連載
魔物たちを退けながら進む謎の馬車。iOS向けアクション「Spooky Hoofs」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第162回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」は,ダークゴシックな世界観が筆者のハートに刺さったiOS向けアクション「Spooky Hoofs」を紹介しよう。本作は婦人を乗せた馬車を操り,ひたすらに走り続けていくゲーム。雰囲気は本連載第107回の「Grimm」,ゲーム性は第85回の「Alice Running In Wonderland」に似ているといえば,イメージをつかみやすいだろうか。
「Spooky Hoofs」ダウンロードページ(App Store)
プレイヤーは,身分が高そうな婦人を乗せた馬車を操る御者となってステージを進む。画面左下のボタンを押すと鞭を振るって加速,画面右下のボタンを押すとジャンプするので,道に空いている穴や道中に出現する魔物をうまく回避しよう。
また,加速時に振るう鞭は武器にもなる。振るった鞭をうまく当てれば魔物を倒すことができるのだが,狙いにいくとダメージを受ける危険性も高まるので,闇雲に倒そうとするのは考えものだ。
画面右上に並んだ赤いランプが,馬車の体力とも言うべき「エネルギー」を表しており,道中に現れる赤色のボールを取ることで回復できる。
画面左上に表示されている3つのゲージは,それぞれオレンジ,紫,水色のボールを取ることで溜められ,同じ色のボールを3個取るとゲージがいっぱいになって,特殊効果が発動。オレンジならば鞭を振るったときに前方へ炎を発射,紫はジャンプ中に再度ジャンプが可能になり,水色は3回まで魔物に接触してもエネルギーが減らなくなる,といった具合だ。
道中には巨大なボスも登場し,馬車の行く手を遮る。基本的には,ボスの攻撃を一定時間避けきればクリアできるようになっているので,落ち着いて回避に集中しよう。
ボスの攻撃は鞭で消すことが可能で,炎の鞭が使えれば攻撃への対処かなり楽になる。ぜひともボス戦前までにはパワーアップさせておきたいところだ
ちなみに,直接ボスを攻撃すればスコアを稼げるが,前述したように一定時間経てばボスは消えるので,無理をする必要なない。
オカルティックな世界観はもちろんのこと,BGMやタップ時の軽快な挙動など,隅々までしっかり作られている印象を受けた。果たしてこの旅の終わりに何が待っているのか,気になる方はぜひトライしてみては。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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