［G-Star 2013］キム・ハッキュ氏が手がけるMMORPG＋MOBA「Wolf Knights」のプレイムービーが公開に

　キム・ハッキュ氏が率いるゲームデベロッパ・IMC Gamesは，「Tree of Savior」「Wolf Knights」という2つのオンラインゲームを並行して開発中だ。G-Star2013のB2BエリアにあったIMC Gamesブースでは，両タイトルが出展されていた。Tree of Saviorはこちらの記事で紹介しているので，本稿ではもう一方のWolf Knightsを紹介しよう。

　Wolf Knightsは，中世風でリアル調のグラフィックスが特徴的で，全体的に「グラナド・エスパダ」を彷彿とさせる雰囲気になっているMMORPGだ。5種類のクラス「Defender」「Fire Mage」「Templar」「Musketeer」「Gladiator」や，メインメインコンテンツ「Lothian Throne Battle」（大規模PvP）が，以下のG-Star2013版トレイラーをとおして確認できる。


　Lothian Throne Battleは，プレイヤーキャラクター達が3勢力に分かれて戦う大規模PvPコンテンツとなる。一度のSeason（＝試合）には各勢力50体の計150体が参戦可能だ。Seasonが開幕すると，全キャラはレベル1でスタートし，各々PvEでレベルアップを繰り返すことになる。周囲のレベルが上がってくると戦闘のメインはPvEからPvPへと発展し，本陣の攻防をめぐる激しいバトルが各地で勃発するようになる。

　また，Seasonには120分という制限時間が設定されており，ある程度の時間が過ぎたところでその時点のトッププレイヤーが「指揮官」として割り当てられる。
　3勢力の拮抗状態によるが，クライマックスには参加プレイヤーのキャラが局地的に集まり，激戦はさらに凄まじいものになるそうだ。Seasonが終盤に向かって進行するにつれ，指揮官としての高い能力も求められるだろう。


　なお，Seasonの終了後，各プレイヤーは貢献度に応じたポイントを獲得できる。このポイントはキャラクターの外見となる「Skin」（キャラ性能に影響しない）をアンロックするために必要なものだ。

　同社は，本作のゲームジャンルを“MMORPG＋AOS（MOBA）”と表現している。両ジャンルの良いところを抜き出して凝縮したようなシステムなので，これは筆者も「確かに」と思えた。

　IMC Gamesは実績の高いデベロッパとして知られている。「Guild Wars 2」「Dark Age of Camelot」「ファンタジーアース ゼロ」といった競技性の高いタイトルを好んで遊ぶ人にとって，Wolf Knightsは今後の展開に注目すべき一本だろう。

Facebook「WOLFKNIGHTS」