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[TGS 2013]フォトセッションモードの実機プレイも披露された「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。ハッピーエンド」ステージレポート
TGS 2013の最終日(2013年9月22日),バンダイナムコゲームスブースのサブステージ“プロデューサーさん いらっしゃい!”において,同社が9月26日に発売を予定しているPlayStation 3用新作ソフト「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 ハッピーエンド」のステージが実施された。
ステージには,ゲーム版「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」シリーズのプロデューサーである二見鷹介氏が登壇。1時間にわたって,ゲームの最新情報やシリーズ開発時の“思い出”を語った,ステージの様子をレポートしていく。
「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 ハッピーエンド」公式サイト
ゲーム版「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」シリーズのプロデューサー,二見鷹介氏 |
広報活動でお馴染みの桐乃?さんも登場 |
プロデューサー・二見鷹介氏がステージ上でカメラマンに変貌
イベントの開始とともに,本作のプロデューサーである二見氏と,サポート役のマスコット「桐乃?さん」(“さん”まで含めて正式名称)がステージに登壇。まずは,先日公式サイトで公開された最新プロモーション映像(関連記事)を上映したあと,二見氏によるトークステージが実施された。
トークテーマとして最初に挙げられたのは,これまでのシリーズについての振り返りだ。まずは,第1作「俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブル」や,その続編である「俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブルが続くわけがない」についての制作秘話が語られることに。
作品に登場する各キャラクターと付き合うまでの過程が描かれた第1作では,登場人物の一人「沙織・バジーナ」についての裏話が語られた。ゲーム中に,いわゆるグルグル瓶底メガネで目が隠れていた彼女の素顔が現れるシーンがあるのだが,実は当時は沙織の目の色が決まっていなかったらしい。そのため,ゲーム内で描くことになった際,アニメのアフレコ現場に直行し,その場で原作者を含む関係者との会議を行って決定したそうだ。
また,UMD2枚組となった第2作については「もともとは,前作の後日談を描くファンディスク程度のものを想定していたのですが,あれこれ作っていたら容量が足りなくなってしまいまして……」と,なんとも嬉しそうにその経緯を語ってくれた。
すでに原作とアニメが完結しており,ゲームの過去シリーズでは本来作品に描かれていない「未来」の時間軸までやり尽くしたため,二見氏いわく「ぶっちゃけネタ切れ」だったらしく,本作では「妹をアイドルに育て上げる」という一風変わったコンセプトを掲げている。
だが,本作のジャンルは“アイドル育成シミュレーション”ではなく“思い出作り奮闘Liveシミュレーション”と銘打たれている。二見氏は「妹をアイドルとして成長させるよりも,思い出を作ることが重要なのです」と熱く語っており,そこは絶対に譲れないポイントらしい。
ゲームの基本情報の紹介に続いて,ステージ上での実機プレイが行われた。今回披露されたのは,二見氏自身もお気に入りの,自由に場面を設定してヒロイン達を撮影できる「フリーフォトセッションモード」だ。
アイドルカメラマンと化した二見氏。撮影が終わったあとには「撮影した写真はPS3のハードディスクに保存されるので,PS3のスライドショー機能で観覧するのがオススメです」とも話していた |
DLC第1弾は「Yシャツ」推しの二見氏と,「スク水」推しのスタッフによる白熱の議論の末,二見氏が勝利を収めたことで配信が決定されたらしい |
ステージ上で完全にアイドルカメラマンと化していた二見氏が現実に帰ってきたところで,今回のトークステージは終了となった。二見氏によると本作は「僕が作る,ゲームの『俺妹。』はこれでラスト」になるとのことだが,発売後にはDLC第1弾「俺の妹たちがYシャツ姿なわけがないパック」の配信も予定されており,まだまだ本作の情報からは目が離せない。
「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 ハッピーエンド」公式サイト
- 関連タイトル:
俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 ハッピーエンド
- 関連タイトル:
俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブル
- 関連タイトル:
俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブルが続くわけがない
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