連載
シルエットをヒントにアイテムを探せ! スマホ向け物探しゲーム「百目鬼探偵事務所1」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第553回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」紹介する「百目鬼探偵事務所1」(iOS / Android)は,カジュアルな雰囲気のストーリーが光るアイテム探しゲーム。シンプルなルールながらランダム要素によって毎回新鮮に楽しめ,難度もなかなかという,しっかりとしたゲーム性が光る作品だ。
iOS版「百目鬼探偵事務所1」ダウンロードページ
Android版「百目鬼探偵事務所1」ダウンロードページ
主人公は百目鬼 輝(どうめき ひかる)。助手の八束 菫(やつか すみれ)とともに探偵業に精を出しているが,百目鬼は「幽霊」や「念のこもった品物」を見分けられる力を持っており,除霊的な業務も行っている。そんな百目鬼探偵事務所に,とある洋館の除霊をしてほしいという依頼が舞い込んだ……というのが本作のストーリーだ。
ゲームにはいくつかのステージが用意されており,ステージクリア時のスコアによってランク付けが行われ,ルートが変化する。高いランクでクリアし続けることによって正しいルートを進めるが,一度でも低いランクを出すとバッドエンドを迎えてしまう。
各ステージでは屋敷の部屋の様子が表示され,そこにアイテムが散らばっている。画面上部に「探すべきアイテム」がシルエットで表示されているので,合致するアイテムをタップしていこう。正しいアイテムをタップできればスコアが加算されるが,5回ミスタップすると逆に減算されてしまう。なお,アイテムはシルエット通りの向きとは限らないので,想像力を働かせよう。
なお,一定時間内に正しくアイテムをタップし続けると「コンボ」となり,ボーナススコアが獲得できる。高スコアを出すにはコンボが不可欠なので,表示されるシルエットが何のアイテムなのか,しっかり把握しておきたい。とはいえシルエットを覚えるためには繰り返しのプレイも必要となるので,はじめはゲームを覚えるためと割り切り,何度もチャレンジしていこう。
繰り返しプレイすれば,シルエットの特徴がつかめるようになるはず |
正しいルートを進むには「ランクB」以上のスコアが不可欠となる |
本作は屋敷1階を捜索する前半(ステージ1〜5)と,2階を捜索する後半(ステージ6〜10)のパートに別れている。前半を終えた段階で,一度でもランクC以下のスコアを獲得していると問答無用でバッドエンドとなる。また,後半に進めた場合でも,やはりランクC以下を取ってしまうとその場でバッドエンド。この厳しい仕様に加えてステージ終盤になるほどアイテムも探しにくくなり,難度は高まっていく。
画面下部にある「?」ボタンをタップすれば百目鬼の特殊能力が発動し,探しているアイテムが光る機能も搭載されている。ただしスコアが減算されてしまうので,高スコアを目指すなら独力で挑もう。
各ステージにおけるアイテムの配置はある程度パターンがあるものの,プレイするたびに変わるので,単純な覚えゲーにならない作りが好印象。前述したように後半は低調なプレイを行うと即バッドエンドになるため,やきもきさせられるが,悔しくてついつい再挑戦してしまう。続編がリリース予定とのことなので,本作をプレイして気に入った人はそちらにも期待しよう。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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