ。iOS向けアクションゲーム「dEXTRIS」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第570回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
4Gamerの読者には,ゲームは難しければ難しいほどいい,というゲーマーもいるだろう。本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介する「dEXTRIS」は,そんなコアゲーマーも納得の高難度と,スタイリッシュな世界観を兼ね備えた作品。迫り来る障害物をひたすら避け続けていくのだ。
iOS版「dEXTRIS」ダウンロードページ
プレイヤーは画面下に並んでいる青と赤のブロックを左右に移動させ,前方から迫る障害物にぶつからないよう,ひたすら避けていくことになる。画面左側をタップすれば2個のブロックを左へ,右側をタップすれば右へと移動させられる。障害物は鋭利なトゲのような形状で,ブロックが接触するとその時点でゲームオーバーだ。
障害物が左右から突き出ている場所では,ブロックの通れる隙間が真ん中にしかないため,この場合は「何もタップしない」のが正解となる。そして,ひし形のような障害物が通路の真ん中に鎮座しているところでは,“画面の左右両方をタップ”して,青のブロックを左,赤のブロックを右へと移動させればいい。
障害物は間断なく迫ってくるため,息つく暇もないが,10個クリアするたびに登場するチェックポイントで一息入れられる。ただし,すぐにスピードが速くなった次のステージが始まるので,のんびりとはしていられない。ステージが30〜40ともなれば瞬きも許されないほどのスピードとなり,一瞬の判断ミスが即ゲームオーバーへつながるのだ。
筆者は70前後でお手上げだが,GameCenterには100超えの猛者たちがゴロゴロ |
ブロックが障害物に接触して散る様は,ミスであるにもかかわらず美しい |
瞬時に左か,右か,真ん中か,それとも両側かを判断せねばならず,操作もかなりせわしない。ひし形ブロックが来たときはとくにパニックになりがちで,ゲームオーバー要因の多くはこれにありそうだ。
難しいながらも失敗した理由に納得でき,「もう一回!」と思わず再チャレンジしたくなる面白さが詰まっている本作。難度はかなりのものだが誰でも楽しめるゲームなので,緊張感を味わいたいという人にはもってこいだ。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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