連載
クリアできたら「計画通り」。スマートフォン向け脱出ゲーム「DEATH NOTE 新世界への誘い」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第523回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,漫画「DEATH NOTE」の世界観を基にした脱出ゲーム「DEATH NOTE 新世界への誘い」(iOS / Android)を紹介しよう。
本作は原作の誕生10周年記念企画の一環としてリリースされたもので,2014年8月31日までの期間限定配信となっている。早めにダウンロードしておこう。
iOS版「DEATH NOTE 新世界への誘い」ダウンロードページ
Android版「DEATH NOTE 新世界への誘い」ダウンロードページ
本作はごくシンプルな脱出ゲームで,気になるところをタップして調べ,アイテムを入手し,それを対応した場所で使いながら少しずつ謎を解いていくという内容になっている。。ステージ内に仕組まれたさまざまなヒントを頼りに,頭脳をフル回転させて脱出を図るのだ。
本作は4章からなる構成となっているが,ステージ1となる「正義と天秤の間」をプレイするには,まずトップ画面上部の「密室への扉を開く」から入れるページの謎を解かなければならない。暗号文が表示されるので,そのアンサーとなる数字を打ち込もう。トップ画面のINFORMATIONにはヒントも書かれているので,分からないときは参考にするといい。
さて,そうして密室へ足を進めると,プレイヤーは真っ暗な部屋に閉じ込められ,何者かに指示されるまま,部屋からの脱出を試みることとなる。いよいよ本編の始まりだ。4つの部屋を行き来し,怪しいオブジェクトを片っ端から調べ,ヒントが書かれた「メモ」や,さまざまな「アイテム」を手に入れて,仕掛けを解いていこう。
基本的に入手したほとんどのメモやアイテムは必ずどこかで使うので,詰まったらまずは一度手持ちのものを再確認するといい。また,アイテムはダブルタップで詳細を見ることができ,この状態でさらにほかのアイテムを組み合わせることもできる。重要なテクニックなので,覚えておこう。
さて,本作には「BAD ENDING」「NORMAL ENDING」「GOOD ENDING」という3つのエンディングが用意されている。BAD ENDINGはミスを重ねてしまうと到達する,いわゆるゲームオーバーで,NORMALとGOODは“あるアイテム”を持って脱出できたかどうかが分かれ目となる。
クリアすれば次のステージへ……となるはずだが,原稿執筆時点ではステージ2以降が準備中となっていた。正直なところ,ステージ1のみではボリューム不足だが,ヒントの文面や主人公を部屋に招き入れた人物,ステージ内のアイテムなどといったところに,どことなく「DEATH NOTE」らしさを感じ取ることもできる。キラやLといった主要人物はまったく出てこないのは残念だが,アナザーエピソードということでアレコレ想像しがらプレイするのも楽しいだろう。
原作の10周年記念サイトでは,本作以外にもさまざまな企画が実施されているので,原作ファンは改めて,興味があったという方はぜひこれから,名作を振り返ってほしい。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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(C)大場つぐみ・小畑健/集英社
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