プレイレポート
「LET IT DIE」プレイ日記 第1回:パンイチ女,バルブの塔へ旅立つの巻
ガンホー・オンライン・エンターテイメントとグラスホッパー・マニファクチュアが手がけるPlayStation 4用ソフト「LET IT DIE」。ローグ系サバイバルアクションにハクスラ要素,どこかイカれたキャラクター,頂上(てっぺん)獲るまで殺るか殺られるかの世界。よりによって,筆者の大好物をPPAPしちゃったようなブツが登場したとあっちゃあ,黙っちゃいられねぇ。
というわけで,刺さる人ならトコトン刺さる「LET IT DIE」プレイ日記がスタートだ。
しかし,「風来のシレン」では地下99階の最終ダンジョン“フェイの最終問題” をクリアし,「ディアブロ3」ではパラゴンレベル200超え(※編注:そんなにスゴくない)の筆者にかかれば,「LET IT DIE」の攻略も赤子の手をひねるようなものではないだろうか。憎い! この俺の才能が!
そんな一人芝居をしながら,実は仕事抜きで楽しみにしていた「LET IT DIE」。もちろん,「こちら」の記事も熟読していて,予習はバッチリ。そんな筆者による“バルブの塔 珍道中”,しばしお付き合いを。プレイ動画もアルヨ!
なお,スクリーンショット,ムービーともに過激な表現が含まれているので,ゴア表現が苦手な人は注意してほしい。
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「LET IT DIE」公式サイト
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まずは,プレイヤーの分身となるファイター選択画面だ。列車の車両にズラリと並んだファイターの中から,自分好みの素体を選ぶことになる。
ここは当然,メスの中から選択。パンイチ(パンツ一丁)のオスを眺め続けるなんて,軽い拷問だぜ。
全員,なんとも不健康そうなのが気になるが,その中でも比較的健康そうなポニーテールの娘に決定。よし,君の名前は“ポニ子”だ。ガイド役らしきガイコツ君こと「アンクル・デス」にいろいろと説明を受けたら,いよいよバルブの塔へ!
初めての戦闘は「丸ノコを持った敵に素手で挑む」という“北斗の拳”みたいな展開に。分が悪いにもほどがあるが,冒頭で触れたとおり,予習バッチリの筆者は「戦闘のコツは後出し」ということを知っている。
「ふむふむ,[□]でジャンプ,[×]でローリング回避,[×]長押しで防御ね……」と軽く操作の確認をしつつ,敵が攻撃してきたらスッと下がって,カウンター気味にパンチ! この繰り返しで,さほど苦戦せずに勝利。ちなみにドヤ顔で防御しようとしたら,腕越しに思いっきり丸ノコで削られて焦る。そりゃ,防げんよね……。
続いては,2人同時バトル。後出し攻撃が有効なのは,あくまで1対1のときであって,2人相手だと通用しない。ローグライクであっても,複数の敵には狭い通路に誘い込んで各個撃破がセオリーだ。「これは結構,ヤバいぞ……」と思ったが,幸いなことに敵の1人は飛び道具持ちらしく,近づいてこない。
「まずはツルハシを持ったほうから片づけるか」と先ほどの敵から奪った丸ノコを振り回し,「レイジムーブ」と呼ばれる超必殺技的なものも試してみるも,武器が悪いのか思ったほど強くない。しかもレイジムーブを使うと,武器の耐久度がゴッソリ減ってしまう模様だ。
そんなこんなで丸ノコが壊れてしまい,結局は素手で殴ったほうが話が早いんじゃないかという結論に。
敵を倒すと武器や防具を奪えるのだが,ドロップしたのは何やら刃物がいっぱいぶら下がっているレインコート。見るからに「殺人鬼かな?」といった雰囲気で不審度が高まってしまった。まあ,この塔には不審すぎる人たちしかいないけど……。
初キノコも発見。キノコにはさまざまな種類があり,ときには回復,ときには武器として重要なアイテムだ。HPゲージが少し減っていたので,とりあえずモシャモシャと食べてみると,ヨガのポーズで一定時間ながら回復速度がアップ。おかげでHPは満タンだ。
鉄柵に挟まってる人にキノコを施しつつ,さらに先へ進むと,長ヤリを持ったヤバそうなヤツと遭遇。リーチが長いから避けにくそうだな……と思っていたら,横からスーッともう1人現れた。
大ナタ持ちが加わり,またしても2人同時相手のバトルだ。しかも,今回は2人とも近づいてくる。「いよいよヤバい!」と思ったら,長ヤリ持ちの攻撃が大ナタ持ちにクリーンヒット!
「なるほど,敵同士を争わせれば……」と閃いたのも束の間,今しがた思いっきり背中をバッサリいかれたはずの大ナタ持ちがこちらへ向かってくるじゃないか。「おいおい,お前の背後にいるヤツに逆襲しないの?」と不満を漏らしつつ,この戦いが始まる前に拾っていた銃をスチャッと構える筆者。
銃を構えると,TPS風の画面になる。「俺はTPSも大好物なんだぜぇ」と余裕を見せつけていたら,不意に攻撃をくらってしまい,なんと残りHPが6。6って!
「一撃でこんなに削られんの!? ヤバいヤバい……」とアワアワしているのに,アンクル・デスは陽気に「トドメの一撃をキメちゃってください!」とか言ってくる。
敵は2人ともピンピンしてるし,この状況でトドメの一撃って,お前,どこ見てるんだよ! なんかアッタマきた! お望みどおり,キメてやるよ……マジックマッシュルームを!(※編注:たぶん違うキノコです)
キノコをムシャムシャと食べ始めると,よりによって例のキノコ(ヨガポーズで一定時間,回復速度アップ)だったようで,瀕死の状態にもかかわらず,敵の目の前で逆立ちするという大胆不敵ガールが誕生!
「おおおおまはん,何してはりますのん!」と手が震えてくるが,幸運なことに敵の攻撃がことごとく当たらないという奇跡に遭遇。「ヒィーッ,ヨガやめてー!」と念じつつ,ヨガらないことにはHP6しかないので,どっちにしろ助からない雰囲気が漂う。
「やめてほしいけど,やめないでーッ」と,ちょっとずつ回復していくHPゲージを祈るように見つめるしかない。会いたくて震えるのは西野カナさんだが,とくに会いたくもないうえに,ただ震えるのが筆者。
その結果,回復時間が終わった途端に敵の攻撃を食らって,またしてもゴッソリとHPを削られてしまったものの,なんとか2人とも撃退に成功。「メークドラマにもほどがあるやろ……」と胸を撫で下ろした刹那,後方に潜んでいたスナイパーにズキューンと撃ち抜かれるポニ子。
命からがらの勝利直後だっただけに「えーっ!?」という展開だが,さらにはスナイパーも首をバサーッと斬られて,もう一つ「えーっ!?」。まるで食物連鎖を思わせる殺し合いだが,これはイベントによる負け確定シーンの模様。そこからアンクル・デス君が現れて,タイトルコールという流れだ。
どうやら,ここまではチュートリアルということらしい。
とりあえずプレイヤーをダンジョンに放り込み,実際にキャラクターを動かしながら覚えてもらうというチュートリアルは効果的で,一気に引き込まれてしまった。ローグライク&ハクスラ大好きっ子の筆者としては,イベント以外では死ななかったので面目躍如と胸を張りたいところだが,バルブの塔を上がるにつれ,その表情には次第に翳りが見られるのだった……。
次回も乞うご期待!
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