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「討鬼伝 極」完成発表会の模様をレポート。新鬼「カゼヌイ」にゲストの椿姫彩菜さん,「麒麟」川島さん,「スリムクラブ」真栄田さんが挑戦
「討鬼伝 極」公式サイト
発表会の主催者を代表して登壇したコーエーテクモゲームス 代表取締役社長 襟川陽一氏は,「討鬼伝 極」の前作に当たる「討鬼伝」が,完全新規タイトルとして50万本のヒットを記録したことを紹介。そのヒットの要因を,体験版を遊んだ人達から寄せられた意見やリクエストを反映したことにあるとし,今回の「討鬼伝 極」でも同様の試みを行った結果,前作を超える仕上がりになったと自信を見せた。
来賓として登壇したソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア(SCEJA) シニア・バイス・プレジデント 植田 浩氏も,5月に開催された「討鬼伝 極×プレコミュ先行試遊会 モノノフ出陣式」に言及し,実際に遊んだ人の声をゲームに反映させていくことの重要性を語った。また「討鬼伝 極」は,SCEJAにとって重要な存在であるとし,2014年夏の一押しタイトルとしてプッシュしていくと宣言した。
ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア シニア・バイス・プレジデント 植田 浩氏 |
植田氏は,「討鬼伝 極×プレコミュ先行試遊会 モノノフ出陣式」の模様を紹介した |
「討鬼伝 極」のゲーム本編についてのプレゼンテーションでは,「いざ,極限の“鬼”討ちへ──」をコンセプトに,前作の内容を丸ごと収録した上で,同規模の新たな要素を追加するなど,全面的にパワーアップしていることが紹介された。そのうちストーリーとしては,新キャラの「ホロウ」「暦」「相馬」が登場する8章以降が追加される。
プレイヤーの拠点となる「ウタカタの里」は,前作から3か月が経過し,景観が秋めいている。今回,新たに追加された「緊急任務」は突発的に発生するもので,どの鬼が登場するかプレイするまで分からないが,「ミタマ」や貴重な素材を獲得しやすくなっているという。
またプレイヤーが同行者として選択していないモノノフ達を,別働隊としてほかの任務へと派遣できるようになったほか,無限に鬼と戦える「無限調査」では,鬼の討伐数が増えるほど,ミタマや貴重な素材が入手できるのだという。
自宅の「天弧」システムもパワーアップしており,天弧装備の着せ替えができるだけでなく,おやつをあげることでプレイヤーが任意で声や体色を変えることが可能となった。
また天弧は戦場にも登場するようになり,ミタマを装着することで非常に頼れる相棒になるという。
ミタマには,最高強化レベルの「極」が追加され,そのレベルに達すると習得したスキルを自由に入れ替え可能となるとのこと。さらに「禊ぎ場」にミタマを奉納できるようになり,禊ぎでそのミタマのスキルが発動する可能性があるという。ちなみに,かなり仲のいい人物であれば禊ぎに誘えるとのことだ。
さらに新武器として,「金砕棒」「薙刀」「銃」の3種類が追加。広い攻撃範囲と高い威力を兼ね備えた金砕棒は,先端で攻撃を当てると威力の高い「豪打」になり,さらに豪打を当て続けることで攻撃速度が上昇。溜め時間が短縮された「豪腕状態」になる。
攻撃範囲と速度に優れた薙刀は,流れるような動きで,連続して攻撃を繰り出せる。敵の攻撃を受けずに攻撃を当て続ければ,「連舞状態」となり,同時に複数の部位を攻撃可能になる。
遠距離射撃が得意な銃は,構えると鬼の弱点である「霊脈」を見ることができる。その霊脈を撃ち抜けば与えるダメージが増加。また,複数の弾種を装填可能で,それぞれ攻撃範囲や威力などが異なる。
そのほかミタマの新戦闘スタイル「壊」は部位破壊に特化し,「献」は味方の支援を得意としていること,そして鬼の複数の部位を攻撃する新共闘システム「鬼千切・極」も紹介された。
そんな3人が挑戦することとなったのは,「討鬼伝 極」で追加されたストーリーで,初めて出会うこととなる鬼の「カゼヌイ」。カゼヌイはスピードでプレイヤーを翻弄するので,攻略する上では,ダウンさせて動きを封じた隙にダメージを与えることが重要となる。
ゲストの3人は「やっぱり素早い」などとコメントしながらも,見事にカゼヌイの討伐に成功。解説を務めた森中氏も,「初見とは思えないほど(討伐が)早い」と賞賛していた。
デモプレイのあとで感想を求められた川島さんは,「マルチプレイのバランスがよくできています。発売後にネットで出会ったら,一緒に遊んでください」とコメント。真栄田さんは,「前作に引き続き爽快で,グラフィックスも綺麗。操作も気持ちよかったです」と絶賛した。そして椿姫さんは,「歴史上のキャラクターが活躍するので,勉強がてら遊んでみるのも楽しいかも」と語っていた。
発表会のエンディングでは,森中氏が「討鬼伝 極」について「ボリュームも爽快感も,まさに極級の仕上がり。開発チームが一丸となって作った,とてもいいゲームですので,ぜひ製品版をプレイしてみてください」とコメント。最後に小笠原氏は,「ミリオンヒットを目指し,今後も極限の力を注いで参りますので,ぜひよろしくお願いします」と述べ,発表会を締めくくった。
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(C)コーエーテクモゲームス All rights reserved.
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