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2つの要素が迫り来る!Android向け計算パズルゲーム「TAP10」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第411回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
図形や色を合わせてブロックを消していくパズルゲームは,慣れてくるとある程度なら直感でプレイできるが,そこに数字の計算という要素が合わさると一気に頭の使い方が変わってくる。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,シンプルなパズルでは物足りないという人向けの,2つの要素を同時にこなす計算パズル「TAP10」を紹介する。
「TAP10」ダウンロードページ
本作は,EASY,NORMAL,HARDという3つのモードがあり,それぞれでゲームのルールが異なる。基本となるEASYでは,時間経過とともに画面上からランダムに,数字の描かれたブロックが落ちてくるので,それを積み上げていき,上の赤いラインを越えてしまう前に,ブロックを消していく。ブロックは,描かれている数字の合計が「10」になるよう,タップすることで消滅させられる。
NORMALでは,EASYのルールに加え,一定時間で消えてしまう氷のブロック,落ちると隣接するブロックをすべて消してくれる「10」印のゴールドブロック,そしてゴールドブロック以外では消すことができない「×」印が描かれたメタルブロックが加わり,難しさが格段に増す。
さらにHARDモードになると,ブロックを消すのに必要な合計値が変化し,計算が複雑になっていく。
落ちものパズルの要素に加え,数字を計算する別の脳の働きが同時に必要となるこのプレイ感覚は,最初は難しく感じるかも知れないが,慣れてくるとその感覚に病み付きになり,つい時間を忘れてのめりこんでしまう。
さらにハイスコアを目指すとなれば,ブロックを消した時に入るスコア(数字をすべて掛け合わせたもの。例:3,2,5なら3×2×5で30点)も考えなくてはならないため,思考力と判断力が要求される。
落ちものパズルのオブジェクトが積み上がっていくあの緊張感とスリルに加え,数字を足したり,どの位置のブロックを優先して消したりするのかなど,頭を使った要素が楽しめる本作。また,パズルしながら計算するとなると,難しく聞こえがちだが,基本システムがシンプルなため,ハードルは非常に低いのもポイント。
パズル好きのやり込み派から,普段あまりパズルゲームをしないという人にまで,ぜひ広くオススメしたい作品だ。
著者紹介:カイゼルちくわ
ゲーム攻略記事を中心に活動するフリーライター。ゲーセンに寝泊まりしたいくらいのシューティング&ガンシューティング好きだが,家に帰ればPCのFPSも遊びたがる。アクションゲームとかわいいキャラにも目がない。
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