［JAEPO2014］「DEAD OR ALIVE 5 Ultimate: Arcade」に新キャラクター参戦。早矢仕洋介氏が新情報を公開したステージイベントをレポート

　ジャパン アミューズメント エキスポ 2014（以下，JAEPO2014）のセガブースでは，セガがアーケードで展開する「ALL.Net P-ras MULTI（オールネットプラスマルチ＝APM）」に対応するタイトルを紹介するステージイベント「APMチャンネル in JAEPO」が開催されている。本稿では，JAEPO2014の初日である2014年2月14日に行われた「DEAD OR ALIVE 5 Ultimate: Arcade」（以下，DOA5UA）のステージの模様をお届けしよう。

　ステージにはMCのセクシー齋藤氏とアシスタントの結さん，セガのAPM宣伝担当である宇野 薫氏，そしてDOA 5 UAのプロデューサーを務める早矢仕洋介氏が登場し，同作についてのトークを展開した。

左から1人おいて結さん，セクシー齋藤氏，セガ APM宣伝担当 宇野 薫氏

DEAD OR ALIVE 5 ULTIMATE ARCADEプロデューサーの早矢仕洋介氏

　シリーズ作品としては約13年ぶりにアーケードでの稼働が実現した本作。早矢仕氏はそのきっかけを，コンシューマ機向けの「DEAD OR ALIVE 5」（PlayStation 3 / Xbox 360）が「バーチャファイター5」とコラボレーションしたことだったと明かした。コンシューマ機向けタイトルというイメージが定着していたDOAだけに，本作の大会でファンから「アーケード最高！」という声が上がったときには，アーケード版を作って本当によかったと感じたそうだ。
　続けて氏は，これからも本作を大事に育てていくという決意や，プレイヤーと長く付き合うためにもアップデートを重ねていく予定であることを語った。

　さて，本作では新キャラクター「マリー・ローズ」が話題となっているが，早矢仕氏は彼女を参戦させた意図も明かした。
　女性が主人公のDOAというシリーズ作品において，ファンは女性キャラクターのある一部分に注目していて，作り手もそれを売りとして開発していたが，今回13年ぶりのアーケード版ということで，早矢仕氏はそこに一石を投じたいと考えたという。そうして生まれたのがマリーだというのだ。
　それまでは「大きいほう」で勝負していたにも関わらず，「格闘ゲームで日本一可愛いスモールサイズの女の子」を目指したマリーが予想以上の評判となって驚いているという。

マリー・ローズ

　そんな裏話も披露されたトークコーナーの次は，早矢仕プロデューサー対MC陣による，DOA5UAの対戦に。見事3連勝して上機嫌となった早矢仕氏は，最後に本作の最新情報を公開した。
　まずは今年3月に，コンシューマ版である「DEAD OR ALIVE 5 Ultimate」（PlayStation 3 / Xbox 360）の有料DLCとしてマリー・ローズが配信されることが発表。
　そしてアーケード版DOA5UAでは，同じ3月のアップデートにてさらなる新キャラクターが追加されることも明らかになった。詳細は語られなかったが，早矢仕氏によると「DEAD OR ALIVE 5 Ultimateを知っているなら，きっと見たことがあるキャラクター」だという。早矢仕氏は「その後もアップデートする気はマンマン」と最後にコメントしているので，ファンにとってDOA5は今年もまだまだ目が離せない存在となりそうだ。

かすみを使う早矢仕氏と，アキラを使うセクシー齋藤氏のエキシビションマッチ。齋藤氏は実況しながらのプレイで2対2まで持ち込むが，最後は早矢仕氏が勝利した

セガブースにはAPMの専用コーナーが用意されており，DOA5UAを含む対応ゲームをプレイすることができた

「DEAD OR ALIVE 5 Ultimate: Arcade」公式サイト