プレイレポート
本日配信開始となった「進撃の巨人 -自由への咆哮-」のプレイレポートをお届け。巨人と“クラクラ系シミュレーション”の相性やいかに?
「進撃の巨人 -自由への咆哮-」公式サイト
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本作は,いわゆる「Clash of Clans」(以下,クラクラ)系のゲームで,街を強化,発展させながら,ほかのプレイヤーの街を侵略して資源を奪い,自分の街をさらに発展させるというシミュレーションゲームだ。
原作漫画で活躍している,「エレン・イェーガー」「ミカサ・アッカーマン」「リヴァイ」といった人気キャラクター達のほか,本作オリジナルのキャラクターとして「フェレータ」が登場。プレイヤーは,とある理由により“壁外追放”されたフェレータとともに,外の世界で生きていくことになる。
本稿では,そんな本作のプレイレポートをお届けしよう。
本作は,街を発展させるシミュレーションパートと,ほかプレイヤーの街を侵略するバトルパートの2つに分かれている。
シミュレーションパートでは,巨人の生成や軍事兵舎の設置などに必要な「氷爆石」と,拠点の強化や防御施設の設置などに使用する「黒金竹」という2つの資源を消費しながら,街を発展させていく。
これらの資源は,「黒金竹製鉄所」「氷爆石採掘所」という施設で生み出すか,ほかのプレイヤーの街を侵略し,強奪することで入手できる。
プレイ開始直後は,資源を保管しておくための各種タンクの設置と,侵略に必要な巨人を生成するのがオススメだ。防御施設などは,ゲームを進めていき,ほかのプレイヤーから侵略されるようになってきてからでも遅くはないだろう。
このシミュレーションパートは,街のデザインを考えながら施設を設置したり,ほかのプレイヤーが攻めてきそうな場所を考えながら,さまざまな防御施設を設置したりといったことが必要になる。
また,俗に言う“収集ゲー”が好きな人などは,単純に資源を回収しているだけでも楽しめてしまうはずだ。
一方のバトルパートでは,ほかのプレイヤーの街に巨人を召喚し,施設を破壊しながら資源を奪っていく。巨人を直接操作することはできないが,各巨人には,近くの敵を攻撃する,防御施設を狙うといった特性に加え,攻撃力やHP,射程距離,攻撃スピードなどのステータスが設定されている。それらを考慮し,どこに召喚すべきかを考えることで,効率よく街を侵略できるはずだ。こうして,バトルパートで入手した資源を持ち帰り,さらに自分の街を発展させていく。
バトルパートは,巨人側の視点でプレイすることになるので,原作ファンなら新鮮な気持ちで楽しめるだろう。かくいう筆者も,調子に乗っていろいろな街を侵略していたら,とある街で遭遇した「ミカサ・アッカーマン」に20体の巨人達を数秒で倒されてしまった。味方だと心強いミカサも,巨人からは恐くてたまったもんじゃない。
そんな本作だが,すべての設定が原作に忠実というわけではない。本来,巨人に対してあまり効果的ではない「大砲」がやたら効くなど,ゲーム向けに調整されている部分もあるので,あまり原作にこだわりすぎないのがゲームをうまく進めるコツかもしれない。
本作は,紹介した2つのパートを繰り返しながら街を発展させていくため,アクション性はまったくなく,基本的には放置している時間が多いゲームデザインになっている。加えて,原作のようなグロテスクな表現ではなく,可愛くデフォルメされたグラフィックスであるため,プレイする人を選ばない作品ではないだろうか。
巨人から街を守るという「進撃の巨人」の世界観と,ほかのプレイヤーから自分の街を守るという,クラクラ系のシミュレーションゲームの相性は非常に良く,序盤から没頭してしまった。
さらにゲームを進めることで,「超大型巨人」「鎧の巨人」「女型の巨人」など,原作で主人公達を苦しめる強敵達も登場するようなので,楽しみは広がるばかりだ。
ちなみに,本日から2月28日まで,本作のリリースを記念したキャンペーンが行われており,期限内に特定のレベルに到達したプレイヤーに対し,本来有料のアイテムが無料で配布されるとのことなので,この機会を逃さないようにしよう。
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(C) 諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会 (C) DeNA Co., Ltd./ SkeinGlobe Corp.
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