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「GTA:オンライン」メディア向け体験会レポート。PlayStation 4版「グランド・セフト・オートV」のマルチプレイを一人称視点で存分に楽しんできた
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印刷2014/12/08 17:27

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「GTA:オンライン」メディア向け体験会レポート。PlayStation 4版「グランド・セフト・オートV」のマルチプレイを一人称視点で存分に楽しんできた

画像集#001のサムネイル/「GTA:オンライン」メディア向け体験会レポート。PlayStation 4版「グランド・セフト・オートV」のマルチプレイを一人称視点で存分に楽しんできた
 2014年12月6日,ロックスター・ゲームスから12月11日に発売が予定されているPlayStation 4版「グランド・セフト・オートV」(以下,GTAV)の先行体験会が都内で開催された。この体験会では,発売に先駆けてオンラインモード「GTA:オンライン」をプレイすることができた。
 本稿では,PS4のシェア機能で撮影したスクリーンショットと共にプレイレポートをお届けしよう。

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 体験会ではロックスター・ゲームスのスタッフによる本作のプレゼンテーション(関連記事)が行われた後,参加者同士によるGTA:オンラインのマルチプレイがスタートした。ちなみにプレイしたのは海外版だったため,決定ボタンなどの仕様が一部異なるものの,字幕言語を除けば基本的には日本版と同じ内容となる。

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体験会では専用のプレイヤーキャラクターとマイカーが参加者に用意され,同じ住宅からのスタートとなった
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フリープレイでは,夜明けのロスサントスをマイカーで走ってみた。街中に参加プレイヤー以外の人影はまばらだが,それでもちらほらと確認することができた

 マルチプレイでは,ロスサントスのストリートをサーキットとする「レース」と,プレイヤー同士が銃撃戦を繰り広げる「デスマッチ」が行われた。ルール自体は発売中の現行機版(PS3/Xbox 360)と変わらないが,今回はせっかくなので新要素である一人称視点でプレイしている。

画像集#006のサムネイル/「GTA:オンライン」メディア向け体験会レポート。PlayStation 4版「グランド・セフト・オートV」のマルチプレイを一人称視点で存分に楽しんできた
サングラスのスーツ姿が筆者の分身。「tprpromo」が冠されているものが,今回の体験会参加者のIDだ。なかなか個性的なキャラクターもいた

画像集#013のサムネイル/「GTA:オンライン」メディア向け体験会レポート。PlayStation 4版「グランド・セフト・オートV」のマルチプレイを一人称視点で存分に楽しんできた
レースのルールはホストとなったプレイヤーが決定する。天気や手配度,カメラ視点など細かく設定が可能
 レースでの一人称視点は,車の計器やインテリアが見えるレイアウトになっている。そのインテリアが画面の1/4程度を占めており,後方からの三人称視点と比べると視界は狭い。筆者は普段,GTAVやレースゲームを三人称視点でプレイしているため,一人称視点での車幅感覚や操作感覚がつかめず,レース中はずいぶんと対向車や電柱などにぶつかってしまった。しかし,これこそが実車同様の視点であり,そのスピード感や臨場感は格別だ。レース中に眺めている余裕はないかもしれないが,プレイヤーの操作にシンクロしたハンドルやメーターなどの細かい演出も楽しい。

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レースはスタート前に車種やカラーを選んで参加。右下の車名に「LOCKED」と出ているものは,車種が限定されたレースだ
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車内のパネルやインテリアの様子が異なることが分かるはずだ。対戦中の相手に車内からアピールすることもできた
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もちろん,車を後方から見た三人称視点でプレイすることも可能。PS4版の場合,タッチパッドボタンを押すことで瞬時に切り替えられる。デスマッチも同様だ

画像集#017のサムネイル/「GTA:オンライン」メディア向け体験会レポート。PlayStation 4版「グランド・セフト・オートV」のマルチプレイを一人称視点で存分に楽しんできた
「Team Deathmatch(チームデスマッチ)」は2チームに分かれて戦うモード。このときは一人称視点に限定された戦いが繰り広げられた
 一方,デスマッチを一人称視点でプレイすると,まさにFPSそのもの。夢中になって戦っていると,これがGTAVであることを忘れそうになるほどだ。冒頭のプレゼンテーションでは,本作の被写界深度を意識した表現について説明されたのだが,一人称視点で武器を構えて照準を合わせたときにその表現が用いられている。対象にピントが合うと,背景がぼやけるので狙いやすくなっていた。

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マップに配置された武器を入手しながら戦いを繰り広げていく。周囲にある乗り物に乗って戦うことも可能だ
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照準を合わせると,背景がぼやけて射程内にピントが合う。相手を狙いやすくなるのが,一人称視点の有利な点の1つ

 ちなみに一人称視点と三人称視点はいつでも切り替えられる仕様で,同じデスマッチをプレイしている参加者はそれぞれ好みの視点で戦っていたようだ。ただ,レースもデスマッチでも参加者全員の視点を一人称に限定するという設定が選べるようになっている。オンラインのマルチプレイに挑むなら,一人称視点での立ち回り方を多少なりとも身につけておく必要があるだろう。

画像集#020のサムネイル/「GTA:オンライン」メディア向け体験会レポート。PlayStation 4版「グランド・セフト・オートV」のマルチプレイを一人称視点で存分に楽しんできた
ステージによっては飛行機などにも乗れる。チームデスマッチでは,味方を攻撃しないように注意したい

三人称視点でのプレイの様子。雰囲気がずいぶん違うことが分かるだろう
画像集#023のサムネイル/「GTA:オンライン」メディア向け体験会レポート。PlayStation 4版「グランド・セフト・オートV」のマルチプレイを一人称視点で存分に楽しんできた
 こうしてレースが3戦,デスマッチが2戦行われ,体験会は終了した。今回,筆者は一人称視点に徹してプレイをしてみたが,あくまでプレイスタイルの選択肢の一つであり,もちろんマルチプレイの楽しさは健在だった。また,グラフィックスの強化によって画面が見やすくなったため,状況判断がしやすくなっている。PS4版では発売日からオンラインプレイが可能ということで,購入予定の人はぜひ積極的にアクセスしてコミュニティを盛り上げてほしい。

画像集#025のサムネイル/「GTA:オンライン」メディア向け体験会レポート。PlayStation 4版「グランド・セフト・オートV」のマルチプレイを一人称視点で存分に楽しんできた 画像集#026のサムネイル/「GTA:オンライン」メディア向け体験会レポート。PlayStation 4版「グランド・セフト・オートV」のマルチプレイを一人称視点で存分に楽しんできた
ロックスター・ゲームスの開発陣によると,アクションゲームにおいてストーリーを語るには三人称視点がベストだという考えは変わらないが,今回の一人称視点はチャレンジだったとのこと

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