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[JAEPO2013]ダンスあり,コラボあり,ファンサービスあり。冬の寒さを吹き飛ばす「ZUNTATA」ミニライブ。AC版「グルーヴコースター」のロケテ情報も明らかに
「ZUNTATA」公式サイト
そのZUNTATAのミニライブが,「ジャパンアミューズメントエキスポ2013」(以下,JAEPO2013)の最終日の2103年2月16日,タイトーブースの特設ステージにて開催された。
閉会まで残すところ1時間あまりの16:00前からスタートしたミニライブでは,まずZUNTATAの顔役である小塩広和氏が登場。発表されたばかりの,同社の新作リズムゲーム「グルーヴコースター(アーケード版)」(関連記事)の映像をバックにしたDJプレイを披露していった。
グルーヴコースターシリーズは,これまでiOS用アプリとして発表されていたタイトルで,リズムに合わせて画面をタップするシンプルな操作と,映像への没入感が特徴だ。小塩氏に続いてステージに登場した,本作の生みの親であり,アーケード版でもディレクターを務める石田礼輔氏が,オールドファンにはお馴染みの「Invader Disco」,そしてアーケード版用の新曲「OVER THE NIGHT / REDALiCE feat. Ayumi Nomiya」などの曲を踊りに踊りまくり,場を暖めていく。石田氏はこれまでのステージイベントでもノリノリで踊る様子を見せていたが,ミニライブでは,これまで以上に踊りまくっていたのが印象的だった。
そんな中,「Quartet Theme [Reborn]」なるタイトルの,聞き覚えがある曲が流れはじめた。まるでセガの懐かしの名作「カルテット」の曲のようだが,はて,これはタイトーのZUNTATAによるミニライブのはず。
この謎は石田氏と入れ替わりに登場した石川勝久氏と土屋昇平氏によって明かされた。「Quartet Theme [Reborn]」とは,カルテットの楽曲をタイトーの小塩氏がアレンジしたメーカー間コラボの産物だったのだ。
そしてコラボはアレンジに留まらない。この曲はタイトーのiOS版「GROOVE COASTER ZERO」と,セガがアーケードで展開するリズムゲーム「maimai」の双方で,2013年2月20日より同時配信されるという。
今時メーカーの枠を越えたコラボは珍しくないといえど,懐かしの名曲が現代に蘇るばかりか,二つのリズムゲームで同時に配信されるというのは,なかなか粋な試みと言えるのではないだろうか。
ライブは石川氏と小塩氏がそれぞれキーボードを,土屋氏がベースを担当して次なる展開へ。「サイキックフォース」からバーンのテーマ曲「Burning Storm」,「サイキックフォース2012」のマイトのテーマ曲「Tears&flow」がそれぞれ演奏された。
サイキックフォースシリーズと言えば,NESiCAxLive版「サイキックフォース 2012」が。昨年12月から稼働している(関連記事)。つまり14年ぶりの復活をタイトルというわけなのだが,これを記念したキャラクターBGMの人気投票が,同社のFacebookページにて行われていたのだ。そこで1位を獲得したのが,「Burning Storm」と「Tears&flow」というわけで,つまりこの選曲は,ZUNTATAのファンサービスでもあったのだ。
そして最後を締めくくる楽曲は「電車で電車でGO!GO!GO!2013」。体感ゲーム「電車でGO!」のプレイステーション版CMソングをベースに,電車に乗るサラリーマンの悲哀を描いたこの曲は,ZUNTATAライブではもはや定番のチョイスといって良い。
奇しくも2月16日は,強風により会場へのアクセスに使われる京葉線に大幅な遅れがでるなど,電車絡みで苦労したお客さんが多かったものの,石川氏の歌声は,そんなトラブルも吹き飛ばしてしまうかのようなパワフルさ。満場の観客も大喜びで,石川氏と一緒になって「GO!GO!GO!GO!」とコールしていた。
さて注目のアーケード版グルーヴコースターだが,ミニライブの会場で明らかになった新情報が一つ。待望のロケテストが,2月23日と24日の2日間,「タイトーステーション 横浜西口五番街店」にて開催されるとのこと。残念ながらJAEPO2013に参加できなかった都内近郊のリズムゲームファンは,ぜひロケテストに参加して,本作を体験してみるといいだろう。
「グルーヴコースター」公式サイト
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- 関連タイトル:
グルーヴコースター
- 関連タイトル:
maimai GreeN
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