プレイレポート
[TGS 2015]「Bloodborne」のDLC「The Old Hunters」プレイレポート。弓に変形する新たな仕掛け武器を体験
The Old Huntersは,2015年11月24日の配信が予定されているBloodborne初の大型DLCで,「古い狩人達が囚われた悪夢」を舞台に,新たな物語が描かれる。新たなステージや敵,武器などが追加され,さらなる死闘が狩人達を待ち受けるというのが見どころだ。
今回,さっそくその死闘を体験してきたので,プレイレポートをお届けしよう。
TGS 2015版のThe Old Hunters体験版では,「Charred Hunter」「Harrowed Man」「Mensis Scholar」という3種類のキャラクターから1つ選んでスタートすることになる。
Charred Hunterは,新武器「獣肉断ち」を装備しているのが特徴だ。これは通常時は扱いやすい鉈(なた)なのだが,変形させた場合には鞭のように振る武器として利用できるようにもなっている。鞭状態だと,リーチは伸びる一方で攻撃モーションが遅くなるため,クセのある感じがあった。
Harrowed Manは,片手剣から弓に変形する「シモンの狩り武器」を使う。弓は,水銀弾を消費することによって威力の高い遠距離攻撃を行えるようになっており,ステップからの変形攻撃で速射も行えるなど,使い勝手に優れる。何よりカッコイイので,個人的には今回試遊できるキャラの中ではイチオシだ。また,左手にはメリケンサック的な装備「ガラシャの拳」を装備しており,シモンの狩り武器で斬り付けたあとなどにぶん殴れるのが楽しい。
そしてMensis Scholarは,「エーブリタースの先触れ」や「彼方への呼びかけ」を所持する魔法系。ブースで聞いた話では,The Old Huntersでは魔法に調整が入るそうで,それゆえに魔法キャラも用意したのだとか。
キャラクターを選択した後は,血に塗れた道を進んでいく。ボスまではそれほど長くなく,道も入り組んでいないので,一度覚えればサクサク進めるレベルだ。
ただし,途中で対狩人戦が3回もあり,油断しているとあっさり死ねるのが困りもの。狩人は鞭系の武器――おそらく変形後の「獣肉断ち」――をぶん回して,手痛い一撃を食らわせてくるのだが,「こっちの鞭は当たらないのに,なんであっちのはリーチが長くて,しかも痛いんだ!」という気持ちでいっぱいになる。いや,筆者がヘタなだけなのだが。
ルドウイークは,本編で「教会の最初の狩人」として名前が出ているキャラクターであり,見た目に惹かれて「ルドウイークの聖剣」を愛用していた人も多いと思うが,The Old Huntersでは「醜い獣」になってしまっているのがポイント。素早いひっかき攻撃や,威力の高い突進で襲ってくるが,よく動きを見れば倒せない相手ではない。試遊時間は15分と短いものの,道中の戦闘をきっちりこなしてからルドウイークを撃破するぐらいの時間はあるので,会場でプレイする人はぜひ撃破を目指してみよう。
ちなみに,ブースでフロム・ソフトウェアのスタッフを見かけたので,試遊版のバランスについて聞いてみたところ,「イベント用に“ぬるく”してある」とのこと。試遊の順番待ちをしている間に,多数の「YOU DIED」の文字を見た気がするのだが,ぬるいとは一体……。
Bloodborne公式Webページ
4GamerのTGS 2015特設ページ
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Bloodborne The Old Hunters Edition
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