「バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション」先行体験会でのプレイレポートを掲載。Wii U版はWii U GamePad対応でひと味違う仕上がりに。ゲーム内で使用できる武器が入手できるプレゼントコードも公開

　本日（2013年5月23日），カプコンから「バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション」（Wii U / PS3 / Xbox 360 / PC）が発売された。
　先日お伝えしたように，5月21日にカプコン東京支店で開催された完成披露会＆先行体験会では，発売に先駆けて本作をプレイできた。
　今回の体験会では，PS3版/Xbox 360版/Wii U版の試遊台が用意されていたが，本稿ではWii U版のプレイフィールを中心に紹介していこう。

「バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション」公式サイト

　あらためて紹介すると，本作は2012年1月に発売されたニンテンドー3DS用ソフト「バイオハザード リベレーションズ」をHD化し，据え置き機向けにリメイクしたタイトルだ。もちろん，新難易度「インファーナル」や新プレイアブルキャラクターの追加，レイドモードのリファイン，そして無料Webサービス「RESIDENT EVIL.NET」との連動など，数々の新要素が追加されている。


　本作はPS3/Xbox 360/Wii U/PCという4つのプラットフォームで同時発売されるが，基本的なゲーム内容は同じ。
　PC版は，ディスプレイ解像度とPCスペックを満たしていれば，フルHD以上の高解像度でプレイできるのがポイント。Wii U版は，Wii U GamePadに対応しており，3DS版と同様に2画面を活用してプレイしたり，Wii U GamePadだけでプレイしたりできるのが特徴だ。


　Wii U版では操作方法が3パターンあるので，まずこれらを説明しておこう。
　Wii U GamePadでプレイする場合，メイン画面をディスプレイに，サブ画面をWii U GamePadに映すという，3DS版に近い画面レイアウトが基本となる。マップやアイテム欄などの情報は，すべてWii U GamePadの画面に表示されるので，ゲーム画面はかなりスッキリした印象になる。
　また，回復アイテムやサブウェポンをWii U GamePadの画面をタッチするだけで使えるというのは，他機種版にはない特徴だ。もちろん，これらのアクションはボタン操作にも対応しているので，好みで使い分けるといいだろう。

　Wii U GamePad単体でプレイする際は，UIなどがゲーム画面内に組み込まれ，ディスプレイにもWii U GamePadと同じ画面が表示されることになる。ちなみに，PS3/Xbox 360版/PC版も，これと同じ画面構成だ。

　そのほか，体験会では試遊台が用意されていなかったため，プレイはできなかったのだが，本作はWii U PROコントローラーにも対応している。
　Wii U PROコントローラーでプレイする場合，Wii U GamePad単体でのプレイ時同様，UI込みの画面がディスプレイに表示される。なお，Wii U GamePadの画面には何も表示されないので，ゲーム開始後は，Wii U GamePadを充電台に置いたままプレイできるわけだ。


　Wii U GamePadでのプレイでは，先に書いたように，使用武器や所持アイテムはWii U GamePadに表示されるため，確認するときは，ゲーム画面から視線を外すことになりがちだ。筆者の場合，マップを見ている間にクリーチャーが近寄ってきて，ゲーム画面を見たら襲われる直前だった，という状況になったときは，かなり焦ってしまった。
　いわば，ユービーアイソフトの「Zombi U」に近いWii U GamePadの使い方で，“不自由が生み出す恐怖”と言えばいいのだろうか。今までの「バイオハザード」シリーズにはない“怖さ”を体験できて想像以上に面白い。
　Wii U GamePad単体でプレイする場合も好感触だ。当然，ディスプレイより画面は小さくなるが，目と画面の距離が近いので，迫力が失われるようなことはない。

　新難易度「インファーナル」でもプレイしたが，発表会でプロデューサーの竹中 司氏が「開発者からの挑戦状」と言っていたとおり，その難しさは凶悪だ。
　武器類，スキルなどキャラクターを未強化の状態でプレイしてみたのだが，最初のステージでクリーチャーを数体倒したあたりで弾切れになるなど，かなり苦戦させられた。よほど腕に自信がない限り，本編クリア後，武器やスキルを強化した状態でチャレンジしたほうが良さそうな印象だ。
　また，クリーチャーの数や配置が低難度のときとは明らかに違っていたので，2周め以降にプレイする際も，新鮮な感覚でプレイできるだろう。

　また会場では，以前「こちら」のニュースで紹介した，レイドモード用の追加キャラクターのうち，「感染レイチェル」を使ってプレイすることができた。
　感染レイチェルの姿は人型クリーチャーで，銃を手に取り戦うというのはほかのキャラクターと同じだが，体術は独特のアクションになっている。クリーチャー同士が戦うのはなかなかシュールな絵面なので，レイチェル好きな人はDLCの購入を検討してみてほしい。感染レイチェルは，6月11日に配信が開始される予定だ。

ウィンダム“ショートレンジ”

　最後に，本体験会に参加したメディア限定で公開された，「バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション」のプレゼントコードを掲載しておく。このコードを「RESIDENT EVIL.NET」内で登録し，ゲームとの紐付けを行うと，ゲーム内で「ウィンダム“ショートレンジ”」を使用できるようになる。6月16日23：59までの期間限定となっているので，ぜひ活用してほしい。


　なお，RESIDENT EVIL.NETは，CAPCOMアカウントまたはFacebook/Twitterアカウントを持っていれば無料で利用できる。
　プレゼントコードの入力は，以下の手順で行う。
　RESIDENT EVIL.NETにログイン後，左ペインの「タイトル選択」から「バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション」をクリックし，プレイする機種を選ぶ。
　遷移したページの左ペインメニューに「プレゼントコード入力」という項目があるので，そこでプレゼントコードを入力しよう。
　RESIDENT EVIL.NETとゲームを紐付け，ゲームを起動してプレイデータを同期したうえで，入手済みのアイテムをゲームに送信すれば，作業は完了だ。
　ちなみに，RESIDENT EVIL.NETでの登録作業は，ゲーム購入前でもPCのブラウザで行えるので，まだ購入していないという人は，登録を済ませておくといいだろう。

「バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション」公式サイト

RESIDENT EVIL.NET