頭を使うな，考えたら負け。スマートフォン向けアクションゲーム「グルコサミン」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第244回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。　そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　スマートフォン用ゲームは，気軽かつ簡単に，短時間で楽しめるのが受けて人気となった。最近は奥が深くて長時間ハマれるものも増えてきたが，何回かプレイして「あー面白かった！」で終わるゲームこそが本流と言っていいかもしれない。
　本日の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」で紹介する「グルコサミン」（iOS / Android）は，そんなお手軽ゲーム中から，筆者が「何も考えず楽しめる」と思って選んだタイトルだ。まずは何も考えず，ツッコミもがまんして以下の解説を読んでみてほしい。

iOS版，Android版ともに無料でダウンロードできる。「グルコサミン」というタイトル名と力士という組み合わせに思い当たるところがあっても，ツッコミは禁止だ

「グルコサミン」ダウンロードページ（App Store）

「グルコサミン」ダウンロードページ（Google Play）

　本作の概要を簡単に説明すると，力士のヒザをぐるぐる回して神秘のパワー「グルコサミン」を溜め，その力で力士を空へ飛ばし，着地までの飛距離を競うというものだ。

　……この時点で何か言いたくなるのは分かるが，ちょっと待ってほしい。ここで「その設定はおかしい」「リアリティがない」と言うのは野暮の極みではないだろうか。小さな事に時間を使ってしまっては，手軽さも何もあったものではないので，ここは寛大な気持ちで世界観を受け入れよう。

　画面下のゲージをこすり，グルコサミンが溜まると，いかにも押しちゃいけなさそうなボタンが表示される。これをタッチして押すと，溜まりに溜まったグルコサミンの力で，力士が画面奥へとすごい勢いで飛んでいく。

画面下のゲージ部分を左右にこすると，力士がすごい勢いでグルコサミンを溜める。溜めるうちに風が巻き起こり，さらに溜めると力士が分身。すごいぞグルコサミン

道路にたたきつけられて転がった力士の手足が大変なことになっていることもあるが，鍛えているので多分大丈夫

　力士を飛ばしたスコアに応じてもらえる通貨「G」（グールド）を使ってガチャを回すと，景品として力士の「ふんどし」がもらえる。このふんどしは12種類しかないので，すぐ揃いそうに見えるが，実際に回してみると，これでもかとダブりが出るので，コンプリートにはかなりのプレイ時間が必要になりそうだ。

スコアは飛距離のみで決まるというシンプルさ。歩道をとぼとぼと歩いて戻ってくる力士の姿がどことなく寂しげだ

獲得したふんどしは，力士に着せ替えられる。レアなふんどしを着けていると，飛距離も多少伸びるような気がしないでもない

　以上のように，本当に簡単な内容なので，ぜひ「何も悩まず考えず」遊んでみてほしい。回して，飛ばして，稼いでガチャして……と，ひたすら指先を動かし，飛んでいく力士を眺める時間は，あなたの脳に休息と癒しをもたらしてくれるだろう。さすがグルコサミン，すごいぞグルコサミン。

ふんどしによっては飛んでいるときに特殊なエフェクトが出るなど，妙なところで芸が細かいのも本作の魅力かも

著者紹介：カイゼルちくわ
　ゲーム攻略記事を中心に活動するフリーライター。ゲーセンに寝泊まりしたいくらいのシューティング＆ガンシューティング好きだが，家に帰ればPCのFPSも遊びたがる。アクションゲームとかわいいキャラにも目がない。

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