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【PR】シャープのハイエンドスマートフォン「AQUOS R」はゲームを快適にプレイできるのか。その実力を人気の5タイトルで検証してみた
その特徴や,高性能を持続するために盛り込まれた工夫といった技術面での解説は,前編で詳しく説明したとおりである。
とはいえ,ゲーマーにとって重要なのは,実際にゲームをプレイしたときの快適さだ。AQUOS Rは,ゲーム用途においてどれだけのポテンシャルを持っているのだろうか。前後編に分けてAQUOS Rの特徴と魅力を明らかにする本企画の後編では,NTTドコモ版の「AQUOS R SH-03J」(関連記事)を使用し,ジャンルの異なる5種類のタイトルをプレイして,そのプレイフィールや既存のスマートフォンとの違いを中心にチェックしてみた。
なお,製品の概要やスペック,技術的なポイントについては,前編で説明しているので,未見の人は,合わせて読んでほしい。また,ゲームに関わらない特徴については,AQUOS Rスペシャルサイトを参照することをお勧めする。
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シャープのAQUOS R スペシャルサイト
AQUOS Rで「Pokémon GO」をプレイ
小雨の屋外で画面が濡れても問題なし
本稿執筆時点におけるPokémon GO公式の動作確認機種リスト(関連リンク)には,2016年に登場したスマートフォンしか掲載されていないようで,2017年の製品であるAQUOS Rの名前はないのだが,スペックや仕様面で問題となる要素はないはずだ。
基本的に屋外でプレイするゲームである以上,プレイ中に悪天候に遭遇することもしばしばある。大雨ならともかく,小雨や霧雨程度なら,そのまま外でプレイし続けたいという場面もあるはずだ。レアポケモンを手に入れるチャンスならなおさらだ。
しかし,一般的なスマートフォンでは,液晶パネルに雨水などが付着するとタッチやスワイプの誤動作が生じかねないし,場合によっては端末そのものにダメージを与えかねないため,気をつけているトレーナーは多いだろう。
その点,AQUOS Rは,IPX5/IPX8の防水機能を備えており,水没させても(30分程度なら)支障はない。そのうえ,液晶パネルが水滴で濡れているような状況でも,タッチのときに誤って反応しないので,指で触れた部分を正確に認識してくれるのだ。防水対応を謳うスマートフォンは珍しくないが,細かい水滴が付着した状態でもタッチの誤認識を起こさない製品は,まずないのが現実である。
もちろん,性能面ではまったく問題ないし,位置情報の精度や発熱などにも問題はなかった。
まとめると,AQUOS RはPokémon GOをプレイするのに最適な1台と言えるだろう。基本スペックの高さもさることながら,天候を気にせずプレイできるというメリットが非常に大きい。
ただし,たとえAQUOS Rが雨に濡れても大丈夫だからといっても,悪天候下での歩きながらのプレイは非常に危険だ。その点にはくれぐれもご注意を。
「Pokémon GO」ダウンロードページ
AQUOS Rで「Fate/Grand Order」をプレイ
高い処理能力を要するゲームもおおむね快適に
FGOは2D・3Dグラフィックスが混ざったゲームだ。バトル中の演出が派手なことに加えて,要所で3Dグラフィックスを用いるためか,意外と端末に高い処理能力を要求する。たとえば,筆者が所有する「SHIELD Tablet」(2014年10月発売)でプレイしていると,ストレスを感じるときがある。
そんなFGOをAQUOS Rでプレイしたところ,このストレスが体感できるレベルで軽減された。場合によっては,バトル中に宝具(必殺技)を使ったときのエフェクトや,サブメンバーが登場するときのデータ読み込みなどでわずかに待たされることもあるが,気になるほどではない。
「Fate/Grand Order」ダウンロードページ
AQUOS Rで「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ」をプレイ。「3D高画質」でまったく問題なし
AQUOS Rでミリシタをプレイしてみると,最高設定の「3D高画質」でプレイしても,タップの連打やフリックを行ったときの取りこぼしは生じなかった。性能面での問題はまったくなさそうだ。
3D高画質で表示したMVを撮影したビデオを掲載しておこう。スムーズで美しい描画を実現しているのが分かると思う。
「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ」ダウンロードページ
AQUOS Rで「アカとブルー」をプレイ
60fpsでの快適なプレイを実現
実際にAQUOS Rでアカとブルーをプレイすると,たとえば弾幕のまっただ中でボムを使うような負荷が高いケースでも,フレームレートが落ちるようなことはなかった。相応に描画負荷の高い本作が,“処理落ち”せずに遊べるというのは,(ゲームと同様に)端末のスペックの高さをうかがわせる。
