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[TGS 2014]世界を救うはずがどんどんカオスに。「Sunset Overdrive」プレゼンテーションをレポート
本作を手がけるのは,「RESISTANCE」や「ラチェット&クランク」シリーズの開発でおなじみのInsomniac Gamesであり,同社のCommunity Leadを務めるJames Stevenson氏による本作のプレゼンテーションが国内メディア向けに行われたので,その模様をお届けしよう。
始めにStevenson氏から本作の世界観についての紹介があった。冒頭にも説明したが,本作の舞台は,ミュータントが大量発生した近未来都市「サンセット シティ」であり,プレイヤーはミュータントを狩るヒーローというわけだ。
そもそもなぜミュータントが大量発生することになったのか。その原因を作ったのが,サンセット シティに君臨する大企業「フィジコ」であり,彼らが制作したエナジードリンク「オーバーチャージ デリリウム XT」こそがすべての元凶である。
そんな終末的な世界を舞台にしている本作だが,ゲーム自体のノリは非常に軽く,そのギャップがかえって作品の個性を引き立てている印象だ。登場するキャラクター達も,なぜかテンションが高く,終末というよりも破天荒という言葉のほうがピッタリだろう。
ゲーム内には,“やり過ぎ”とも思えるユーモアに富んだ武器が多く登場するほか,大規模な爆発を引き起こす「フェイタル ツイスト」や,稲妻と竜巻を呼び起こす「タツマキ ライトニング」といったド派手なエフェクトが目を引く「アンプスキル」などもあり,混沌とした世界が,ヒーローもといプレイヤーの登場でさらに混沌と化していくのが,なんとも面白いところだ。
Stevenson氏いわく「とにかく動くことが大切」とのことで,プレイヤーがアグレッシブに動き回れるような工夫もされているようだ。例えば,ワイヤーや手すりを滑って移動したり,壁を走ったりといった移動アクションは初めから可能とのことで,序盤からド派手なゲームプレイが楽しめる作りになっている。
またサンセット シティは,アメリカの都市という設定になっているが,日本文化をフィーチャーしたエリアも複数登場し,エリア内ではカットシーンなどの演出も和風になっていた。
プレイヤーが操作するヒーローは自由に見た目のカスタマイズが可能で,男性でも女性用の服を着ることができる。その逆も同様で,性別という設定はあるものの,アクセサリーなどはすべて共通のようだ。
ゲームのボリュームは,Insomniac Gamesが手がけてきた作品の中でも断トツとのことで,チャプターの再挑戦や,実績およびコレクションの収集,そして最大8人でのCo-opモードなど,さまざまなコンテンツと合わせて長く楽しんでもらえるはずとStevenson氏は語った。
前述した8人でのCo-opモードは「カオス自警団」と呼ばれており,集まった8人の仲間で街をハチャメチャにしていく様子は,文字どおりの“カオス”そのもの。ゲーム内には,このモードでしか手に入らないものもあるので,自警団に参加してみる価値は十分にあるだろう。
そんなInsomniac Gamesが手がけるハチャメチャなアクションゲーム「Sunset Overdrive」は,マイクロソフトブースで体験できるので,興味のある人はぜひお試しあれ。
「Sunset Overdrive」公式サイト
4Gamer「東京ゲームショウ2014」特設サイト
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SUNSET OVERDRIVE is the trademark and INSOMNIAC GAMES and the INSOMNIAC logo are the registered trademarks of Insomniac Games, Inc.
(c) 2014, Insomniac Games, Inc. All rights reserved.
(c) 2014 Microsoft Corporation.
- Sunset Overdrive DayOneエディション (特典「ご利用コード」 同梱) Amazon.co.jp限定特典ダウンロードコード 付
- ビデオゲーム
- 発売日:2014/10/30
- 価格:3044円(Yahoo)