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    あのアンチャーテッドの冒険をボードゲームで再現。手に汗握るトレジャーハントが楽しめる「UNCHARTED BOARD GAME」レビューを掲載
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    印刷2013/06/08 12:36

    レビュー

    手に汗握る冒険が手軽に楽しめるボードゲーム版「アンチャーテッド」

    UNCHARTED BOARD GAME

    Text by 朱鷺田祐介

     4Gamer読者で「アンチャーテッド」の名前を聞いたことが「ない」という人は,恐らくそう多くはないだろう。2007年にPlayStation 3向けに発売され,高い評価を受けた「エル・ドラドの秘宝」から始まり,第2作「黄金刀と消えた船団」で2010年のGame of the Yearを獲得。その後も第3作「砂漠に眠るアトランティス」,初のPlayStaiton Vita版となった「地図なき冒険の始まり」と,人気の衰えないシリーズとなった,ソニー・コンピュータエンタテインメントの看板アクションアドベンチャーである。
     そのアンチャーテッドに,なんとボードゲーム版があるらしい。しかも,デザイナーは日本人だというではないか。というわけで,本稿ではBandai Americaから発売されている輸入ゲーム「UNCHARTED BOARD GAME」を紹介してみよう。

    UNCHARTED BOARD GAME
    製作:Bandai America / デザイン:木皿儀隼一 / プレイ人数:2~4名 / プレイ時間30~60分 / 実勢価格:5040円(税込)
    画像集#001のサムネイル/あのアンチャーテッドの冒険をボードゲームで再現。手に汗握るトレジャーハントが楽しめる「UNCHARTED BOARD GAME」レビューを掲載

    「UNCHARTED BOARD GAME」公式サイト(英語)

    ゲームストア・バネスト「UNCHARTED BOARD GAME」



    ネイサン・ドレイクと共にいざ冒険の旅へ


     本作「UNCHARTED BOARD GAME」は,原作同様トレジャーハンティングを題材としたボードゲームだ。プレイヤーは,トレジャーハンターである主人公ネイサン・ドレイク(ネイト)や,その相棒のサリバン,あるいはジャーナリストのエレナなどとなり,UNCHARTED――今だ地図に載っていない,未知の領域での冒険に挑んでいく。

    開封すると,1枚のボードと170枚ほどのカードに加え,多数のチットやトークンが入っていた。分類用のトレイなどはないので,大小のビニール袋などを用意しておくと,なくさないで済みそうだ
    画像集#002のサムネイル/あのアンチャーテッドの冒険をボードゲームで再現。手に汗握るトレジャーハントが楽しめる「UNCHARTED BOARD GAME」レビューを掲載

    付属の日本語シールを貼ってみた。写真ではカードスリーブの上から貼っているが,カードに直接貼ってしまっても構わない
    画像集#003のサムネイル/あのアンチャーテッドの冒険をボードゲームで再現。手に汗握るトレジャーハントが楽しめる「UNCHARTED BOARD GAME」レビューを掲載
     ゲームデザインを担当したのは,「7Islands」「あやつりキングダム」「JIGORO」「コード・オブ・プリンセス カードゲーム」などで知られる,ワンドロー木皿儀隼一氏。「Love Letter」のカナイセイジ氏とのコラボが話題となった「Lost Legacy」など,今も精力的に新作を発表し続けている,気鋭のゲームデザイナーだ。
     ちなみに本作は,2012年に発売されたタイトルではあるが,現時点では日本語版は発売されていない,いわゆる輸入ゲームにあたる。今回レビューに使用した製品は,輸入ボードゲーム専門ショップゲームストア・バネストから入手したもので,同店による日本語マニュアルとカード貼付用の日本語シールが付属していた。原作の知識があり,かつ多少の英語力があれば英語でもプレイできなくはないが,こうした配慮は実にありがたい。

    ネイサンのキャラクターカード
    画像集#004のサムネイル/あのアンチャーテッドの冒険をボードゲームで再現。手に汗握るトレジャーハントが楽しめる「UNCHARTED BOARD GAME」レビューを掲載
     さて,本作での目的は,敵を倒したり,財宝を手に入れたりすることで得られる「勝利点」を,ほかの誰よりも多く集めることにある。つまり,ほかのプレイヤーは基本的にライバルということだ。プレイ開始時に自分の使うキャラクターを選ぶのだが,それぞれライフの量が異なっており,またそれぞれが特殊能力を備えている。例えば主人公のネイトの場合,

    • ライフの最大値は10
    • ライフ6以下で追加アクション1回
    • ライフ4以下で攻撃力+2
    • 赤赤赤黄黄緑緑のカードが場に出ている場合,エネミーを倒すごとにカードを1枚ドロー

