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[TGS 2013]トレジャーが開発を手がけた,カプコンの新作アクションゲーム「ガイストクラッシャー」をプレイ。その侮れない完成度に要注目!
タイトルにもなっているガイストクラッシャーとは,金属生命体「ガイスト」と戦う武装戦士のことで,「ガイストギア」なる武装をまとった少年達が,2つのフォームを切り替えて戦いへと挑んでいく。
出展されていたソロプレイの試遊バージョンは,チュートリアルとなる「あそびかた」,3つのミッションを選んでプレイする「シングルプレイ」,そして玩具などと連動する「サーチモード」の,3つのモードが用意されていた。
ゲームは三人称視点の3Dアクションで,チュートリアルでは東京の街中をイメージしたようなステージでの戦いが展開していた。プレイヤーは主人公を操作して,Y・X・Aの各ボタンで格闘アクションを繰り出し,ステージ上に現れるさまざまなガイスト達を倒しながら進んでいくことになる。
ブースに飾られたエクストリームフォームの「フレイム・フェンリル」がかっこいい。ゲームをプレイすると,コンパニオンさんの持っているポーチがプレゼントされる |
バトルロイヤルルールで行われる4人対戦モードの試遊台も用意されていた |
ゲーム中にRボタンを押すと主人公がフォームチェンジし,攻守のバランス重視の「メイルフォーム」から,攻撃重視の「ウェポンフォーム」へと変形できる。パンチなどの格闘攻撃主体だったメイルフォームとは一転,巨大な剣での戦いを得意とするウェポンフォームは,破壊力や爽快感はバツグンだが,鎧を脱いでしまうため防御面では圧倒的に不利になってしまう。状況によってこれらを切り替えて進んでいくのが,このゲームの基本だ。
なお,ウェポンフォーム時の武器には,装備するガイストギアによって,弓などの種類も存在していた。
フォームチェンジにはもう一つある。下画面のゲージがいっぱいになったときにそのゲージにタッチすると,主人公が巨大な動物のような姿の「エクストリームフォーム」へと変形するのだ。上述した2つのフォームの戦闘力を大幅に凌駕し,ボスなどとも対等に勝負ができる強力なフォームだが,当然ながら変形していられる時間には制限があり,完全無敵というわけではないので,ここぞというときに使うことになるのだろう。
こちらは,バンダイから発売される,ニンテンドー3DSに接続するアタッチメント「ガイフォンカバー」に,変形玩具「ガイメタル」を装着したところ。これらがゲームとセットになった同梱版も発売される |
ガイメタルにはバーコードが印刷されていて,「サーチモード」から3DSのカメラで読み取ることで,ゲーム中でガイメタルが手に入る。ガイメタルはガイストギアとして装備できるのだ |
各フォーム時のアクションは,3つのボタンでそれぞれ違った攻撃方法が用意され,さらにガイストギアと敵ガイストには「自然属性」と「武器属性」による相性が存在するなど,システム面も凝った作りだ。敵に攻撃がガツガツとヒットする手応えが感じられるプレイフィールは,いかにもトレジャー開発らしいアクションと言えるのではないだろうか。
主人公を始めとするガイストクラッシャー達は,我々大人世代から見ると「聖闘士星矢」や「鎧伝サムライトルーパー」を思い出させるようなイメージ。彼らが身につけるガイストギアにもさまざまな種類が用意されているようで,収集やコーディネートも楽しくなりそうだ。
見た目は子供向けのゲームだが,アクションゲームとしての手応えは確かで,大人でも十分に遊べそうな印象を受けた本作。まずは1本の完全新規のアクションゲームとして,手に取ってみてはいかがだろうか。発売日は12月5日で,近日中に体験版も配信される予定だ。
試遊バージョンのインストラクション。決して複雑ではないが,さまざまなアクションが用意されていることが分かる |
「自然属性」と「武器属性」はそれぞれ5種類ずつあり,ミッションや対戦相手によってガイストギアを選ぶといった戦略も必要となるかもしれない |
「ガイストクラッシャー」公式サイト
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