また今回は,「アカとブルー」の開発元であるタノシマスにご協力いただいて,同社でAQUOS Rでの動作検証を行ってもらったところ,処理速度においても,端末の排熱においても申し分なく,快適にプレイができたとのこと。そのため,めでたく「動作検証済み端末」としてのお墨付きが出たそうだ。
「アカとブルー」ダウンロードページ
AQUOS Rで「リネージュ2 レボリューション」をプレイ。高いグラフィックス設定でも快適なプレイが可能
筆者は,普段,iPhone 6s Plusで本作をプレイしているが,描画設定を上げると相当な熱を持つので不安を感じるほどだ。
そんな本作をAQUOS Rでプレイしたところ,選択可能な最も負荷の高い設定を選んだ環境でも,問題ない快適なプレイが可能だった。フレームレートを上げるために,設定を下げる必要は感じないほどである。
それよりも,負荷の高い設定で3時間近く連続でプレイしても,不快なレベルの熱を帯びなかったのには驚かされた。これなら,大規模GvGコンテンツ「攻城戦」も存分に楽しめそうだ。
さて,設定のところで,「選択可能な」と書いたことには理由がある。リネレボのゲーム設定にある「グラフィックス」と「解像度」で「最高」を選ぶには,GPU(およびドライバソフト)がグラフィックスAPIの「Vulkan」に対応している必要がある。しかし,本稿執筆時点のリネレボでは,「最高」を選ぼうとしても,「このオプションはVULKAN対応端末でしか使用できません」(※原文ママ)という警告が出てしまい,選択できないのだ。
シャープ側に確認したところ,AQUOS RはVulkanに対応しているそうなので,リネレボ側がなんらかの理由で,Vulkanに対応しないと判定してしまっているようだ。Netmarble Games側でこの問題に対応してくれれば,「最高」の設定を選ぶことで,より美しいグラフィックスでリネレボをプレイできるようになるかもしれないので,今後の対応に期待したい。
「リネージュ2 レボリューション」ダウンロードページ
ゲーム用途でもハイスペック端末と呼ぶに相応しい性能
今後はアプリ側の120Hz対応を期待
前編でも触れたが,ゲームにおける「なめらか倍速表示」について補足をしておこう。
一般的なスマートフォンでは,画面のリフレッシュレート(描き換えサイクル)が60Hz程度だが,AQUOS Rは,シャープ製の液晶パネル「ハイスピードIGZOパネル」の採用により,最大120Hzという2倍ものリフレッシュレートを実現している。
そして,アプリごとになめらか倍速表示を設定することで,そのアプリを最大リフレッシュレート120Hz(120fps)での描画が可能となる。たとえばWebブラウザの「Chrome」や地図アプリ「マップ」の表示では,スクロールしても文字や図形が残像で見にくくなりにくいのだ。
ただ,ゲーム用途に限っていえば,なめらか倍速表示をオンにすることで表示の滑らかさに違いが生じるどうかは,ゲーム側の作りに依存するようだ。
前編でも説明したとおり,ゲームアプリが上限を設けない可変フレームレート表示に対応しているのであれば,なめらか倍速表示をオンにすることで,最大120Hzの描画を行えるようになる。しかし,フレームレートが60Hz固定かそれ未満のアプリに対しては効果がないのだ。
本稿の執筆にあたってテストした上記の5タイトルや,それ以外のゲームタイトルも数多く検証してはみたのだが,なめらか倍速表示をオンにして効果が体感できるものは見当たらなかった。
たとえば,シューティングゲームのアカとブルーなら,なめらか倍速表示により弾幕が見やすくなるかと思ってオンにしてみたのだが,描画に違いは見られない。アカとブルーは60fps(=60Hz)での描画を売りにしているのだが,60fpsを超える可変フレームレートには対応していないようだ。
また,ミリシタの場合,なめらか倍速表示をオンにするとノーツの流れる速度にムラが生じて,プレイしづらくなることもあった。少なくとも現状では,AQUOS Rでミリシタをプレイする場合,「なめらか倍速表示」オフのままにしておこう。
一方で,シャープ側から可変フレームレートに対応するゲームの例として紹介された「Glow Hockey」(関連リンク)は,エアホッケーのコンピュータゲーム化という特徴もあり,なめらか倍速表示によるフレームレート向上の効果が見えやすいものだった。
以下に,なめらか倍速表示をオフの状態とオンの状態で,Glow Hockeyのプレイ画面を撮影した動画を掲載しておこう。iPhone 7のアウトカメラによる120fpsの高速度撮影映像を,4分の1(=30fps)のスピードでスロー再生した映像だ。残像感の違いや,ペンの動きと赤い丸の動きに生じている遅延の差に注目すると,違いが分かりやすいかと思う。
シャープのAQUOS R スペシャルサイト
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