    といった具合だ。それぞれの意味については後述するが,ネイトの場合,標準以上のタフネスを持つだけでなく,ライフが減ってピンチになってからが本領発揮,というキャラ付けになっていることになる。いかにもハリウッド映画の主人公という感じで,原作ファンはニヤリとしてしまうポイントだろう。

    その他のキャラクターたち
    画像集#005のサムネイル/あのアンチャーテッドの冒険をボードゲームで再現。手に汗握るトレジャーハントが楽しめる「UNCHARTED BOARD GAME」レビューを掲載


    豊富なアクションを駆使して財宝を目指せ


     実際のプレイに移ろう。本作は,プレイヤーが順番に自分の手番を進めていくラウンド制のゲームだ。ラウンドの最初には使用済みのカードを回復させるリカバリーフェイズがあり,その次のアクションフェイズで1人ずつアクションをおこなう。全員ができることがなくなってパスするまで手番を続け,全員がパスしたら,最後に手番を終えた人が次のスタートプレイヤーとなる。
     
     原作において,数々の困難がネイトを待ち受けていたように,財宝の探索には常に困難がつきものだ。本作における冒険は,アドベンチャーカードを束ねたデッキ(山札)という形で表される。「アドベンチャーカード」には,冒険の中で出会うエネミーと財宝が書かれており,プレイ開始時にデッキから6枚がめくられ,ボード上のアドベンチャーカードエリアに配置される。

    配置されたアドベンチャーカード。ここに示された財宝を獲得したり,エネミーを倒すことによって勝利点が得られる
    画像集#006のサムネイル/あのアンチャーテッドの冒険をボードゲームで再現。手に汗握るトレジャーハントが楽しめる「UNCHARTED BOARD GAME」レビューを掲載

     これらの困難に対し,プレイヤー達は手札から「アクションカード」を出すことで立ち向かう。アクションカードには「ベーシックアクションカード」「ノーマルアクションカード」「ハードアクションカード」の3種類があり,まずゲームの開始前に4枚のベーシックアクションカードがプレイヤーの元に配られる。
     ベーシックアクションは,誰もが行える基本的な行動を示すもので,《45ディフェンダー》《走る》《探索》《ジップワイヤー》の4種類がある。この4枚は,最初から自分のプレイエリアに配置した状態からスタートするので,プレイヤーは自分の手番のときすぐに使用することが可能だ。

    画像集#007のサムネイル/あのアンチャーテッドの冒険をボードゲームで再現。手に汗握るトレジャーハントが楽しめる「UNCHARTED BOARD GAME」レビューを掲載
    ベーシックアクションカードは4種類。《45ディフェンダー》《走る》《探索》《ジップワイヤー》
    画像集#008のサムネイル/あのアンチャーテッドの冒険をボードゲームで再現。手に汗握るトレジャーハントが楽しめる「UNCHARTED BOARD GAME」レビューを掲載
    ボードの右側にアクションデッキ,ハードアクションデッキ,アドベンチャーデッキが並び,中央に現在のアドベンチャーカードが並ぶ

     残るノーマルアクションとハードアクションカードには,ベーシックアクションよりも大きな効果を持つ行動が書かれている。これらはプレイしたカードの効果や,エネミーを倒したときなどに手札に加えられる。ゲーム開始時に,それぞれがデッキとしてボード上に配置されており,各プレイヤーはノーマルアクションデッキから3枚のカードを引き,手札としたところでゲームはスタートだ。

     プレイヤーは自分の手番が回ってくると,以下の行動をとることができる。

    • プレイエリアのアクションカード1枚をレスト状態(横向き)にして,カードの効果を得る。
    • カードごとに決められたコスト(=捨て札)を支払い,アクションカードを手札からプレイエリアに出す。
    • 任意のカードを1枚捨て札にして,そのカードの色によって決められた特殊効果を得る。

     手札のカードは,まずプレイエリアに出さなければ使用できない。1回の手番では,2アクションまで可能なので,手札からまずプレイエリアに出し,それから使用することも可能だが,この場合はこれだけで自分の手番は終わってしまう。
     カードの効果には,エネミーを攻撃するものや財宝に探索マーカーを置くもの,デッキからアクションカードを補充したり,行えるアクションを増やしたりするものなどがある。これらを駆使して効率よく行動し,勝利点を稼いでいくのだ。

