連載
掘るだけなのに止められない。スマートフォン向け発掘ゲーム「ディグディグ」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第471回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,地中深くに向かってひたすら穴を掘り続けるタップゲーム「ディグディグ」(iPhone / Android)を紹介する。
どこまで掘れるのか,何が出てくるのかと,ワクワクさせられる作品だ。シンプルな操作性でゲームテンポが非常にいいため,止めどきが見つからなくなるかも?
「ディグディグ」ダウンロードページ(App Store)
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本作は,掘りたい場所をタップしてさまざまなブロックを壊し,地中深くを目指して掘り進んでいくという内容。掘り進んだ距離はスコアとして記録される。
掘削をスタートさせると,画面が強制的に縦スクロールを始める。画面の上部から主人公が押し出されるとゲームオーバーなので,プレイヤーは常に掘削作業を続けることになる。しかし,掘削に必要な「ピッケル」は使用回数が定められており,限度を超えると壊れて,結果的にゲームオーバーとなる。ちなみに,ピッケルは登山用の道具であって穴掘り用ではないので,壊れてしまうのも当然かもしれない。穴を掘るならツルハシを使えば良かったのに……。なんにせよ,ハイスコアを目指すならば,ピッケルの計画的な運用が必要だ。
ブロックは,1回の掘削で破壊可能な砂や土に加え,2回の掘削が必要な石,通常のピッケルでは破壊できない岩盤など,いくつかの種類が存在する。そんなブロックの配置や種類が毎回ランダムに変化する掘削現場で,どのブロックを壊して,どのルートで地中深くに潜っていくかを考えるのが,本作における楽しみのひとつといえる。
このように,とにかく掘り進むだけの内容なのだが,鉱石や宝石の埋まったブロックを掘ってお金を稼いだり,テーマごとに揃えるとアイテムカードが入手できるコレクションアイテムを発掘したりと,記録を伸ばす以外にもやりこみ要素が用意されている。
貯めたお金は,ピッケルの使用限度を引き上げる強化に使用したり,掘削作業の前にランダムで選ばれるアイテムカードの再抽選に使用したりと,さまざまな場面で役に立つ。
ランダムに配布されるアイテムカードと,毎回姿を変える掘削現場により,常に新鮮な気持ちで楽しめる本作。プレイには時間経過で回復する「エナジー」が必要となるため,連続でがっつりやりこめないのはちょっと残念だが,コツコツと掘削作業を続け,コレクションアイテムのコンプリートや,ハイスコアを目指してみるのも悪くない。地底に眠るお宝の数々を,ぜひともその手で掘り起こしてみてほしい。
著者紹介:カイゼルちくわ
ゲーム攻略記事を中心に活動するフリーライター。ゲーセンに寝泊まりしたいくらいのシューティング&ガンシューティング好きだが,家に帰ればPCのFPSも遊びたがる。アクションゲームとかわいいキャラにも目がない。
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