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[TGS2013]「THEATRHYTHM FINAL FANTASY CURTAINCALL」プレイレポート。新曲追加とボタン操作にも対応した最新作
今回のカーテンコールでは,新たに「ファイナルファンタジーXIV」の楽曲を加えたほか,「ファイナルファンタジーVII:アドベントチルドレン」や「ファイナルファンタジー零式」「ファイナルファンタジータクティクス」といった,ナンバリングシリーズ以外の曲も収録されている。また,前作やiOS版に収録されていた曲についても,多くはそのままではなく,異なるバージョンや異なるミュージックステージで遊べるものとなっていたりする。
また,iOS版にもあったクエストメドレーにボス戦などが追加され,さらにパワーアップしている。新要素の「バーサスバトル」では,ほかのプレイヤーとの対戦も楽しめるという。この対戦モードでは,入力が成功するにしたがって溜まっていくゲージで,相手を邪魔する効果がランダムで発動する。相手側のモンスターが巨大化してダメージが大きくなったり,直前まで相手の入力トリガーの中身が見えなくなったりするのだ。さらに自分と相手のHPを入れ替えてしまうという究極の逆転攻撃もあるらしい。
また,キャラクター育成についてもやり込み要素が追加されている。これまでは,HPや「ちから」,「まりょく」などの各パラメータにはキャラクターごとの個性付けで上限が設定されていたのだが,お気に入りのキャラクターならば,全パラメータがカンストするまで成長させられるようになるという。これまでシンプルなコレクション要素だったコレカで,その成長のためのポイントが溜まるようになるというから,一層コレクションに身が入りそうだ。
キャラクターにも,ナンバリング作品以外のキャラクターやモンスターが新たに加わるという。公式サイトのビジュアルに「零式」のエースや「FFIV」のヤ・シュトラの姿を見かけて「おお!」と思った人もいるだろう。
……と,まあ。新要素てんこ盛りの「カーテンコール」。気になるTGS 2013のプレイアブルデモ版では,今回収録されるミュージックステージのいくつかをプレイできる。難度は3段階あるので,シリーズをやり込んでいる人はもちろん,初めての人でも大丈夫だ。また,従来のタッチペンでの操作に加え,プレイヤーの要望に応えてボタンでの操作にも対応しており,クリアしたときの評価にも記録されるようになっている。
タッチペンでの操作に慣れていると,ボタンでのプレイは少し難しくも感じるのだが,Lボタンを使うと片手で遊ぶこともできるので,慣れるとタッチペン同様,結構リズミカルにいけそうだという手ごたえを感じた。
なお,さすがにこのタイミングでのデモ版なので,アイテムやアビリティの要素は入っていない。あくまで今回収録されるステージの体験版といったものになっているようだ。しかし,これらの要素は別になくなってしまったわけではないので,ファンは安心してほしい。
ミュージックステージの仕様そのものは従来どおりで,シリーズを遊んでいるファンにはお馴染みのものだ。
なお,収録されていた曲は以下の12曲(括弧内はミュージックステージの種類)。新曲が中心だが,ほどよく再録曲も入っていた。
※デモプレイ画像,10(曲選択) |
10(曲選択) |
「ファイナルファンタジーV」
ビッグブリッヂの死闘(BMS)
飛空艇(FMS)
「ファイナルファンタジーVI」
決戦(BMS)
エドガー・マッシュのテーマ(FMS)
「ファイナルファンタジーIX」
ハンターチャンス(BMS)
独りじゃない(FMS)
「ファイナルファンタジーX」
シーモアバトル(BMS)
ザナルカンドにて(FMS)
「ファイナルファンタジーXIII」
クリムゾンブリッツ(BMS)
「ファイナルファンタジーXIV」
天より降りし力(BMS)
「ファイナルファンタジーVII:アドベントチルドレン」
再臨: 片翼の天使 〜Advent: One-Winged Angel〜(EMS)
「ファイナルファンタジー零式」
我ら来たれり(EMS)
カーテンコールの収録曲は200曲を超え,発売以降もDLCによる配信で曲(ミュージックステージ)の拡充をしていくそうだ。ファイナルファンタジーのシアトリズムは,これで最後とのことだが,曲自体はDLCで追加していくことができるので,その分対戦やキャラクターの育成など,しっかりとした基礎仕様が固められているようだ(そもそもFFシリーズの曲ということになると1000曲はあるのだとか……)。今回のプレイアブルデモで体験できる新要素はボタン操作への対応のみだが,気になっていた人はぜひ試してみてほしい。
「カーテンコール」ということで,もう一度帰ってきてくれた「シアトリズム」。かつて,あるいは今まさに遊んでいる「FF」作品の曲でリズムゲームを遊べ,育成要素までしっかり作り込まれている。今回は体験できなかった対戦要素も楽しみだ。発売までにどこかで体験できるといいのだけど……?
「THEATRHYTHM FINAL FANTASY CURTAINCALL」公式サイト
- 関連タイトル:
THEATRHYTHM FINAL FANTASY CURTAIN CALL
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