    画像集#011のサムネイル/あのアンチャーテッドの冒険をボードゲームで再現。手に汗握るトレジャーハントが楽しめる「UNCHARTED BOARD GAME」レビューを掲載
    3種類のアクションカードは,いずれも赤(武器)/青(スキル)/黄(イベント)/緑(アイテム)の4色に分けられてる。同じ色のカードは3枚までしかプレイエリアに置くことができない
    画像集#009のサムネイル/あのアンチャーテッドの冒険をボードゲームで再現。手に汗握るトレジャーハントが楽しめる「UNCHARTED BOARD GAME」レビューを掲載
    プレイエリアに出ているカードを使うと,カードはスタンド(縦向き)からレスト(横向き)状態になる。レスト状態のカードはラウンド開始時のリカバリーフェイズで回復する
    画像集#010のサムネイル/あのアンチャーテッドの冒険をボードゲームで再現。手に汗握るトレジャーハントが楽しめる「UNCHARTED BOARD GAME」レビューを掲載
    手札からカードを捨てると,カードの色ごとの特殊効果を得られる。緑のカードなら追加の2アクションが得られ,青なら2点のライフ回復。黄なら財宝に探索マーカーを1つ置く。赤ならばエネミー攻撃時に攻撃力+1といった具合だ
    画像集#012のサムネイル/あのアンチャーテッドの冒険をボードゲームで再現。手に汗握るトレジャーハントが楽しめる「UNCHARTED BOARD GAME」レビューを掲載
    財宝カードに一定数の探索マーカーが置かれると,その財宝を獲得したことになり勝利点が得られる。ただし複数のプレイヤーが探索マーカーを置いた場合でも,獲得できるのは一番多く探索マーカーを置いた人のみ。つまり協力するふりをしながらライバルを出し抜くことが求められる

     全員が手番を終えると,次はエネミー側の行動――ダメージフェイズとなる。アドベンチャーカードエリアにエネミーが残っている場合,その攻撃力分のダメージが,プレイヤー全員にばら撒かれる。ダメージフェイスが終わると,アドベンチャーカードエリアの欠けた枠に,新たなアドベンチャーカードが補充され,ラウンドは終了。これをボード上にある3つのデッキ――アクションデッキ/ハードアクションデッキ/アドベンチャーデッキのいずれかがなくなるまで繰り返すのが,本作のおおまかなゲームの流れだ。
     デッキが尽きると,その時点で得点計算に入り,勝利点を最も多く持っているプレイヤーの勝利。もしくは,ゲームの途中で一人だけが生き残った状態となれば,その生存者の勝利となる。

    画像集#013のサムネイル/あのアンチャーテッドの冒険をボードゲームで再現。手に汗握るトレジャーハントが楽しめる「UNCHARTED BOARD GAME」レビューを掲載
    冒険に危険はつきもの。敵(エネミー)を倒すのは手っ取り早い勝利点の獲得方法だが,戦闘ばかりに走るとどんどん強力な敵が登場するように!
    画像集#014のサムネイル/あのアンチャーテッドの冒険をボードゲームで再現。手に汗握るトレジャーハントが楽しめる「UNCHARTED BOARD GAME」レビューを掲載
    エネミーカードにもさまざまな特殊能力があるので,倒す順番はよく考える必要がある。またダメージフェイズ時に,スタンド状態のカードが残っていれば,これをレストにすることでダメージを軽減できる


    徐々にヒートアップしていく冒険


     以上のように,本作は敵を倒したり,財宝を獲得したりすることで得られる勝利点を,誰よりも多く集めるのが目的のゲームだが,ときにはライバルとなるプレイヤー同士で協力しなければならないこともある。強力な敵を一人で倒すことは困難だし,協力によって得られるメリットは決して少なくない。つまり,どこで裏切るかがキモのゲームといえる。例えばこんな感じに……

    ■とあるプレイ風景

    ネイト:
     俺のターン! 場に出してある《ジップワイヤー》の効果を使用。ライフ1点を支払って,カードを1枚引くぞ! 

    エレナ:
     《ジップワイヤー》じゃなくて,《走る》でもカードは引けるけど?

    ネイト:
     ほら,冒険だからさ!

    サリバン:
     いやいや,ライフを減らして早くキャラの特殊能力を使いたいだけだな。まあ,俺も同じ行動をするが。

    クロエ:
     もう,男って馬鹿ばっかり。

    ネイト:
     残り1アクションは,場に出ている《探索》カードを使って《銅の仮面》に探索マーカーを置く。マーカーを置いている限り,俺の攻撃力は+1になるんだ。

    画像集#015のサムネイル/あのアンチャーテッドの冒険をボードゲームで再現。手に汗握るトレジャーハントが楽しめる「UNCHARTED BOARD GAME」レビューを掲載
    《ジップワイヤー》を使うと1点のライフを支払ってカードを1枚引くか,財宝に探索トークンを1個置ける
    画像集#016のサムネイル/あのアンチャーテッドの冒険をボードゲームで再現。手に汗握るトレジャーハントが楽しめる「UNCHARTED BOARD GAME」レビューを掲載
    財宝カードは必要な探索マーカーが置かれた段階でなくなり,勝利点に変わる。だが,いくつかの財宝は場にある限り,マーカーを置いた冒険者に対して有利な効果を発揮する

    クロエ:
     ネイト,それはアタシが探索マーカーを置いて狙っていたお宝よ! 横取りしようっていうの?

