イベント
タクヤ役の杉田智和さんとユキ役の花澤香菜さんが登場。トーク,アテレコ,DJプレイなどが行われた「消滅都市」のトークイベントをレポート
イベント開始に合わせて3人が登壇。杉田さんは本作について,「昔遊んでいた感じのゲームを彷彿とさせ,気軽に遊べて面白い。音楽も素晴らしく,自分がオシャレカルチャーに関わっている気がして,非常にお気に入りの1本です」と話した。花澤さんも,本作がお気に入りの1本であり,自身が出演している「消滅都市」のCMのイメージが印象的だとコメントした。
また杉田さんは,タクヤのイメージについて「ちょっと怖い顔をしているので,辛い過去を背負っているのでは……というのが第一印象だったが,やがて諦めない強さを持っていることが分かり,同性の心を打つキャラクターだと感じた」そうだ。
花澤さんはユキの印象について,最初はツンケンしているイメージだったが,タクヤと打ち解けてからは「世話焼きのカワイイお嬢さん」というイメージに変わったとという。
杉田さんもそのことに同意しており「最初は野良猫として拾って腕をめっちゃ噛まれているのに,だんだん懐いてくる感じですね」と例え,マフィア梶田氏も「タクヤとユキの掛け合いは相性バツグンですよね」と,2人の関係性について意見を述べていた。
話が落ち着いたところで,「消滅都市」のプロデューサーであるとの氏と,5pb.の松原達也氏が登壇し,「消滅都市」と「STEINS;GATE」が今冬にコラボレーションを行うことが発表された。
との氏いわく,ダメ元で5pb.にコラボの打診をしたところ,意外にもすんなり受けてくれたと経緯を語りつつ,「STEINS;GATE」と「消滅都市」双方のファンが楽しめる内容にしたいとコメントした。
ストーリーは,科学アドベンチャーシリーズのチームが完全監修し,「お馴染みのキャラクターは出演する」とのこと。これについてマフィア梶田氏が「この場に花澤さんがいるということは?」と振ると,との氏は「当然,そうですね」と頼もしいコメントを残した。さらに杉田さんも「どの世界線になるんだろうね」と楽しみにしている様子だった。
続いては,本作の楽曲制作を担当した加藤浩義氏が登場し,DJプレイ&ミュージックトークが行われた。これは,ステージの横にある音楽ブースで,本作の楽曲制作を担当しているノイジークロークが「消滅都市」の人気楽曲を生演奏し,ゲスト陣がそれに耳を傾けながら,楽曲についてのトークを行うというものだ。
1曲目はゲームのトップ画面に使われている楽曲で,ピアノの旋律が美しいしっとりとしたメロディが特徴の「eternity」だ。加藤氏は「物悲しい感じで」といオーダーを受けて作曲したとし,仮タイトルが「喪失シーン」だったと話した。また最初は,シンセサイザーをしっかりと効かせた曲調で,現在のものとはかなり違っていたという。それを先方に聞かせたところ,「もう少ししっとりと」という話になったため,思い切ってピアノ1本に変更したのだそうだ。
続いての楽曲は,ステージのバトルミュージックとして,プレイヤーからの人気がかなり高い「I miss you baby」。この楽曲については,疾走感があるゲームのバトル曲ということで,ノリの良さを重視したと話す加藤氏。マフィア梶田氏もこの楽曲が気に入っているらしく,ベタベタなバトル曲じゃないところが「消滅都市」らしいとコメントしていた。
イベントの最後には,ゲスト陣がそれぞれコメント。杉田さんは「消滅都市」について,本作に関わったことでスマホアプリに対する価値観が変わったと話し,「消滅都市」というタイトルどおり大変な世界観ではあるが,引き込まれること間違いないので,ぜひ「消滅都市」をよろしくお願いしますと,来場者にメッセージを送った。
花澤さんは「消滅都市」について,キャラクターに思い入れがあって背景がしっかりしているから,プレイヤーさんもタクヤとユキに共感してくれると思うとし,ドラマCDにもなっているので,このままアニメ化が決まったら嬉しいと述べた。そして,「まずはゲームとしての『消滅都市』をみなさんが愛してくれるのが一番です」と,本作に対する思いを語り,今回のイベントを締めくくった。
「消滅都市」公式サイト
「消滅都市」ダウンロードページ
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(C) Wright Flyer Studios, Inc.
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