連載
“おしりの妖精”をタップしまくり。スマートフォン向けパズルゲーム「シリラッパー」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第324回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,おしりの妖精たちをタップしてスコアを稼ぐというパズルゲーム「シリラッパー」(iPhone / Android)を紹介しよう。
ちなみに本作のパブリッシャは,「キティちゃん」の生みの親であるサンリオ。そう聞いて,可愛らしいキャラクターの登場に期待する人も多いだろうが,本作に登場するのは,キティちゃんのような正統派ではなく,一風変わった可愛らしさのキャラクターだ。
iOS版「シリラッパー」ダウンロードページ
Android版「シリラッパー」ダウンロードページ
ゲームを起動すると,画面には可愛いといえば可愛い,キモいといえばキモい,お尻の妖精「シリラッパー」たちがずらりと並んでいる。
このシリラッパーたちの中から「同じキャラクター」または「同じ色のフラフープ」をタップして「コンボ」をつなげ,制限時間の40秒以内にできるだけ高いスコアを稼いでいくというのが本作の概要だ。
シリラッパーは全部で5種類いて,彼らはみな「赤」「青」「緑」「黄」の4色のうち,いずれかの色のフラフープを身に着けている。前述したように同じ種類のシリラッパーか,同じ色のフラフープをタップすればコンボがつながるので,シリラッパーの種類とフラフープの色それぞれをしっかり確認しながらタップしていこう。
なお,コンボを続けていくと星型の「フィーバーアイテム」や,“P”の字が描かれた「パニックアイテム」が出現することがある。
フィーバーアイテムは,一定時間その色のフラフープしか登場しなくなるアイテムで,要するにどのシリラッパーをタップしてもOKという状態になる。
パニックアイテムは,一定時間シリラッパーが大量に出現するアイテムだが,タップルールは従来どおりなので,焦ってミスしないよう注意したい。
なお,フィーバーアイテムとパニックアイテムを組み合わせて,「同じ色のフラフープを着けたシリラッパーが大量に出現」というかなり嬉しい状況を作ることも可能になっている。
フィーバーアイテム使用中は適当にタップしているだけでOK。お手軽かつ効率的にコンボを伸ばせる |
パニックアイテムはシリラッパーの数が増えるぶん,誤タップも起こりやすいので要注意 |
基本的にはコンボを伸ばすことがハイスコアの秘訣となるため,慎重な見極め必要だが,シリラッパーをタップしてから一定時間経過してしまうと「オナラ」をしてミスとなってしまうので,ある程度のスピードも必要だ。
とはいえ,焦って違う色のフラフープをタップしても同様にオナラされてしまいミスとなるので,慎重かつ迅速にという,なかなか高度なプレイが要求されるのだ。
なお,ゲーム終了時にはスコアが表示され,スコアに応じて「しりコイン」がもらえるほか,「しりメダルゲージ」が溜まり,このゲージが最大になると「しりメダル」がもらえる。
コインとメダルで混同しがちだが,この2つはまったくの別物。しりコインはゲーム開始前のお得アイテム購入に使い,しりメダルは「しりポン」というゲーム内のガチャを回すときに必要となるものだ。ガチャを回して出てきたさまざまな種類のシリラッパーたちは,コレクションして楽しめる。
ちなみに,本作のBGMはノリノリなヒップホップ調で,シリラッパーたちをタップすると「チェキラ」「アーハン」などなど,それっぽいボイスで鳴いて(?)くれる。普通のプレイに飽きた人は,楽器的な楽しみ方をしてみるのもいいかもしれない。
一体全体サンリオはどうしちゃったのかと言いたくなる奇抜な世界観だが,なんだかんだで可愛いシリラッパーたちに癒される人も少なくはないはず。この手のゆるキャラが好きな人は,ぜひ彼らを愛でてあげてほしい。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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(C)2013 SANRIO CO.,LTD.(E)
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