連載
誤審は許されない! スマートフォン向け瞬間判断ゲーム「ジャッジ!」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第410回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
野球を観戦中,「ストラ〜イク!」などと叫んでいる審判を見て「ちょっとやってみたいなー」と思った人もいるかもしれない。しかし彼らの仕事は,正確に判定して当たり前,誤審をやらかせば非難ごうごうという,なかなか辛いものなのだ。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,瞬時に正確な判定を下さなくてはならない審判たちの気分が味わえる,「ジャッジ!」(iOS / Android)を紹介しよう。
iOS版「ジャッジ!」ダウンロードページ
Android版「ジャッジ!」ダウンロードページ
まず,プレイヤーは球審となって,ピッチャーの投球が「ストライク」か「ボール」かを判定することになる。ゲーム開始時にストライクゾーンが表示されるので,それをしっかり記憶して判断していくといいだろう。ただしというか,当然ながらバッターがいるので,その挙動にも注意しなければならない。球がボールゾーンに行っても,バッターがスイングしていればもちろんストライクだ。
バッターがボールを打つと,プレイヤーは球審から一塁の塁審へとチェンジ。打者走者が一塁に間に合ったかどうかを「アウト」か「セーフ」で判定することになる。
ちなみにこの一塁手,ややポカが多いようで,キャッチしたはずのボールをポトリと落とすことがある。そうなると当然セーフとなるので,気を抜かないように。
球審と塁審,どちらのプレイでも画面下にはバーが表示されていて,これが制限時間を表している。制限時間内に判定できず「タイムオーバー」となったり,判定をミスしたりすると左上に表示されているハートが減少。ハートは全部で3つあり,ゼロになるとゲームオーバーとなって,それまでにカウントされたバッターの人数が記録となる。
ちょっと面白いのがこの「カウントされたバッターの人数が記録となる」というシステム。実際の野球と同様,ゲーム中でバッターがアウトになるか出塁した時点でバッターがプレイを終えたとして1人カウントされるのだ。
つまりフルカウントになるような打席は長引くし,バッターが早打ちすればすぐにカウントされる。アンパイアが判定した球数がスコアにならないところが,妙にリアルだ。
シンプルなゲーム性とそこそこの難度で手軽にプレイできる本作だが,ハイスコアを目指そうとすれば,けっこうな集中力が必要となる。ミスしたときは近くにいる人に「金もらってんのかー!」などと野次ってもらうと気分が出るかもしれない……。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」記事一覧
キーワード
Copyright hap Inc. All Rights Reserved.
Copyright hap Inc. All Rights Reserved.