マフィア梶田の二次元が来い！：第326回「スーサイド・スクワッドに呼ばれてしまった29歳のモンスターハンター」

「AKIBA’S BEAT」（PlayStation 4 / PlayStation Vita）のニコ生に出演した時の写真。1万を超える視聴者が俺のメイド姿に悩殺されていました

　10月14日に誕生日を迎え，マフィア梶田（29）となりました。いよいよ20代もラストスパートです。Twitterやラジオでも多くの方からお祝いの言葉をいただきまして，まことにありがとうございます。

　しかしまぁ，きっとこのまま来年30になっても，とくに何かが変わるようなことはないんだろうなと。その実例として最も身近なのが杉田智和さんなんですけれども，20代から30代に入っていくところを俺はリアルタイムで見てきましたが，なにも変わってないですからね。変わらずよく遊び，よく働いている。お手本にしたい人生です。みなさま，今後ともマフィア梶田のお引き立てのほど，なにとぞよろしくお願い致します！



　「RADIO 4Gamer Tap（仮）」の第48回では，カプコンより配信中の「モンスターハンター エクスプロア」（iOS / Android）を特集。ゲストとして運営プロデューサーの山本千晶氏をお招きし，ゲームの魅力を解説していただきつつ実際にプレイしてきました。

　スマホで手軽にモンハンが遊べるということで，人気を博している本作。コンシューマ版そのままの遊び応えに加え，縦画面＋片手操作の快適性には目を見張るものがあります。
　シリーズファンはもちろんのこと，快適なオートターゲットや超強力な必殺スキルの存在によって，初心者にも触りやすい作品となっているので要チェックですよ。

「モンスターハンター エクスプロア」公式サイト

「モンスターハンター エクスプロア」ダウンロードページ

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　先日，仕事の合間を縫って中村悠一さんと一緒に映画「スーサイド・スクワッド」を観てきました。お互い忙しいので，ホントに映画館で合流して映画を観るだけ。こういうことが多いです。

　さて，ただでさえ反則級の能力を持った連中が「アベンジャーズ」や「ジャスティス・リーグ」のようにチームで活動するのがトレンドになっている昨今。しかし，徒党を組むのは何もヒーローの専売特許ではありません。この映画では本来ヒーローと敵対するヴィラン（悪党）を主役に据えており，彼らがひとつのチームを結成してしまいました。


　というのも「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」の事件があって，ある日政府の偉い人が気付いちゃったんですよ。「もしもまたスーパーマンみたいなメタヒューマンが現れて，しかもそれが人類の敵だったらヤバくね？」と。焦った偉い人はその対策として，「そうだ！　投獄中の極悪人たちでチームを組んで戦わせようぜ！」という，“毒をもって毒を制す”にもほどがあるアイデアを実行に移すわけです。


　その結果，誕生したのが「死んでも困らない悪人」のみで構成された，決死部隊「スーサイド・スクワッド」。ちなみに，原作アメコミの歴史を辿ってみると意外に歴史の深いチームだったりするんですよ。ただ，映画はまったく新しい設定になっているのでその辺を気にする必要はあまりないです。主要メンバーは以下の通り。

• リック・フラッグ大佐
　超エリート軍人なのに，スーサイド・スクワッドを指揮するハメになったかわいそうなおじさん。魔女「エンチャントレス」に彼女をNTR中でかわいそう。

• エンチャントレス
　太古から存在する魔女。偉い人がこいつを利用しようとしたことでエラいことになる。部隊の一員ではないが，設立に関わっている。フラッグ大佐の彼女をNTR中。

• デッドショット
　オートエイム効きすぎのFPSみたいな殺し屋。自分の娘が大好き。女・子供は殺さないポリシー。なんかもうほぼヒーロー。

• ハーレイ・クイン
　ジョーカーの嫁。頭がおかしい。かわいい。なぜかつよい。頭がおかしい。かわいい。

• エル・ディアブロ
　元ギャング。掌から炎めっちゃ出る。たぶんチームの中で一番つよい。でも，過去に妻と子供を失ったせいでめっちゃ草食系になってる。

• キラー・クロック
　ワニ男。見た目が一番モンスター。ゴツいのに縁の下の力持ち的な活躍が多い。ドカベンみたいなやつ。

• カタナ
　我らが日本人。サムライソードの使い手。暗殺者だが根っからの悪人というわけじゃなく，部隊にも唯一自分から志願した優等生。台本の都合でたまに変な日本語をしゃべる。

• スリップノット
　縄師の殺人鬼。壁とか昇るのが得意。

• キャプテン・ブーメラン
　銀行強盗。ブーメランが得意。

　……なんか最後の2人だけ面倒臭くて説明を放棄したと思われるかもしれませんが，別に嫌いとかじゃなくて。ホントにこれくらいしか言えることがないんですよ。
　ブーメランは見た目もホントにただの小汚いオッサンだし，映画を観ている間もずっと「なんでこいつ部隊に起用されたの？」という疑問が頭から離れませんでしたが，一応フォローしておくと，ムードメーカー的な憎めないところはありました。俺はなんかもう一周回って好きです。でもスリップノットは……うん……お前なにしに来たの？

　いやね，そんな話はさておき，この映画で要注目なのはハーレイ・クインですよ！　正直なところ，ヒーロー映画としては極めて地味な部類に入る内容なんですが，彼女の存在によって「スーサイド・スクワッド」全体の面白さが底上げされている印象。こんなにも魅力的なハーレイ・クインが観られたというだけで，この映画は“成功”と判断して良いんじゃないかと思います。ちなみにマフィア梶田，三次元の映画でこんなにも女性キャラクターに萌えるのは久しぶりです。


　彼女は完全にネジの飛んでしまったサイコパスなんですが，まったく優しさや愛情を持たないわけではなく，ジョーカーに対してとにかく一途なんですよ。スーサイド・スクワッドの面々に対しても次第に情を抱くようになり，クライマックスでは彼女が“仲間思い”だったおかげで人類は未曾有の危機から逃れることができます。


　まぁ，イカれてしまっている彼女の発言はどこまで本心なのか分かりゃしないんですが。それがまた魅力的なんですよね。作中，ブーメランおじさんが「女はちょっとイカれてるくらいがいい」と発言する場面があるのですが，そこで俺は無意識にウンウンと首を縦に振っていました。ブーメランおじさんとは気が合うみたいです。

　まぁそんなこんなで「スーサイド・スクワッド」，ぜひとも劇場で観て欲しい……と，言いたいところなんですが。もう公開から結構時間が経っているので，ボチボチ上映している劇場と時間帯が減っているんですわコレが……。興味のある人は，お急ぎでどうぞ。間に合わなかった人はDVD/BD化された際にぜひ！　「ハーレイ・クインが，かわいい」。これだけで観る理由としては十分ですぞ！

映画『スーサイド・スクワッド』オフィシャルサイト