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「初音ミク -Project DIVA- F 2nd」の全国体験会で,SEGA feat. HATSUNE MIKU Project統括プロデューサー 内海 洋氏にインタビュー
本作は,電子の歌姫としておなじみの初音ミクが“主演”のリズムゲーム。インターネット動画投稿サイトなどで人気を博した数々の名曲を収録しており,PSP/PS3/PS Vita/ニンテンドー3DS/アーケード/スマートフォンなど,多様なプラットフォームで展開されているシリーズの最新作だ。
最新作となる本作では,リズムゲームの楽曲は全40曲を収録,キャラクター達が着せ替えできるモジュール(衣装)は160種以上と,シリーズ最大級のボリュームとなっている。
本稿では,本日(2014年2月6日)にソフマップ秋葉原 アミューズメント館8Fのイベントスペースで開催された東京会場の模様と,会場を訪れていた「SEGA feat. HATSUNE MIKU Project」統括プロデューサーである内海 洋氏へのメディア合同インタビューをお伝えしよう。
「初音ミク -Project DIVA- F 2nd」公式サイト
体験会では,本作のオープニング曲である「DECORATOR」のほか,「スキキライ」「ルカルカ★ナイトフィーバー」の計3曲をPS Vita版でプレイ可能だった。試遊すると,「SEGA feat. HATSUNE MIKU Project」特製ネックストラップなどがもらえた。
DECORATOR(アーティスト:livetune) |
スキキライ(アーティスト:HoneyWorks) |
ルカルカ★ナイトフィーバー(アーティスト:samfree) |
平日の昼間にもかかわらず,会場は多くのファンでにぎわっていた |
試遊者にプレゼントされた特製ネックストラップ |
会場には,PS3版の予約購入特典「いつでもトートバッグ」(写真左)と,PS Vita版の予約購入特典「どこでもランドリーバッグ」(写真右)の実物も展示されていた(関連記事) |
こちらはゲームと同日に発売予定の「初音ミク -Project DIVA- F 2nd ポーチセット」。PS Vita本体やACアダプターをまとめて収納できるポーチと,ゲーム中にルームアイテムとして登場する「てるてる坊主」を再現したクリーナークロスのセットだ(関連記事) |
――本日の体験会は10時から始まって,お昼過ぎの時点ですでに100人以上のファンが来場しているそうですが,その様子を見た感想はいかがですか?
「ぷよぷよテトリス」と勘違いしてるのかな,と思うくらいの人の多さですね(笑)。
これだけ期待されているという実感がわいてきましたので,ゲームはもちろん,プロモーションや,舞浜たろうが書いているブログ「週刊ディーヴァ・ステーション」など,皆さんに楽しんでいただけるコンテンツを提供できるよう,今後もがんばっていきたいです。
――今回の「初音ミク -Project DIVA- F 2nd」では,PS3版とPS Vita版が同時発売となります。どちらを購入するか迷っている人に向けて,それぞれどのようなところが魅力なのかを教えてください。
内海氏:
PS Vita版は,DIVAルームやARなどドットバイドットのモードや画面でも,その美しさをきちんと実現しようと,「初音ミク -Project DIVA- f」よりさらに画質の向上に努めています。
また,前回の「初音ミク -Project DIVA- F」では,Vita版の素材を流用した部分が多かったこともあり,2Dの部分が見づらかったという反省点がありました。ですので今回のPS3版では,その辺りをかなり突き詰めています。
内容は同じですけど,違うゲームとして楽しんでいただけるんじゃないかと思っています。
――先日発表されましたが,「初音ミク -Project DIVA- F 2nd」の発売日が3月27日に延期されました。その理由をあらためて教えてもらえますか?
内海氏:
チーム内で納得できるクオリティに達していなかったので,3週間ほどお時間をいただくことになりました。たいへん申し訳ありません。現在,期待していただいている方の気持ちを裏切らないように,開発陣もがんばっておりますので,引き続き応援していただければと思います。
――1月に開催されたTaipei Game Show 2014で行われた「初音ミク -Project DIVA- F 2nd」ステージでは,繁体中文版が開発中であることが明らかにされました。現在の進捗状況はどの程度なのでしょうか。
内海氏:
いろいろと手続きもあるので「発売する」とはまだ言えないんですけど,繁体中文だけではなく,全世界の地域を視野に入れて開発をスタートさせよう,という段階に入っています。
Taipei Game Show 2014では,台湾のファンの方にものすごく期待していただいているんだと実感しました。中華圏の方に遊んでいただけるよう,ちゃんと進めていきたいですね。
――台湾のファンと日本のファンでの反応の違いなどを感じたところはありましたか?
内海氏:
一昔前の日本の盛り上がりを思い出して,胸がアツくなりました。日本がゲームで熱かったころの熱量が,いまちょうど台湾に来てるのかなと。こういったアツい方々に,初音ミクだけではなく,いろいろな良いゲームを届けていきたいです。
――最後に,読者に向けてメッセージをお願いします。
内海氏:
「初音ミク -Project DIVA- F 2nd」の開発が終わった今の段階では,相変わらずのノープランです(笑)。まずはオリンピックとパラリンピックを観て,「初音ミク -Project DIVA- F 2nd」の発売を待っていただければと。
新しい企画もちょこちょこと上がってきていますので,その後の展開もご期待いただければと思います。
――少し気が早いかもしれませんが,今後の展開にも期待しています。本日はありがとうございました。
「初音ミク -Project DIVA- F 2nd」公式サイト
- 関連タイトル:
初音ミク -Project DIVA- F 2nd
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(C) SEGA / (C) Crypton Future Media, INC. www.piapro.net
記載の商品名および社名は各社の登録商標です。
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記載の商品名および社名は各社の登録商標です。
- 初音ミク -Project DIVA- F 2nd (初回特典 とどけ、ひびけコード同梱)予約特典 どこでもランドリーバッグ付
- ビデオゲーム
- 発売日:2014/03/27
- 価格:¥2,400円(Amazon) / 2697円(Yahoo)