    ネイト:
     いや,君が獲得したって俺は別にかまわないだが,こいつはそのまま場に置いておくのがいいと思うぜ?

    サリバン:
     攻撃力ボーナスがあるから,焦って獲得しないほうがいいのさ。ほら,早いのは嫌われるだろう?

    エレナ:
     男って最低!

     またプレイが進むにつれて,より冒険がヒートアップしていく仕組みも面白い。アドベンチャーカードが「ベーシック」「ノーマル」「ハード」の3段階に分かれていて,場にはベーシックから順に出していくことになっているので,終盤になると強力なエネミーが次々と現れる。さらにデッキに1枚だけ加えることになっている「ボス」――戦車やヘリのカードは,攻撃してみないとヒットポイントが分からないなど,一筋縄では倒せない。一気に全滅の緊張感が高まり,プレイヤー同士,嫌でも協力せざる得なくなる。

     ただプレイヤー側も徐々に強いアクションカードを引けるようになり,ネイトのようにライフが少ない状態で真価を発揮する特殊能力もある。後半になれば,行動に必要なアクションを簡単に増やせるので,次々とカードをドローしては使い,最大12枚のカードをずらりと並べてコンボをつなげていく様は,トレーディングカードゲームや,「ドミニオン」などのデッキ構築型カードゲームと近い趣だろう。

     序盤は走ったり跳ねたりしかできないが,やがて相手を誘惑して出し抜き,切羽詰まったところで《フランシス・ドレイクの日記》に命を救われる。武器も最初はピストルしかないが,後半ではスナイパーライフルや対戦車ミサイルが飛び交い,痛快なダメージを叩き出す。 このように,ゲームが進むにつれどんどん展開が派手になっていく仕組みは,クリフハンガーな状況が連続する原作のテイストを,実にうまく再現している。

    初回プレイ時は,財宝を取っていくペースが少し分かりにくいかもしれない。カードを十分に揃えないまま先に進むと,エネミーが増えて大変なことになるので,序盤はスローペースでいくのがオススメだ。ただし終盤での大逆転は難しいので,点差はあまり開かないようにしたい
    画像集#018のサムネイル/あのアンチャーテッドの冒険をボードゲームで再現。手に汗握るトレジャーハントが楽しめる「UNCHARTED BOARD GAME」レビューを掲載


    原作をボードゲームでしっかり再現。一粒で何度もおいしい秀逸なタイトル


    画像集#017のサムネイル/あのアンチャーテッドの冒険をボードゲームで再現。手に汗握るトレジャーハントが楽しめる「UNCHARTED BOARD GAME」レビューを掲載
     「UNCHARTED BOARD GAME」は,アクションアドベンチャーである原作を,うまくボードゲームに落とし込んだ,非常にオススメできるタイトルといえる。原作の雰囲気やキャラクターの個性をきっちり残しつつも,遊びやすいカードドリブン型のボードゲームに仕上がっていて,プレイ時間も30分から1時間と,決して長くはない。ほかのプレイヤーの手番を待つダウンタイムが短いのも,遊びやすさを高めている。

     また遊び方を変えることで,ゲームの雰囲気ががらっと変わるのも本作の長所といえる。キャラクターが強い個性を持っているので,例えばネイトだったら「ダメージをどんどんくらいながら敵に突っ込み続ける」というプレイスタイルになるし,エレナなら「じっくりと手札を充実させて最後に一気に仕掛ける」という戦術が似合う。ゲームの概要がつかめたら,登場するキャラクターを変えてプレイしてみるとかなり新鮮な気持ちで遊べるはずだ。

     さらにゲームモードも,今回紹介した基本モードのほかに,プレイヤー同士の攻撃が可能になり,財宝を直接奪い合う「デスマッチ」モードと,エネミーが次々と登場するなか,タイムリミットまで生き延びる「サバイバル」モードが用意されている。
     前者は得点の高いプレイヤーの足を引っ張り合うパーティーゲームっぽさが強くなり,後者は高難度のエネミーを相手に,プレイヤー達が協力して頭をひねるパズルゲームに近い遊び方になる。これ1本で何度も繰り返し遊べるという意味では,コストパフォーマンスはかなり高い。
     本作における一番のネックは,現時点では日本で発売されていないことだが……これは海外から直輸入するか,もしくはバネストのような輸入ゲーム店で探してもらうしかない。ハードルは高いが,ボードゲームファンには機会があればぜひプレイしてもらいたいタイトルだ。

    「UNCHARTED BOARD GAME」公式サイト(英語)

    ゲームストア・バネスト「UNCHARTED BOARD GAME」

    • 関連タイトル:

      UNCHARTED BOARD GAME

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