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[TGS 2014]PS4版「ドラゴンボール ゼノバース」プレイレポート。新世代機における“ドラゴンボール的表現”の可能性が見えてきた
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印刷2014/09/20 19:05

プレイレポート

[TGS 2014]PS4版「ドラゴンボール ゼノバース」プレイレポート。新世代機における“ドラゴンボール的表現”の可能性が見えてきた

 東京ゲームショウ2014のバンダイナムコゲームスブースでは,新作アクションゲーム「ドラゴンボール ゼノバース」PlayStation 4/PlayStation 3/Xbox One/Xbox 360)のPlayStation 4(以下,PS4)版がプレイアブル出展されている。
 PS4やXbox Oneといった新世代ゲーム機では初の「ドラゴンボール」ゲームとなるドラゴンボール ゼノバース(以下,ゼノバース)は,いったいどのようなゲームになっているのか。プレイレポートでお伝えしていこう。

画像集#002のサムネイル/[TGS 2014]PS4版「ドラゴンボール ゼノバース」プレイレポート。新世代機における“ドラゴンボール的表現”の可能性が見えてきた

 結論からいってしまうと,ゼノバースは「シンプルな操作で『ドラゴンボール』っぽい戦いが楽しめ,新世代ゲーム機らしい迫力あるグラフィックス表現も堪能できる」ゲームであった。

画像集#003のサムネイル/[TGS 2014]PS4版「ドラゴンボール ゼノバース」プレイレポート。新世代機における“ドラゴンボール的表現”の可能性が見えてきた

 ドラゴンボールといえば,孫 悟空やベジータといった戦士たちが,空中を縦横無尽に飛び回わるバトルが印象的。ゼノバースでも,簡単な操作でフィールド内を飛行できるようになっている。左スティックを倒せば前後左右への移動,[×]ボタンを長く押すと上昇するのを基本に,[×]ボタンを短く押してから長く押す下降を組み合わせると,原作の舞空術さながらの自由自在な飛行が可能だ。
 とくに爽快なのが,[L2]ボタンを押しての「ブースト」だ。全身をオーラに包まれつつ,猛スピードで空をカッ飛ぶ姿は実にドラゴンボールっぽい。

画像集#004のサムネイル/[TGS 2014]PS4版「ドラゴンボール ゼノバース」プレイレポート。新世代機における“ドラゴンボール的表現”の可能性が見えてきた

 ドラゴンボールのゲームと聞けば,ゼノバースも操作の複雑な格闘ゲーム的なものであるかのように連想するかもしれないが,そうではない。複雑なコマンドを入力しなくても,パンチやキックといった格闘ラッシュや,かめはめ波などの必殺技で戦えるようになっているのだ。
 格闘ラッシュや気弾は,それぞれのボタンを押すだけでOK。必殺技やさらに強力な究極技は,[R1]ボタン(必殺技),または[R1]+[R2]ボタン(究極技)を押し込んだ状態から[○/×/□/△]ボタンを押すだけで,それぞれのボタンに対応した技が出せるようになっている。

画像集#005のサムネイル/[TGS 2014]PS4版「ドラゴンボール ゼノバース」プレイレポート。新世代機における“ドラゴンボール的表現”の可能性が見えてきた 画像集#006のサムネイル/[TGS 2014]PS4版「ドラゴンボール ゼノバース」プレイレポート。新世代機における“ドラゴンボール的表現”の可能性が見えてきた

 とくに面白かったが「瞬間背後回り込み」。攻撃しているときやダメージを受けたときに[×]ボタンを押せば,短距離の瞬間移動で相手の背後に回り込めるというもの。対戦相手を撹乱したり,ピンチからの脱出に使えそうだ。

写真では分かりにくいが,瞬間背後回り込みで悟空がピッコロの背後に回り込んだ瞬間だ
画像集#007のサムネイル/[TGS 2014]PS4版「ドラゴンボール ゼノバース」プレイレポート。新世代機における“ドラゴンボール的表現”の可能性が見えてきた

 空中を飛び回って敵に近づいて猛連打を打ち込み,離れたら気弾や必殺技を放つという戦いは,まさにドラゴンボールのそれで,プレイしているとテンションが上がってくるのが感じられた。グラフィックス面では,高速飛行時のオーラやかめはめ波の輝きといった光の表現が美しく,新世代機のマシンパワーを目の当たりにした気分になれる。
 ちなみに「天下一武道会」の客席にいる人々も,かなり細かく表現されている。バトルの合間に客席に向かって飛行し,その書き込みを確かめるのも面白いだろう。

画像集#008のサムネイル/[TGS 2014]PS4版「ドラゴンボール ゼノバース」プレイレポート。新世代機における“ドラゴンボール的表現”の可能性が見えてきた 画像集#009のサムネイル/[TGS 2014]PS4版「ドラゴンボール ゼノバース」プレイレポート。新世代機における“ドラゴンボール的表現”の可能性が見えてきた
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 ところで,ゼノバースでもうひとつの注目ポイントに,プレイヤーがオリジナルのキャラクターを作れるという要素がある。TGS 2014のプレイアブルバージョンでは,自分でキャラクターを作ることはできないようだが,あらかじめサイヤ人風やナメック星人風といった,数体のオリジナルキャラクターが用意されていた。
 これらのキャラクターも,超サイヤ人になったりピッコロを思わせる技を使ったりと,プレイしていてニヤリとさせられる要素が取り入れられている。オリジナルキャラクターが,どのようにして技を覚えていくのかも楽しみになってきた。

 新世代機におけるドラゴンボールゲームがどうなっていくのか,その可能性を感じさせてくれたゼノバースは,バンダイナムコゲームスブースにて展示されている。ドラゴンボールファンなら,忘れずにチェックしてほしい。

「ドラゴンボール ゼノバース」公式サイト

4Gamer「東京ゲームショウ2014」特設サイト

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