連載
シンプルなシステムと凝った演出が魅力。スマートフォン向けアクション「CUBE RUNNER」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第451回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
シンプルさがウリのスマートフォン向けゲームは星の数ほどあるが,残念ながら,肝心の作り込みまであっさりで,「一度プレイしたら十分」というタイトルがかなりの割合で見受けられる。
しかし,本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介する「CUBE RUNNER」(iPhone / Android)は,とことんシンプルながら,それを感じさせない巧みな演出が光る作品だ。
iOS版「CUBE RUNNER」ダウンロードページ
Android版「CUBE RUNNER」ダウンロードページ
アプリを起動すると,ブロックでできた通路を主人公であるロボットが駆けていくタイトル画面が映し出され,ここで画面をタップすると,シームレスにゲームへと入っていく。
主人公は自動で走るので,プレイヤーは前や横から迫るブロックをタップによるジャンプでひたすら回避していくこととなる。
走った距離が300ブロックを越えるあたりからは,ブロックの巧妙な配置によって,かなりの難度となる。高い位置にあるブロックをしっかり踏み台にしないと越えられない配置や,目の前で2段ジャンプをしようとしても軌道上で激突してしまうため詰みとなる絶壁など,難関が続出なのだ。
シンプルな内容ながら,凝ったカメラワークや,幾何学模様状に並んで押し寄せてくるブロックなど,視覚的な演出がプレイヤーを飽きさせない。よく見ると主人公であるロボットの動きも,細かいところまでしっかり表現されているのが分かるだろう。
その手軽さや遊びやすさと,凝った演出の絶妙なバランスが見事な本作。一回のプレイ時間も短めなので,ぜひ中途半端に空いた時間のお供などとして楽しんでみてほしい。
著者紹介:カイゼルちくわ
ゲーム攻略記事を中心に活動するフリーライター。ゲーセンに寝泊まりしたいくらいのシューティング&ガンシューティング好きだが,家に帰ればPCのFPSも遊びたがる。アクションゲームとかわいいキャラにも目がない。
「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」記事一覧
- 関連タイトル:
CUBE RUNNER
- 関連タイトル:
CUBE RUNNER
- この記事のURL:
キーワード
(C)Canvas Co. Ltd.
(C)Canvas Co. Ltd.