イベント
[E3 2013]自分の顔写真を取り込んでヴァンパイアハンターになりきれるiOS向けアクションRPG「BLOODMASQUE」
本作は,ヴァンパイアハンターとヴァンパイアの壮絶な戦いを描く,ゴシックホラー風の世界観が特徴的なタイトルだ。Unreal Engineを用いた高品質なグラフィックスと,壮大なオーケストラサウンドが大きなウリとされている。
今回4Gamerは,BLOODMASQUEのプロデューサーである市村龍太郎氏と,アシスタントプロデューサーを務める藤永健生氏に,本作の魅力について紹介してもらいつつ,実際にゲームをプレイする機会を得た。本稿では,そこで取材できた情報をまとめてお伝えしよう。
BLOODMASQUEプロデューサーの市村龍太郎氏 |
アシスタントプロデューサーの藤永健生氏 |
顔写真を取り込めば気分は主人公?
バトルはタップとスワイプのみのシンプル設計
撮影した顔写真(※アルバムからの取り込みにも対応)は,輪郭や骨格,肌の色,髪型,髪の色など,細かい部分まで編集でき,性別も選択可能。もちろん,プリセットの顔も用意されているので,自分の写真を使いたくないという人も気軽に楽しめる。
今回のデモプレイにあたって,試しに筆者の顔を取り込んでみたが,自分と同じ顔(?)のキャラクターがゲーム内で活躍するというのは,なんだか不思議な気分である。
戦闘時の操作は,画面タップで攻撃,連続タップでコンボ攻撃,敵の攻撃に合わせてスワイプで回避といった感じ。戦闘は,基本的にこの3つの操作だけで進行できる。試遊したミッションでは,画面を連続タップしているだけで敵を倒せたので,少なくとも序盤の難度はさほど高くなさそうだ。
ただし,ボスであるヴァンパイアには注意が必要。ヴァンパイアは非常にタフなうえ攻撃力も高いので,画面をタップしているだけではまず勝てない。敵の攻撃を見極め,スワイプ操作でタイミングよく避ける必要があるのだ。右にスワイプしたら右に,左にスワイプしたら左に避けるので,敵の攻撃に応じて使い分けるのが重要となる。
ちなみに筆者は,市村氏のアドバイスもあり,割とすんなりヴァンパイアを撃破できた。先にも述べたように,操作は基本的に簡単で,直感的に遊べるシステムになっているので,プレイヤー自身の成長も実感しやすい。
なお,本作はコンテンツ課金制が採用されており,コンティニュー(戦闘で負けてもHP全快で復活)や,バトルの制限時間を延長するといったサポートを有料で受けられるとのこと。有料サービスの詳細については,そう遠くない時期に発表されるはずだ。
攻撃をギリギリで避けるとスローモーションになり,反撃のチャンスが生まれる。ここぞとばかりに画面を連打せよ |
主人公(仲間も含む)はヴァンパイアと人間のハーフという設定だ。バトル中はヴァンパイアの血を活性化させ,ヴァンパイアフュージョンというド派手な連続攻撃を繰り出せる |
ヴァンパイアは吸血攻撃をしかけてくる。血を吸われると相手のHPが回復してしまうので,なんとしても避けたいところだ |
ヴァンパイアの心臓に杭を叩き込んでフィニッシュ! 杭で血を吸い取り,自分の経験値にできる。杭を叩き込むには,タイミングよく画面をタップする必要があるのだが,タイミングによって取得経験値が変動する |
いい仕事をした仲間には「ナイス・バディ!」
ゆるいソーシャル性がゲームのスパイスに
本作では,冒険の拠点となる街の中を自由に探索できる。街中では,プレイヤーキャラクターに出会うこともあるので,気になるキャラクターがいたら積極的にフォローしていこう。
街の住人(NPC)に話しかけると,ミッションを依頼されることがある。ミッションには,メインストーリーに関わるシナリオミッションと,ストーリーとの関連性が薄いノーマルミッションが存在するそうだ。
後者は,戦闘の練習やアイテムの入手,レベル上げなどをしたいときに重宝する。前者のシナリオミッションは,話を進めていくにつれ難度が上がるので,攻略に行き詰まったら,ノーマルミッションでキャラクターを強化するといいだろう。
なお市村氏によると,ゲームのメインストーリーは,うまい人なら10時間ほどでクリアできるとのことだった。
ミニゲーム的な軽い作品が目立つiOSゲームだが,ここ最近は「ゲームらしいゲーム」もずいぶん増えてきた。本作は,どちらかというと後者寄りのゲームかもしれないが,操作自体は非常にシンプルなので,ぜひ多くの人にプレイしてもらいたいものだ。iOSユーザーは続報にも期待していてほしい。
ミッションで使用する「杭」には,「金の杭」「銀の杭」「木の杭」の3種類が存在する。杭によってヴァンパイアから吸血できる量(取得できる経験値)が異なる。ちなみに獲得した血液は,仲間に分け与えることも可能だ |
BLOODMASQUEの音楽には生オーケストラが使用されている。市村氏は,ぜひスピーカーやヘッドフォンを用意して遊んでほしいと話していた |
4GamerのE3 2013特設ページ
- 関連タイトル:
BLOODMASQUE
- この記事のURL:
キーワード
(C)2013 SQUARE ENIX CO.,LTD. All Rights Reserved.